荒川和久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ独身研究家(一種のマーケターらしい)×心理学者(いろいろマルチな人?)の「一人で生きる=”ソロ化”」対談集。雑誌でオススメされてた。
・面白かった所
既婚/単身者を、独りを重んじる”ソロ度”で振り分けた表が(正しいかどうかはさておき)新しい見方だなあと思った。独りでいると癒される~というより他人の話を自分の中で消化・整理するのにクールダウンが要るMyケースもガチソロに入るのかなぁと思ったり。
あと少子化対策が無意味とまでは言わずとも無力だと言っちゃう所に「やっぱりね~!」と思ってしまった。
・面白くなかった所
対談なので文句言えないんだけど、全体的に雑談&脱線が多く、結局ソロばっかになると今後どういう社会になるのか?というマクロな問いについては答えになってないなーという感じがした。まぁ論者が社会学者じゃなくマーケターと心理学者な時点で、最初からお察し~と言えなくもない。
総評
トリビア的には面白い意見があると思う。でも一読した後、役に立ちそうな話あった?と言われると、いや~「今まで以上にフットワークとネットワークが大事になるらしいんで、ソロを大事にしつつ置いていかれん程度に人間関係を築いて大事にしようね」くらいしかないなあと。そんなん改めて言われずともなぁーていうか何て言うか。
本筋では発見がないけど枝葉が面白い、という変わった本なので、まぁこんな話もあるらしいよ?というネタとして頭のすみに置くくらいでいいかなあと思う。
あと「答えより問いを大事にせよ」なあとがきはよかったです。 -
Posted by ブクログ
タイトルの通りの内容というよりは、男女の性質について、結婚についてに関する内容が述べられていた。図などが挟み込まれていて、読みやすい一冊だった。
私自身は、未婚であろうが、既婚であろうが、子供を産もうが、産まないが、詰まるところ個人の自由という感覚を持っていたため、著書には納得できる点が多かった。
面白かった点は、古来から日本人男性は奥手で、女が男を狩っていたという点である。ロマンチックな男からのサプライズプロポーズを待つなんて夢の話か...。仕掛ける相手を見誤らないように、こちらからアプローチしなければと痛感。(独身27歳女)
共感できた点は、1人でなければ癒せない傷もあるということ。職場が苦痛なわけではないが、昼休みはあの閉鎖的空間から一歩でも外に出たくなるもの。開放的な外の空気を仲間とではなく、1人で吸いに行きたい。澄み渡った空と新鮮な空気を肺に入れてリフレッシュしたい。たいして孤独が好きなわけではないし、私自身は将来結婚する所謂エセソロだと認識しているが、孤独な時間も大切にしたいのである。
ここまで書いてみて思ったが、この感覚は幸せな時間としんどい時間の感覚に似ている。幸せだと感じるのは、必ず悲しいときや退屈な時、辛い時やしんどい時があるからだ。その大きさはそれぞれであるが、この二つは表裏一体であると言える。これと同様で、孤独な時間と集団で過ごす時間も表裏一体なのではないか。孤独な時間だけでは、きっと孤独を楽しめなくなる。人間は人とつながってこそ自分という存在価値を見出せる。接点がなくては人間として機能しなくなる。しかし、集団コミュニティの中だけでは息詰まってしまうもの。バランスが大事なのである。
本書でも述べられていたが、人間は接点を持たずに生活はできない。コロナ禍でオンライン化が進んでいるが、それで経済が回るとしても、会社に行くことを人間はやめないだろう。それは人と実際に会う接点を求めているからである。
そう考えると、やはり『1人で生きるが当たり前になる社会』というタイトルはいかがなものか。(惹きつけられるタイトルだったわけであるが内容が則していないような気がする)
私なら『2040年には独身者が人口の半分に?!1人で生きる社会は成立しうるのか?」とつけるだろうな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2040年には独身者が人口の5割になり、既婚者(64歳まで)は3割になる。
恋愛としての好きになるのいうのは、理性を麻痺させる仕掛け。
女性の出産は命懸け、男性な子育てにコミットするという負荷が待っている。
男女ともにこの負荷を忘れさせるような仕組みがないと種が残らないので、理性に恋愛という麻酔をかける必要がある。やがて麻酔はきれる。離婚が多いのは結婚後5年未満。
麻酔が切れても夫婦として継続するのは、子どもが産まれて愛情が子供に移行するから。
結婚で自分を変えようと思うか、誰といても自分は自分と思うか
行動を習慣化することによって人格がつくられる、自己が確立される。
感情よりも理屈よりも、置かれた環境が非常に大事。
人間を意識づけで、意思で変えようと思っても絶対続かないので、周りの環境を変えた方が早い。
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Posted by ブクログ
独身男性に対するマーケティングを考える本
ちょっとタイトル詐欺っぽい感じはあるけど、マーケティングの本としてみるとなかなか面白い。
あまり対象にはされてこなかったけど、独身で結構お金を使える層だと考えられる。
ただ使い方に癖があってメリハリを持つ、変に流行に乗りたがらないなど気をつけるところがある。
自由自立自給を重視する+働いている男性をソロ男と定義する。
自分の関心領域には惜しみなく消費行動を起こす、関心なしには節約しお金をかけない、天邪鬼だがネットの意見には従う
