荒川和久のレビュー一覧

  • 超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃

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    ソロ=結婚できない男女と言う定義はこれからの時代当てはまらない。なぜなら、結婚したとしても別れる事もあればこの高齢化社会、死に別れる事が当たり前になる。生涯未婚率は上昇しているが、昭和の皆婚率の高さはむしろ異常。江戸時代は7回以上離縁してはいけないと但し書きがあったほど。

    これは「未来の年表」にも書かれていたが、高齢女性の一人暮らしが爆発的に増える。高齢女性の収入は高齢男性より少ないので、経済的に逼迫してくる。2035年全人口の半分がソロ=一人暮らし世帯という社会は目の前。今までのマイノリティが逆転していく。

    今までの「家族4人」に合わせた商品展開ではなく、一人暮らしに照準を合わせた商品の

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    2019年01月13日
  • 超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃

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    ・大気や会社や家族といった中間的共同体の中で「固体」としてまとまっていたソリッド社会であったが現代は個人が流動的に「液体」のようにバラバラに動きまわるリキッド社会となった。
    ジグムント・バウマン(社会学者)
    ・結婚に対する意識では男も女も所詮「金」。
    ・女性の社会進出を促進するのは社会保障制度の維持のため労働人口の増加が不可欠だから。
    ・悪意のない善意の結婚強要こそがやっかい
    ・2035年には約40%が単身世帯
    ・経験価値マーケティング
    自分たちのライフスタイルに関連づけることができ、経験価値を提供してくれる製品やコミュニケーションこそ顧客に届く
    ・この世界の片隅にもクラウドファンディングで生

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    2018年12月09日
  • 超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃

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    政府の言う「女性活躍推進」が人口減少社会に向けての潜在労働力活用であるということ、キレイな言葉で「国のために働け」という政策であると。いかに自分が浅はかに表面的にしか受け止めていなかったか反省した。

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    2017年11月26日
  • 超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃

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    最後の章が特に興味深かった。
    夫に死別された高齢女性をベビーシッターとして働いてもらうアイデアはいいかもしれない!
    ソロと家族は対立しないと言う概念もよかった。

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    2017年10月21日
  • 結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル

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    なかなか興味深いデータ集でしたね!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    揃いも揃って「ソロ男」のインタビューを聞いていると、変人揃いという気がしますが…著者も「やっぱり、ソロ男は変わっている」みたいな記述をしていますからねぇ…。

    まあ、かくいう僕もソロ男なんですけれどもねぇ…ソロ男というか、単に独身の男なわけですが…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    後半の、どこかの部分に「ソロ男は少年のような心を引きずったまま大人になった男たちなのかもしれない…」みたいな感じで著者が本書を通して述懐している部分があり、そこに共感を覚える僕がいました!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    けれどもまぁ…ここに登場して

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    2017年08月18日
  • 結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル

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    ソロ男ってなんだろう?
    最近結婚しない人が増えていると言われているがその点に関してどのような特性でどのような人なのかマーケティングの面と交えて分析している。
    ソロ男の7つの質問があったのでやってみたらいいのか悪いのか全部当てはまった。
    自分そのものなので振り返るきっかけにはなった。
    これからの時代はますます生涯独身の人が増えてくると思う。
    このセグメントのためのサービスなどが増えてきてもいいのではないだろか。

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    2017年04月08日
  • 超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃

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    「実際に結婚したカップルの平均年齢差を見ると、約1.7歳だけ男が年上だ。」

    データが参考になる。

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    2017年02月26日
  • 結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル

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    結婚しない男たち。女性の本はよく見かけるけど、男のひとのは、あまり見掛けないな。

    結婚しない、ある程度の裕福さを持ち仕事をしているソロ男。未婚男性と言うと、非正規など年収が低くて結婚と無縁のひとというイメージがあるけどそればかりではないということ。
    ソロ男を5つのカテゴリーに分けて分析。こんなサービスがあれば利用するのにと言うマーケティング的な部分も強いです。

    潜在的な購買層では女性よりも強いとありますがニッチな市場かなと思う。少子化がなければ、こう言う発想も日の目を見なかっただろうな。

    ソロ男と非ソロ男の統計的な比較は面白かったです。

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    2015年12月19日
  • 結婚滅亡~「オワ婚時代」のしあわせのカタチ~

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    確かに皆婚時代の方がおかしいわけで、今の方があるべき姿だと思う。
    結婚しても最終的には1人になるかもだし、誰かとの繋がりは結婚してもしなくても持ってた方がいいなと思った。
    結婚を押し付ける「結婚教」の人々って考え方面白いなと思った。こういう考えの人も今後は減って行くのかなと思った

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    2025年09月16日
  • 結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル

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    本を読んだきっかけ
    YouTubeで作者の荒川和久さんの話が面白かった。そして職場の20代の、彼女いない&結婚しなそうな男子たちを見て、気持ちを知りないと思い、この本を手に取った。

    感想
    「ソロ男」。つまり、20-50代の経済的に自立した、一人暮らしの男性のことをいう。(彼女の有無は関係ない) 結婚できないというより、あえて結婚しないことを選択した人たちについてです。自分で稼いだお金は自分のために使いたい、こだわりがあって、それを追求したい、そんな人たちです。
    彼らは主婦のように、毎日のように買い物もするし、自分の趣味のためには、消費額を問わない。メリハリのある消費をすることがわかった。

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    2025年05月26日
  • 結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル

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    ちょっと世の中の見え方が変わった1冊。具体的に「何か」を思いついたワケではないけど、行動原理を覚えておけば、今後、何かのヒントになるかも…?

