【感想・ネタバレ】世界の深層をつかむ 宗教学のレビュー

あらすじ

《わかったつもりで終わらない 独学シリーズ》
単に「知っている」だけではなく、知識を自分ごと化し、
自分の考えを持つための学びを促す新シリーズ、創刊!

1日1テーマ、自分の考えを育て、アウトプットできるようになるワーク型の教養書。
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第1弾は【世界の深層をつかむ 宗教学】
宗教学は、世界じゅうのさまざまな宗教について、信仰の立場を離れて、客観的に研究する学問です。
単一の学問ではなく、人類学、社会学、心理学、歴史学、文献学、民俗学……等々、さまざまな学問的手法の総体です。

本書は、宗教学の世界に触れ、その考え方や基本的用語を知ると同時に、
世界のさまざまな宗教についての基礎知識を得るための独習型のワークブックとして企画されました。

毎回ちょっとした出題があります。それまでのページを振り返りながら、取り組んでみてください。
宗教の世界には単純な正解はあまりありません。
答えが合っているか間違っているかということにこだわらずに、
ご自身の思考の整理として利用してください。

本書をどのように使おうとご自由です。ひととおり眺めることで、宗教というものが、
世界の時事的な問題と、あるいは私たち自身の日常と、
深くかかわっていることがお分かりいただけるでしょう。

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学習のペースをつくることができます。

【目次】
第1週 宗教とは何か? よくある疑問から考える
第2週 世界をよみとく4つの宗教 歴史と教えの基礎を学ぶ
第3週 宗教とさまざまな分野とのかかわり 現代の社会課題へのヒント
今後の独学に役立つ本

《第2弾 人と社会の本質をつかむ 心理学 2021年11月に刊行予定! 》

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Posted by ブクログ

15日のワークブックとして設計されているが、著者のはじめににて「本書をどのように使おうとご自由です」と書いてあったので、重いテーマではあるがさらっと読んでみようという気分になり読み始めた。
宗教組織に対してマイナスイメージを持っていたが、救いの一つである人々のつながりのために存在していることを思うと必要ではあると思う。

生きている中で苦難があると、人生は試練や修行の場と捉える考え方に今まで賛同できなかった。
なぜ人は苦しみがあると、意味づけたくなるのか。
そしてその救いを宗教、神、スピリチュアルに、求めたくなるのか。

日本人の民俗的生活のページも興味深かった。
私たちは何のために、何を信じて、幼い頃からの習慣を当たり前のように取り入れているのか。


時間がある時にそれぞれの宗教の成り立ちも読んで、深く学習したいと思った。


本文より>
宗教は矛盾に満ちた古代からの文化です。
宗教を批判的に眺めることもまた大事です。

基本概念>
信者は救いを求めて宗教を実践している。

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2021年10月24日

Posted by ブクログ

知っているようで実はよく知らない『宗教』の世界を信仰の面からでなく客観的な学問の立場から解説している本。
だから教養としての知識を蓄えるには良い本だと思う。

大学のカリキュラムのようになっており、3週間で1冊を学ぶようなイメージ。
振り返りの課題もあるので、ある意味教科書っぽい。

主に扱うのはユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教だがそれ以外の地域ごとの宗教も扱っている。

人類の歴史やニュースや外国人の文化背景を理解したり、逆に外国人に日本人の宗教観を説明するときには大いに参考になると思うが、宗教の最たる目的である人生の幸福に資するわけではない。
つまり本当に宗教心を持っている人の心情やその意味を理解できるわけではないので、上っ面なわかったつもりになる恐れも含めて☆3つとした。
(もちろん客観的に見る立場を強調した本であることは理解しているが。。)

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2022年01月27日

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