荒川和久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「独りで暮らすこと」を「ソロ」として、「ソロ」の環境、価値観、社会からの評価、将来像を掘り下げた本。
1章から4章までの内容は、面白かったです。データも多くて、論旨もわかりやすくて。
独身男女の結婚観とか、データで説明されると、新たな発見も幾つか。
男性の「結婚」に対する意欲、思った以上に低かった。
結婚する気がないって表明すると、社会的にも何かとめんどいから、結婚する。そのくらい、結婚、どうでもいい。結婚してない人はもちろん、結婚してる人だって、実は結婚はどうでもいい。……それがデータで解説されてるのが、おもしろかったです。
かつては結婚も、出産も、生産活動の一部だったのに -
Posted by ブクログ
まぁまぁ読み応えのある新書でしたかね…最後の章は著者が何やら色々と主張していましたけれども、それらはよく分かりませんでした… ←え?? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
2035年だっけか? 国民の半分が独身者になるんだそうな…これはちと怖い社会ですね! けれども、著者はそんな社会を決して悲観的に捉えることなく、むしろそうした社会だからこそできることがあるんじゃないかという…なんかポジティブな視線で捉えていましたねぇ…。
まあ、家族があってもずっと継続していくわけじゃなし、離婚することもあれば死別することもある…つまり誰もが"ソロ"に戻る可能性があるんですよ! そ -
Posted by ブクログ
どれだけ収入があるかではなく、どれだけ消費するかに注目することがマーケティングのポイント。その中で、未婚の男性の消費量を見過ごすわけにはいかないっていう主題の本。
未婚男性は、以下に分類できると考える。
集めるソロ男
旅するソロ男
応援するソロ男
鍛えるソロ男
作るソロ男
賭けるソロ男
うーん、集めるっていうのは、確かにお金あるからコンプリート精神からかやっちゃいそう。旅や作るは、体験型。物が溢れる日本では確かに注目すべき。鍛えるは、健康系。こちらも今後の主流商業だと思う。応援はニッチな感じ。
昔からの観念としての、結婚していないのはなにか性格に問題があるとか、貧乏過ぎるとかあると、だか