川村裕子のレビュー一覧

  • 大鏡 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    四鏡一の作品。妖怪的長寿、世継の翁&夏山繁樹が語る藤原一族。場面設定、間間に挟まる視点移動がうますぎる。是非全文読んでみたい。
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    古典でおなじみ徒然草。兼好法師のような生き方、憧れる。彼の人間分類は現代でも多く当てはまるところに驚かされる。
  • 伊勢物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    表紙がポップですね〜。綺麗です。昔男さんのたらしぶりが楽しいです。字も大きくて初心者には最適。楽しかった〜。最後はしんみり。
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    祇園精舎の鐘の声~は、
    誰もが中学生のときに
    暗記した覚えがある有名な
    フレーズですよね。
    角川文庫の古典ビギナーに
    向けた解説書です。
    今回は平家物語です。
    後学のために内容を知って
    おきたいという人にも
    見せ場がわかりやすく
    描かれています。
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    原文は少ないが、全部のストーリーは(大雑把とはいえ)書かれているので、他のビギナーズ・クラシックスに見られる原文は多いけど、話飛び飛びとは違ってどんな物語かは大筋知ることができる。

    平家の衰退と源氏の隆盛が描かれている・・・それだけ(ぇ
    歴史好きにはこういうの読むだけで楽しめるから、中身がどうとか...続きを読む
  • 土佐日記(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    一部は教科書で読んだことがあったがこんな内容だったとは…。短いから古文を習っている高校生などが読んでも、古典に親しみがわいてよいと思う。
  • 南総里見八犬伝 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    小さい時にみた里見八犬伝の映画が印象的で懐かしくなって読みました.読めば不朽の名作たる所以がわかります.
    本書はあらすじを理解するにはよい本です.原文の雰囲気も味わえます.
    今後さらに八犬伝に関する文献を読んでみたいと思いました.
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    久しく隔たりて より

    「才ある人はその事など定めあへるに、おのが身をひきかけて言い出でたる、いとわびし。」

    兼好さんに諫められたようで、ひやりとしました。
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    ざっくりと平家物語になにが書かれているかが書いてあります.あっという間に読めてしまう分量ですから,ざっと内容を知りたいって人にはいいと思います.
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    3月の西日本聖地巡礼の旅のお供に持っていったのがこの本。原文と現代語訳、解説が読みやすい形にまとまっていて、『古事記』入門書として最適だと思う。日本神話や伝説がたくさん詰め込まれていて、神秘的なのに、ユーモアたっぷりでわくわくしながら読み進めた。中巻から徐々に天皇の王威を強調するような政治色の強さが...続きを読む
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    物語の生みの親、そんなコメントを紫式部は竹取物語に寄せています。
    竹取物語は「物語」なので、人の心をわくわくさせるものなのです。
    そう考えるとこの物語は、かぐや姫の成長物語であり、その過程での笑い(5人の貴公子たちの失態)や、帝との恋は、読者を惹きつける要素なのではないでしょうか。
  • 和泉式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    和泉式部は即興で歌を詠むのがうまい人、と紫式部は「紫式部日記」で述べてましたが、本当にその通りだと思いました。
  • 伊勢物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    伊勢物語、いいですよね。
    歌とか、恋とか。
    現代日本において、メールでポエム書かれたら速攻振りますが、平安時代だからいいのです。
  • 大鏡 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    内容は概ね知っていたので、解説やコラムを読んだみたが、興味深く古典の世界はまだまだ分からないことだらけだと実感した。
  • 方丈記(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    角川のビギナーズ・クラシックスシリーズは大好きなのに、
    この編集者の武田友宏という人は一体なんなの?
    ばかなの?くずなの?しぬの?

    始終長明の人格を攻撃することに狙いを定め、
    どの注釈にも必ず「また自画自賛」とか「また自慢が始まった」とかがつく。
    編集者が長明を嫌うのは分かるけど、
    その嘲りに満ち...続きを読む
  • 紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    内気で人付き合いが苦手だけど、プライドは高い。そんなリアルな紫式部の姿や、爺バカ丸出しな道長の姿が見てとれて、大変面白い一冊。
  • 古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    ビギナーズ・クラッシックスシリーズということで、ルビつきの原文・訳文に加え丁寧な解説があり、とても読みやすいです。

    古今和歌集といえば、なんといっても「仮名序」。秀逸です。思わず暗誦してしまいました。

    また、「桜花散りぬる風のなごりには水なき空に波ぞ立ちける」(八九 紀貫之)は、その様子が鮮やか...続きを読む
  • とりかへばや物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    ずっと読んでみたかった『とりかえばや物語』。
    いきなり古典は難しいので、ビギナーズ版から。

    主要な場面を抜粋して、前書き(状況説明)と現代語訳、原文、解説の順に載せてくれている。非常にわかりやすく、興味が持てる構成になっている。
    とくに現代語訳のあとに原文があるから、内容が頭に入った状態で原文に当...続きを読む
  • 太平記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    南北朝時代がこれほどの動乱の世であったとは知りませんでした。楠正成の活躍と悲劇はほんの取っ掛かり、そこから更に血腥い抗争が延々と続く。どこまで史実かは別にしても、これでは民心もさぞ荒んでおったろうと思われました。
  • 方丈記(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    名文『ゆく川の流れは…』で始まる、解説付古典的エッセイ。
    時代が変わっても天災は変わらないことが伺える。