あらすじ
宗教を知らずして、世界の歴史と今はわからない。
宗教は現代のビジネスマンの必須科目だ。
仏教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教。
多くの信者を持ち、世界の文化、政治、経済に大きな影響を与えている5つの宗教の成り立ちから教え、相互の関係を歴史的にとらえ、豊富な図解でわかりやすく解説するのが本書である。
解説文と図解が見開きで1項目になっているので、どこからでも読める。
1~5章で重要な5大宗教について、6章はゾロアスター教、道教、神道、世界の新宗教ほかについて解説。7章では宗教学のエッセンスを解説し、読者に宗教を考える視点を提供している。
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Posted by ブクログ
仏教、ヒンドゥー教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の5大宗教について、その起源や現在までの歴史、主な経典や教義などが見開きのページに収まる形で解説されています。
文章と絵で丁寧に説明されており、内容そのものが複雑なので理解しにくい部分もありますが(簡潔にまとめるため、どうしても情報量は少なくなってしまいますし)、知識を整理したりそれぞれのテーマについて概観したりするときにはとても使いやすい本だと思います。
5大宗教以外にも「その他の宗教」としてゾロアスター教や道教など各種宗教についても触れられていますし、宗教学についての解説もあり、「宗教」というジャンルでわからないことがあったら、とりあえずこの本をみれば大まかな情報はつかむことができるかな、という印象でした。
読み物としても読みやすい部類に入ると思いますし、入門書として学生にも推薦できる本だと感じます。