中村圭志のレビュー一覧

  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    一神教で一番大事なのは「神」で、多神教では「さとり」や「解脱」ということになるという説明。
    なるほど!ごちゃごちゃだった頭の中がすっと整理された。
    色んなものが共存しているのは日本だけではなく、インドや中国なども一緒で、多神教世界におおむね共通することなのだということが印象的だった。

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    2021年11月09日
  • 教養として学んでおきたいギリシャ神話

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    ギリシャ神話に登場した名称が、現代でどのように使われているのかを理解できたので、入門者にとっては非常に興味深く読めた。
    また、書物や絵画等からもギリシャ神話のエピソードが語られていたので、幅広い観点からギリシャ神話を読むこともできた。

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    2021年10月08日
  • 24の「神話」からよむ宗教

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    これまでシリーズとして読んできた、30の歴史シリーズの派生版といったところでしょうか。
    歴史や世界遺産などを学ぶと、その背景にある思想、哲学、宗教というものが必ず影響していると感じているため、そして共用としてもこのようなことを知っておいて損はないと感じます。
    この本は、宗教の元となったと考えられる各地域に残る神話に注目しており、これまでとは違ったテイストの歴史関連の書籍です。
    幅広く地域や年代から、宗教につながる神話を紹介していますので、昔話を読んでいるような面白さがあると同時に、どの地域にも似たような神話があり、それが地域や年代を越えて影響を与えている様がよくわかります。今後、思想・哲学・宗

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    2021年09月23日
  • 教養として学んでおきたいギリシャ神話

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    たくさんのギリシャ神話のうわずみのめちゃ有名なところだけを教えてくれる本。初心者だったので、入門編として読めてよかったです。

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    2021年09月14日
  • 24の「神話」からよむ宗教

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    宗教成立の歴史を横並びで時系列で俯瞰して説明していることが、おもしろい。。神話から宗教への変化、それが、東西ほぼ同じ時代に起こったことは、興味深い。自分自身の宗教感も少し変わった感じがする。

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    2021年06月13日
  • 知ったかぶりキリスト教入門 イエス・聖書・教会の基本の教養99

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    非常に軽いノリの文体なので、読みやすいです。
    キリスト教をよくわかっていない方は是非。
    深い話はありませんが、キリスト教の簡単な成立過程だったり、ひと言でキリスト教って言ってもいろいろあるんだよ、とか。
    キリスト教のぼんやりとしたイメージが、ある程度はっきりとしたものになるかもしれません。

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    2020年10月24日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    五大宗教の基礎知識を豊富な情報量で説明していて勉強になった。例え話が多くわかりやすく書かれている。
    宗教は文化やライフスタイルでもあり、日本も無宗教ではないという趣旨の説明が印象に残った。
    教養としてフラットに宗教を知っておきたい方におすすめだと思う。
    市販本の帯に「いかにしてイスラム国は生まれたか」とあるが、イスラム国には直接的には「おわりに」で軽く触れているだけだった。

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    2020年06月19日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    世界の大宗教の基本的なことがわかる本。各宗教の特徴について書いてあるが、入門編ということでどの宗教も触りの部分のみの説明になっている。また本の前半部分では信仰の度合いによって、

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    2020年01月12日
  • 信じない人のための〈宗教〉講義

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    キリスト教、イスラム教、仏教、などを概観する。他宗教に対する不寛容は近代になってから増幅されたのか。

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    2018年10月20日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    ネタバレ

    あくまでも有名な宗教の入門書。それぞれの違いや歴史などをサラッと書かれていた。深掘りしたいならもう少し違う本がいいかな?

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    2018年10月09日
  • 知ったかぶりキリスト教入門 イエス・聖書・教会の基本の教養99

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    中には「こんなに快刀乱麻を断つような解答でいいのかな。実際はもうちょっと複雑なもんなんじゃないかな」という回答もあるものの、僕みたいな知ったかぶりしたい人間にとっては色々とありがたい本。
    最後の、「日本人は教義のあいまいさのエキスパート」というのは、なるほどふむふむとニヤリ。

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    2018年09月21日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    ネタバレ

    <目次>
    序章   なぜ「神」と「仏」が区別されるのか
    第1章  薄い宗教① 世界の大伝統
    第2章  薄い宗教② 神の物語と悟りの物語
    第3章  濃い宗教① 信仰
    第4章  濃い宗教② 奇跡と呪術
    第5章  宗教の仕掛け① 戒律
    第6章  宗教の仕掛け② 儀礼
    第7章  宗教の多様性と現代社会
    資料編  世界の主な宗教 概説
     1  ユダヤ教 
     2  キリスト教 
     3  イスラム教
     4  仏教
     5  ヒンドゥー教
     6  儒教と道教
     7  神道と日本の民俗的世界
    おわりに

