中村圭志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
宗教についてビギナーでも読める広く易しい本が欲しくて、評価の高かった本書を購入。
なるほど、確かに読めないほど難解ではない。
一つ一つがプツプツと置かれている部分もあるが、キリスト教、イスラム教、仏教など、それぞれを対比させながらシステムの共通項や相違を述べてくれているのはありがたい。
「おわりに」で「宗教や伝統に対して、少し突き放したような視点で書かれた本書」とあって、突き放すどころか、アンチテーゼ(とまで言えるか分からないが、浮かんだので。)のようなコメントもあって、まさに教養として「宗教」とは、いや、人が形のない何かを信じ、祈り続けられることの根源を考えさせられる。
現代にあって尚、 -
Posted by ブクログ
「教養としての宗教」ガイドとして、「広く浅く」世界の宗教について解説。本書では、深い信仰を前提とする「濃い宗教」、文化や共通語彙としての「薄い宗教」という2つの宗教のレベルを提示し、それぞれについて、宗教全体を通ずる概論を行った上で、宗教の仕掛けとして「戒律」と「儀礼」について解説し、最後に、世界の主な宗教として、①ユダヤ教、②キリスト教、③イスラム教、④仏教、⑤ヒンドゥー教、⑥儒教と道教、⑦神道と日本の民族世界について概説している。
まさに「教養」として宗教を概観するのに適した一冊。日本は無宗教といわれるが、東アジア世界はそもそも宗教については「チャンポン型伝統」があり、日本もその延長線上に -
Posted by ブクログ
タイトルの通り教養として宗教とはなんだろうかと知ってみたくなったので読んだ。
今思うことは、人がより良く生きるための手段が宗教なのだと思う。
宗教によって、一神教、多神教だったり、また信仰、戒律、儀礼が異なっているが、目指すところは、信徒自身の心の安寧なのだと思う。ただし、何を心の安寧とするかは異なるが。
文化、宗教、法律、慣習、習慣、信条、哲学など、このあたりの言葉を区別して説明できるようになると、宗教とは何かを理解できるのだと思った。
宗教は、文化や法律と違って、民族や国を越えて広がっている。
また、宗教は、目的がある。と思う。
今は、そんな理解。 -
神話の入門書
日本、ギリシア、インド、中東、北欧の神話を網羅し、教養としての神話の魅力を伝える一冊です。
65の神話を厳選し、右ページにあらすじ、左ページに図表を配した構成は、複雑な物語を視覚的に理解しやすくしています。
英雄譚や死と再生のモチーフを軸に、神話の普遍性と文化的共通点を解説し、特に、アマテラスやペルセウスの物語を通じて、現代のアニメや政治にも通じる神話的思考の影響を示す点が秀逸です。やや専門的な用語が難解ですが、初心者にも親しみやすく、神話の入門書として、知的好奇心を刺激する力作だと思います。
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Posted by ブクログ
「宗教」と聞くと、物騒なニュースが思い出されることがあります。
正月、クリスマス、お葬式。
無宗教という方も多いですが、意外と宗教的なイベントは周りに溢れていて、日本はとても宗教的な国だなと感じます。
ただ、世界の宗教について学ぶ機会はそう多くありません。
日本はこれから世界に出てビジネスをしていく必要に迫られていますが、そんなとき、世界の国々の文化を支える宗教の知識は、学ぶべき項目の一つだと思います。
大人になった今、自分から興味のあることを学ぶようになって、宗教の奥深さや歴史に面白みを感じています。
これからも勉強を続け、日本や世界への理解を深めていきたいものです。