無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
日本は「超高齢国家」である以上に、「超ソロ国家」である――
最新の国勢調査において、独身者人口が65歳以上の高齢者を約1200万人も上回っていることが判明した日本。
もはや人口減少は避けられない状況で、人口を増やすことよりも、この現実を直視する必要が出てきています。
本書は、TV出演も多い独身研究家が、静かに到来した、独身者を中心とした経済社会(ソロエコノミー)を徹底分析。
●ファミリー層を凌駕する独身の消費
●独身のオタクがアイドルのグッズよりもお金をかけていること
●通用しなくなった「世代論」
●広告を嫌うのに広告にハマりやすい
●ソロ男特有の「足し算消費」
●「コト消費」ももう古い
●人口も消費も現代の日本とそっくりな江戸時代
……など、気づいているようで気づかない
日本の消費にまつわるトピックが盛りだくさん!
現代を生きるすべてのビジネスパーソン必携の一冊です!!
【著者プロフィール】
荒川 和久(あらかわ かずひさ)
独身研究家。早稲田大学法学部卒業。
独身生活者研究の第一人者として、テレビ・新聞・雑誌など国内外の幅広いメディアで活動中。
数多くの企業マーケティング業務を担当する他、アンテナショップ・レストラン運営も手掛ける。
著書に『超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃』(PHP新書)、『結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル』(ディスカバー携書)などがある。
Posted by ブクログ 2020年07月05日
江戸時代はソロ社会だったというのは面白かった。家族という単位の神格化は明治維新後ということ。今のソロが増えた社会は、安心安定のコミュニティは失われ、接続するコミュニティ、一個人の中にある多様性に応じて切り替わるコミュニティが居場所になる。クラウドファンディングがソロ社会特有のものであるということには...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月18日
中野信子さんとの対談本「一人で生きるが当たり前になる社会」を読み終えて、こちらを手に取ってみた。ぼっち、おひとり様ではなく、あえて「ソロ」という言葉を使う理由にも納得。江戸時代の人々の暮らしについて書かれていたのも面白かった。
既婚、未婚、子あり、子無し、立場や価値観の違いがあり、対立することもある...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月24日
第3章までと第7章を読めばOK♫
・結婚数の減少は経済構造の変化を齎す
・2015年のソロ率は41%
・ソロ社会の内訳は、15〜50代までの未婚男性と、60歳以上の離別死別女性
・ソロは購買意欲が高い(購入対象によるが)
・消費の目的が物質的満足度から、精神的な繋がりを得る事にシフト
・自分の中の...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月16日
以下読書メモ
ーーーーー
・つまり、物理的にそこに実在していたとしても、個人がそれを認識しなければ、それは「透明な存在」であり、事実とも思われない。
・日本が超高齢社会であることは誰もが知ることだ。しかし実は、その高齢者人口より独身者人口の方が多いという事実をご存知だろうか。
・毎年5%ずつ男...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月06日
「未婚化」「単身化」が特異な状況ではなく自然であることがわかった。
この状況に騒いでしまう僕たちは「家族」や「結婚」が身体に染み付いている。
おそらく「家族」を形成すること、「結婚」することは人口増加社会を前提にして、
GDPを上げていこうとする資本主義経済にとって好都合であって、
すべての社会シス...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。