    <内容>
    本当にあっさりと説明している。資料編の仏教の所や儒教の所が役立ちそう。

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    2018年03月15日
  • 図解 世界5大宗教全史

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    著者は『教養としての宗教入門』の中村氏。要点を抽出し、図説を加えながら、さらにわかりやすくしたような本であった。

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    2017年03月20日
  • 教養としての仏教入門 身近な17キーワードから学ぶ

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    あまり信心のあつくない自分にも、語り口が優しく分かりやすい。
    南無妙法蓮華経と南無阿弥陀との違いも、分かった気がする。

    分かりやすくはあるが、特定の宗派に偏らないようにしているせいか、記載内容が単調でメリハリが薄く、記憶に残りにくい気がする。

    また、仏教とキリスト教、イスラム教との比較も、無理矢理な感じがして違和感があり、分かりにくかった。

    ただ、目次が詳しく、あとで読み返したいときに便利そう。

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    2016年10月30日
  • 信じない人のための〈宗教〉講義

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    ネタバレ

    神をコカコーラの缶に喩えると、父、子、聖霊は、それぞれ缶の上面、底面、ぐるっと回った側面の三つに相応する、即ち三位一体。
    この缶をテーブルの上に立てる、テーブルは人間世界、広い面上に救いを求める哀れな衆生がうごめいている、そこに神=コーラの缶が出現する、といったかたち。缶の底面と机との接触面がイエス・キリスト、この円い接触面は缶の底面-子なる神-として神に属するが、同時に机の面でもあるから、併せて人間界にも属し、キリストには神と人間の二重性があることに。

    このように人間の歴史的世界という苦界-机の面-と神なる救済の原理-コーラの缶-との境界面にあるキリストは、たんなるシンボルでも絵物語の登場

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    2015年12月16日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    宗教、と耳にすると、正直身構えてしまう自分がいて、その上、昨今のイスラム国大暴れ報道を見て、いよいよ宗教ってどうなのよ?と思ったりしたけれど、そんなときこそしっかり基礎を知ってみようと思い立ち、読んでみた。

    宗教って何だろう?と言う基本を具体的な宗教を例に取りながら、歴史的、地域的、文化的な観点からスッゴくわかりやすく説明した一冊。

    著者が最初に示しているとおり書き方が「中立的」なのでこの宗教最高!!とか偏りがなく成り立ちとか特徴とかを淡々と説明されていて、読んでいると素直に読めるのは良かった。ただ途中「おおおそんな事書いちゃって怒られないか?」とか心配になる表現もあった気がするけど。

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    2015年03月25日
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

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    高校教科書+αぐらいのレベルなので、「入門」というタイトル通りの新書。

    中公新書レーベルから出さなくてもよかったのでは?

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    2015年01月24日
  • 信じない人のための〈宗教〉講義

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    宗教に関してはまったくの門外漢、素養が無いという人のための
    恰好の入門書。ざっくりとはしているが、決してポイントは外さずに
    各宗教を紹介したあと、現代における宗教というものに対しての
    問題点やあり方を問う。人間や社会を考えるに当たっては、宗教や
    信仰というモノは決して外せない。その学習の端緒としては最適の
    本だと言えよう。

    宗教学を専攻し、日頃からよく宗教書を読む私のような「こちら側」
    の人間にとっては、一度「あちら側」に立ち返り、向こうからの
    視点で宗教を考え直す、解毒のような作用を持っている、そういう
    本だと思う。

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    2013年05月26日
  • 人はなぜ「神」を拝むのか?

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    ★★★☆☆3.5
    おもしろいよ〜
    ポップでサクサク読めるのに、広い見識と深い考察が感じられて納得できる。かつ、読者が自分で考える余地をかなり残してくれていて、考える為の幅広い情報をまとめて提示してくれている。好感のもてる本。【内容の感想】世俗的な現代人であるわたしも、カミガミを信仰する人と似た感じで日々を生きている、というところに同意だよ〜。歴史のなかで人がカミを作っていった過程は、人が言葉を作っていった過程になんだか似ていると思ったよ!

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    2012年01月04日
  • 信じない人のための〈宗教〉講義

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    レポート用に借りたけど、普通に読むにもよかった。読みやすいしわかりやすい。一部しか読んでないけど、「デジタルなアイデンティティー」の章がよかった。

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    2011年05月17日