中村圭志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
様々な宗教や信仰、思想を「図像」で串刺しにした本書。
「はじめに」にもあるように、モチーフごとの章立てになっているので、諸宗教を共通点から比較できる。フラットでクセがないから読みやすく、「図解 世界5大宗教全史」と一緒に手に取る機会が多い。
仏教図像やキリスト図像、シンボル辞典などの専門書は多数あるから、この書で気になった図像やシンボルがあれば、またそこを深めることはいくらでもできる。そこからさらに、成り立ちや宗教的意義を読み解くこともできる。
その前提として、手がかりとして、ガイドとして、本書を読んで、ここをもっと知りたい!を見つけることができる。 -
Posted by ブクログ
知っているようで実はよく知らない『宗教』の世界を信仰の面からでなく客観的な学問の立場から解説している本。
だから教養としての知識を蓄えるには良い本だと思う。
大学のカリキュラムのようになっており、3週間で1冊を学ぶようなイメージ。
振り返りの課題もあるので、ある意味教科書っぽい。
主に扱うのはユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教だがそれ以外の地域ごとの宗教も扱っている。
人類の歴史やニュースや外国人の文化背景を理解したり、逆に外国人に日本人の宗教観を説明するときには大いに参考になると思うが、宗教の最たる目的である人生の幸福に資するわけではない。
つまり本当に宗教心を持っている人の心情や -
Posted by ブクログ
これまでシリーズとして読んできた、30の歴史シリーズの派生版といったところでしょうか。
歴史や世界遺産などを学ぶと、その背景にある思想、哲学、宗教というものが必ず影響していると感じているため、そして共用としてもこのようなことを知っておいて損はないと感じます。
この本は、宗教の元となったと考えられる各地域に残る神話に注目しており、これまでとは違ったテイストの歴史関連の書籍です。
幅広く地域や年代から、宗教につながる神話を紹介していますので、昔話を読んでいるような面白さがあると同時に、どの地域にも似たような神話があり、それが地域や年代を越えて影響を与えている様がよくわかります。今後、思想・哲学・宗