【感想・ネタバレ】教養として知っておきたい宗教学のレビュー

あらすじ

日本ではこれまで、不祥事やテロなどのニュースを除いては、宗教は公共の話題になりにくかった。しかしながら、2021年の安倍元総理大臣銃撃事件をきっかけに、カルト的宗教の問題、宗教二世の困窮の問題、政教分離と信教の自由をめぐる問題などが広く認識されるようになった。人類文化の「原点」を占めている宗教を、個人の内心の問題としての「信仰」からいったん離れて、文化的・社会的・思想的な「知識」として理解する――。それを行なうのが本書のテーマ「宗教学」である。本書は、『面白くて眠れなくなる宗教学』を改題し、文庫化したものである。基本的な内容は親本に準拠しているものの、新宗教、カルト、無神論ないし宗教批判といった、ニーズが高いと思われるトピックに関しては、加筆したり新たな節を設けたりしている。また、巻末にある「読書案内」の中身も刷新している。世界観が広がり、社会を見る目を養える一冊。

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Posted by ブクログ

帯に引かれて衝動買いをした。
自己投資として本を読んでいるが、色んなことを知りたくてちょっとでも興味を持ったものには手を出してみることにしている。この本は典型的なその例。
感想としては難しい箇所もあったが、なかなか面白かった。なにが良かったって、オカルティックでなく、本当に客観的な分析をしているから無宗教で教養として知りたい身からしてみると手に取りやすい本だった。

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2025年02月22日

Posted by ブクログ

宗教について学びたかったが、宗教学(あくまで宗教の分類や比較)についての本だったので思っていたものと違った。そもそも宗教ってなに?みたいなことはわかった点は面白かった。

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2024年02月13日

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