①集める②旅する③応援する④鍛える⑤作る⑥賭ける
承認欲求、達成欲求を消費によって叶える
①ご褒美②プロデュース:育てた感③ほめられ:いいね④脱日常:リラックス⑤ネタ:話題作り⑥未完成:コンプリート⑦武装:強くなれる⑧ステルス自分磨き⑨やんちゃ:クセ -
Posted by ブクログ
「独りで暮らすこと」を「ソロ」として、「ソロ」の環境、価値観、社会からの評価、将来像を掘り下げた本。
1章から4章までの内容は、面白かったです。データも多くて、論旨もわかりやすくて。
独身男女の結婚観とか、データで説明されると、新たな発見も幾つか。
男性の「結婚」に対する意欲、思った以上に低かった。
結婚する気がないって表明すると、社会的にも何かとめんどいから、結婚する。そのくらい、結婚、どうでもいい。結婚してない人はもちろん、結婚してる人だって、実は結婚はどうでもいい。……それがデータで解説されてるのが、おもしろかったです。
かつては結婚も、出産も、生産活動の一部だったのに――本当、今や結婚も、出産も、それ自体が趣味嗜好、消費活動の一種だもんなぁ。
現代では子供は労働力にならないし、将来の保険になるかも怪しい。
……そりゃ、結婚、子育て、する気ない人がふえるわけです。直接的な利益がない。コト消費としての子育て。
現代の結婚観、子育て観が、明治の家制度の産物だっていうのは、言われてみればもっともで。
25過ぎたら男女誰でも結婚するなんて幻想、ほんの一時代の産物なんだなぁと。
お江戸の事情云々は異論もありますが、配偶者がいつぽっくり死ぬかわかんない時代、今より婚姻が緩くなるのもわかります。
ただ、5章と6章は、急に方向性が変わり、取り上げるデータの量も減り、立場が違う身としては、何とも共感しづらい。
1章~4章まで、独身、離婚、死別、若者、高齢といろいろなタイプのソロだったのが、5、6章は急に「未婚の独り暮らしの適齢男女」って感じで。対象範囲が狭い。ソロでも消費は多いと言うけど、どうかな……。「意外と多い」と「多い」は意味が違うわけだし。
この辺り、話題を消費やマーケティングに少しはつなげないと、本にできなかったのでしょうか。博報堂さんの人だし。
総括としては、かなーり楽しい本でした。読んでよかった。
結婚と出産に対する社会の価値観を、著者さんがどう見ているかは、よくわかりました。大変そうだった。まあ、私も大筋は同意。
ソロ男女にどういう特性があるか、次回作はもっと掘り下げていただけるのかな。
あと、体感レベルですけど、地方は「家族と同居する独身男女」が多いんですが、……そういう人はソロなんでしょうか? -
Posted by ブクログ
まぁまぁ読み応えのある新書でしたかね…最後の章は著者が何やら色々と主張していましたけれども、それらはよく分かりませんでした… ←え?? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
2035年だっけか? 国民の半分が独身者になるんだそうな…これはちと怖い社会ですね! けれども、著者はそんな社会を決して悲観的に捉えることなく、むしろそうした社会だからこそできることがあるんじゃないかという…なんかポジティブな視線で捉えていましたねぇ…。
まあ、家族があってもずっと継続していくわけじゃなし、離婚することもあれば死別することもある…つまり誰もが"ソロ"に戻る可能性があるんですよ! その時に絶望して死んだら元も子もないでしょ? ソロとして生きる力をつけよう! みたいな主張が多めでしたかね…
ヽ(・ω・)/ズコー
ソロといったって何も引きこもりみたいのじゃなくてね、普通に他人と接しながら生きていく独身者ってことで…そう、他人と関わることが大事とか言っていましたね! 他人を邪険にする母親? とか世間では取沙汰されているみたいですけれども…つまりは自分の子供に「マンション内で知らない人に声かけられても無視すること!」みたいな教育の仕方をするクソ母親も居るみたいですけれどもね! こういう事例がもしあったとするならば、それは子供にとってマイナスですよね…子供も真に受けないでほしいですね…。
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、そんなアレでたとえ独身者であってもね、"ひとりぼっち"で生きるんじゃなくて周囲との関わりの中で生きましょう…みたいな主張がされていて、僕も割かしひとりぼっちで生きているようなものですけれども(!)、決して人嫌いというわけじゃないんでね! この著書を人生の指針として(!)生きていきたく思います…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー -
Posted by ブクログ
どれだけ収入があるかではなく、どれだけ消費するかに注目することがマーケティングのポイント。その中で、未婚の男性の消費量を見過ごすわけにはいかないっていう主題の本。
未婚男性は、以下に分類できると考える。
集めるソロ男
旅するソロ男
応援するソロ男
鍛えるソロ男
作るソロ男
賭けるソロ男
うーん、集めるっていうのは、確かにお金あるからコンプリート精神からかやっちゃいそう。旅や作るは、体験型。物が溢れる日本では確かに注目すべき。鍛えるは、健康系。こちらも今後の主流商業だと思う。応援はニッチな感じ。
昔からの観念としての、結婚していないのはなにか性格に問題があるとか、貧乏過ぎるとかあると、だから自分も変わり者だなあと思ってしまう。
けど、そうじゃないんだ、結婚しないという選択を取る人もいるんだっていうカテゴリーを作ることで、ペルソナ分析のようなことにも活かせそうと思えた。