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    2025年05月15日
  • 「一人で生きる」が当たり前になる社会

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    前半は興味のある話とちょっと違ってた。
    「一人の人間の中の多様性」
    自分の中に自分というものがいっぱいあると考えられる人の方が豊か。
    この考え方は好き。
    その方が相手にも多角的な側面があることを知り、寛容になれそう。

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    2024年10月14日
  • 「居場所がない」人たち ~超ソロ社会における幸福のコミュニティ論~(小学館新書)

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    do どこで誰と何をするのか→be 良好な状態
    環境①時間②空間、③人間、を変える
    所属するコミュニティー(居場所):家
    接続するコミュニティー(出場所) :行動が必要になる
    1人で歩いているように見えて、1人ではない

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    2024年09月14日
  • 「居場所がない」人たち ~超ソロ社会における幸福のコミュニティ論~(小学館新書)

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    ここでいう「居場所」とは。所在ない、つまり身の置き所がないというニュアンスもあるが、具体的にいうと、自分を自分として認識してくれて、受け入れてくれる場所。買い物で人と会話して、一人暮らしの家に帰るだけの生活を、本書は一旦「居場所がない人」と括ったようだ。読み進める中で、そうした孤独が「居場所がない人」とはいえないと修正していくが、論点は分かりやすい。また、集団に所属しながら「心は孤独」という状態にも目を向ける。

    そして、事実としてこの孤独状態が日本では増えている。日本が世界一の超高齢国家であることは周知の事だが、2020年時点の「国勢調査」段階における65歳以上の高齢人口は約3600万人。し

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    2024年09月07日
  • 結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル

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    ★まとめ
    ⚫︎ソロ男は綺麗好きが多い
    ⚫︎ソロ男はなんとなくで買い物しない
    ⚫︎ソロ男は流行に流されたくない
    ⚫︎ソロ男は「ドケチな浪費家」である
    →掃除機ではダイソン派かルンバ派に分かれる
    ⚫︎「いいね!」の呪縛から逃れられない「リア充」
    →これは独身でも既婚者でも当てはまる


    ★感想と考察
    ・ダイソン?ルンバ?そんなんいらねぇよw雑巾で充分だわ
    掃除機さんのゴミを捨てている間に揉み出してかけるだけ。掃除機さんは置き場所もとるよね。
    ルンバさんのメンテしてる間にサッと屈んで一拭きできるけど?じゃ聞くけど、ルンバさんの上の埃ってどうするの?拭くよね?何で拭くの?ルンバさん本体の充電場所もスペ

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    2024年08月09日
  • 「居場所がない」人たち ~超ソロ社会における幸福のコミュニティ論~(小学館新書)

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    未婚のみならず死別離別した高齢者の増加により人口の半分が独身者である時代が到来した。個人主義化が進み、かつてのような所属コミュニティの崩壊も進んだ。社会構造だけではなく、各人の視点を多重化し視座を再配置して不可避なソロ社会に適応しよう。

    家族至上的な考え方をより柔軟に変えよう、独身は不幸じゃないし孤独は悪じゃない。それぞれがそう思ってたとしても、社会の雰囲気がまだあまり変わっていないのだろうか。

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    2024年01月02日
  • 「居場所がない」人たち ~超ソロ社会における幸福のコミュニティ論~(小学館新書)

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     仰っている主張は正しいかもしれないが、やや攻撃的過ぎるのでそちらが気になって本筋が頭に入って来ないことが多かった。今の少子化対策もただの子育て支援と言われているが、同じことを著者も述べている。婚姻数の減少による母親の減少と、高齢者の多死化により少子化が加速する。孤独=悪と決めつけず、孤立を防ぐため「居場所」ではなく「出場所」を作り出すべし。確かに出場所を複数持っている母と、出場所の少ない叔母とでは、母の方がいきいきしている。

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    2023年12月14日
  • 結婚滅亡~「オワ婚時代」のしあわせのカタチ~

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    読んで良かった視点
    ・「未婚化の原因は若者の価値観の変化などではありません。」
    ・本質的には環境の構造上の問題が大きい

    読んでイマイチだった章
    第4章
    「結婚コスパ悪い説」というのを著書『結婚しない男たち』で唱えたが、これが既婚者だけではなく未婚の女性からもすこぶる評判が悪いようです。 のくだり。

    悪評コメントの筆頭「結婚をコスパとかいう時点でクズ」に1票。 クズという攻撃的な表現を使わなくてよいが、コスパ(お金の損得)のまな板に載せた時点で
    見落としがあるんよ。

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    2023年11月19日
  • 知らないとヤバい ソロ社会マーケティングの本質

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    SNSで見たことある話題と一般論で構成されていて、私には刺さらなかった。
    この手の本を初めて読む人には合うと思う。

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    2023年07月31日
  • 「一人で生きる」が当たり前になる社会

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     生涯独身を決めた結婚願望なしの30歳のわたし。周りは既婚者や結婚願望バリバリの人ばかりで、同じ考えの人が居ない...そんな中タイトルに惹かれて購入。

     頭のいい学者の対談ということもあり、難しそうな印象があったが2人の柔らかい口調でスラスラ読めた。途中でグラフや図があるのも助かる。

     1番興味深かったのは「エセソロ、ガチソロ、ノンソロ、カゲソロ」を4パターンに分けた図。改めて自分はガチソロなのだと自覚した。ノンソロの人とは絶対合わないだろうなぁ。これからは色んな人に会うたびにどのパターンの人か考えるのも面白そう。

     この本を読んだおかげで、今後は独身者が多数派になることを知り勇気を持て

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    2023年07月15日