荒川和久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレソロハラ(「結婚しないのか」「子供産まないのか」)わかるわ~。特に20代後半から30代半ばくらいまでは集中砲火されるよね。そして、ある程度の年齢になると諦めて何も言ってこなくなる(笑)でも、結婚した人子どもいる人のほうがそうでない人より偉いという見方は根強い。それも、既婚者の方が幸福度が高いという傾向になる一因かと思う。
独身者はフリーライダーで、子を産み育てていない人は社会に対して何の義務も果たしていない。独身者の老後を、既婚者である自分の子供が支えるのが許せないという声。
先週見た大河ドラマ「どうする家康」では、家康母である於大の方(おだいのかた・松嶋菜々子)が、家康の正室である瀬名(有 -
購入済み
面白かった
1人で生きるのが当たり前になる社会について
どういう本?
独身研究家と脳科学者の対談形式の本。2040年には独身者が47%になってソロがマジョリティになる。
日本はこれから少産少死→少産多死。この流れは多分逃れられない。
現状を分析しつつ思い思いのことを言い合う本。読みやすい。
■以下本を読んで勝手な解釈
一人で生きるのが怖いとどこかで思う読者に対して、これからソロ増えるし君たちは多数派になる。
既婚より幸福度は低くなるけど、自己肯定感があればいけるし、
自分のなかに自分というものがいっぱいある状態を維持しつづけていこうぜ!人生に正解も答えもねえしさ!
■面白い点
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Posted by ブクログ
ネットで荒川さんの記事を見て、それに対してヤフコメはどう反応するのかと思うのですが、なぜか荒川さんの記事にはコメント欄が出てこないものがほとんどだったので、気になって読んでみました。おもしろかったです。
自分のステレオタイプな先入観なんですが、著者紹介の欄、中野先生が生年が書いてあって、荒川さんは書いてないところがおもしろい。(同い年?)
個人を詮索するのは良くないなと思いつつ、荒川さんが独身なのか既婚者なのか気になります。
父性も母性もない自分なので、だから結婚できないんだなと妙に納得した中年独身男性の自分でした。
7章と終章は「ソロ」の話からは少しずれていたような気がするので、それだけで別 -
Posted by ブクログ
結婚していない人は「負け犬」という言葉が、昔、流行しましたが、近い未来は、ソロで生きる人が多数になっていく社会とのこと、時代は変わるものだと思いました。
ここで対談されている内容について、「だから、どうすべきか」ということが記載されていないと思いましたが、あとがきで「安易に答えを求めてはいけない」旨書かれていて、自分の浅薄さを指摘された思いでした。
提供されている情報をヒントに、自分はどう生きていくのか、しっかり自分の頭で考える重要性を改めて認識しました。
接続するコミュニティとは、今後の社会を生きていく上で、キーワードだと思います。
少子化で、大変な世の中になるという暗い意見の方が多い -
Posted by ブクログ
楽観でも悲観でもなくあくまでファクトベース。ただし著者ふたりが「ひとりで生きる」を是とするから論調はポジティブ寄り。
そういう視点で「独身者が増えるこれからの社会」を語っているので、読者によって得られる気付きや読後の人生に活かせる部分は異なると思います。
私は、著者がいうところの「カゲソロ」にあたる既婚者なので、パートナーと一緒に行動しなくても不都合を感じない今の日本は海外に比べて過ごしやすいのだなぁと思った。
内容はとても良いのだけど、如何せんとても売れてしまったせいでニュースサイト等で抜粋された箇所がすごく多くて、8割方既にどっかで見たような気がしたのが少し残念……。
ネットで無料公開