川村裕子のレビュー一覧
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読みやすかった。
感性豊かにキラキラした文章が心地良かった。
物語の最後は暗くなっていて心配だったが、このままで終われないという強い決意を表していてホッとした締めくくりでした。
作者は菅原道真の子孫。
流石ですね。
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山形の立石寺や最上川、宮城の石巻、松島は行ったことがあるので思い出しながら読んだ。
旅行記っていってもやはり情景を際立たせるために多少の創作や誇張が混じっている。写実的なものではなく、文学・芸術性を意識している「作品」なのだ。今の人間では考えられないほどの体力だけど、逆に歩きすぎたり動物性たんぱく質...続きを読むPosted by ブクログ -
同じ著者の『平安女子の楽しい!生活』を読んで、流れで読んだ。女子版と同じく、平安時代の男性貴族の仕事風景やファッション、身分制時代のキャリアアップについて、恋愛といった、古典常識をかなり手軽に学ぶことができる。
全体的に、平安男子の生き様から、現代人である私たちも元気をもらおう、という精神に貫かれて...続きを読むPosted by ブクログ -
問題集などで部分的に目にしたことがあるが、通して筋を読んだのは初。
必要な情報がコンパクトにまとまっており、学習者には最適。
男女のこどもが逆であればよかったという今であればジェンダー問題で抗議が来そうな内容だが、平安時代では今以上に男女がそれぞれが自分の特性を生かし生きる道を選択することが難しい...続きを読むPosted by ブクログ -
平安貴族の女性たちに関する古典常識を優しく解説した入門書。住居と服装に始まり、当時の美人観、恋愛の手順、宮中で働く女性の仕事について、日記や和歌、物語を引用しながら、わかりやすく説明してくれるので、平安時代の女性に関する古典常識の入門としてはとてもよかった。
恋愛のプロセスに関する部分。男性の間に...続きを読むPosted by ブクログ -
日本神話で知ってる逸話もあっだから読んでみようと思ったのがきっかけ。
書き下し文は漢字だらけで読めなかったので意訳だけ読んだ。
知ってる逸話とかも何個かあったけど、結構とんでもない話もあってこれが当時の価値観なんかなぁ。
解説によると政治的な展開もあるらしい。
同じ人でも日本書紀と設定違うかったりあ...続きを読むPosted by ブクログ -
平安時代の貴族たちはどのような生活を送っていたのか、住んでいた家や調度品、服装、儀式、季節の行事、食事や音楽、娯楽、病気、信仰や風習などはどのようなものだったのか、「蜻蛉日記」、「枕草子」、「源氏物語」等の文学作品を通して、具体的に描かれた物や事柄について詳しく解説をしたもの。挿絵も多く付されてお...続きを読むPosted by ブクログ
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八犬伝のオマージュ漫画を知ってたので原作を読んでみようかなと思ったのがきっかけ。
実際はめっちゃ長いらしい。
勧善懲悪の歴史物って感じでした。Posted by ブクログ -
角川のビギナーズ・クラシックで初めて古典を読んだ。切りのいい所で話が分けられていて、現代語訳で内容を理解した後、原文を読み、解説者による解説が入るという構成。古文を読めない人でも、古文の雰囲気を楽しみつつ、全文が読めて楽しかった。
解説者は、平安初期当時の藤原体制批判として読む読み方や、異星人襲来...続きを読むPosted by ブクログ -
現代語訳がしっかりしてるので話しは大体わかると思いますが注釈が少ないで、わからない単語を携帯で調べる必要あり。
あとは多少古典知識が必要Posted by ブクログ -
兼好法師の書いた徒然草を、現代語訳と原文を並べて編集。
全体的な感想は、世間でもてはやされるほどすごいことが書いてあるわけではないんだな、という印象。
でも、第155弾「世に従はむ人…」で、何かが変わるときは突然変わるのではなく、小さな変化の積み重なりで物事は動いている。
例えば季節の移り変わりは、...続きを読むPosted by ブクログ -
鎌倉殿も終わってしまいせっかく鎌倉時代を学んだのでもう少しこの先の日本の世の
中をチラ見したい
そうだ!
「太平記」があるじゃないか
南朝北朝、吉野、後醍醐天皇、楠木正成…
気になるワードがたくさん含まれている
冒頭は政治観がかかれる
理想の政治は、君徳にに従った臣下の仁政にあると考える...続きを読むPosted by ブクログ -
物語の中の「生と死」『古事記』オンデマンド聴講前基礎知識として
日本最古の書物 712年(和銅5年)成立 奈良時代
撰録者 太安万侶 元明天皇の命
舎人(天皇の秘書) 稗田阿礼の読み習っていたものを文字化
原文も少し掲載ありますが、まだ仮名文字がなく、やまと言葉を中国産の漢字でどうすれば正確に表...続きを読むPosted by ブクログ -
方丈記の原文と対訳が節ごとに掲載されている。解説も解説者の主観がかなり入っているように感じるものの、必要最低限で分かりやすかった。
出世の機を逃した鴨長明は隠遁を気取りながらも、社交界と接触を続け、天皇とも懇意にしていたという。そんな人物が自己を肯定したり否定したり、ブツブツ言いながら人生を模索...続きを読むPosted by ブクログ -
古典の原文に触れてみたくて、現代語訳を読む前に手に取りました。
ダイジェスト版ですが、あらすじは良く分かるし、解説も興味深く感じました。田辺聖子の現代語訳も読んで見ましたが、やはりダイジェスト版は味見と言った感じで、原文にせよ現代語訳にせよ、全体を読むとこのお話の素晴らしいところがよく分かりました。...続きを読むPosted by ブクログ -
いわゆる名作といわれる文学を簡単にマンガで読めます。
こどもにおすすめです。
タイトルだけ知っていて、内容はまったく知らない本の概要がわかります。Posted by ブクログ -
正確に書くと星3.5。
枕草子は小学生の頃以来で内容もあまり覚えていなかったので読み返してみた。
私はやはり一番有名な『春はあけぼの…』が好きだと思った。あれが一番情景を理解できる。
このシリーズは解説が面白いものが多く好きだ。他のも読んでみたいと思う。Posted by ブクログ -
重田信一先生の解説が、簡潔で時々シニカルでおもしろい。
道長、漢文が苦手だったとは。確かに五男坊だし、お兄さん達がいればあんまり勉強しなくてもいけたような…
野心バリバリの恐ろしいひとというイメージだったけど、そればかりではないみたい。
「崩じ給う」を「萌え給う」って書きまちがえちゃってるって…笑
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学生の時に授業で習ったけどほんの一文だけだったので購入。
現代語訳もあるので初心者でも読みやすいです。当時の人も今の人と同じようなこと思ってたんだな。エッセイとしてでも読めます。Posted by ブクログ