今井孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【1行説明】
変なやり方をしなければ,起業は怖くない.
【趣旨】
起業をしたことがない人に向けて,起業をするための集客・資金繰り・マインドセットなどを説明している.見開き1ページに1つのテーマを説明している.
【引用文3つ】
1. (p.75) 友達や同僚との起業は避けるのがベター
考え方の違いから揉めて決裂するかも.解散時には資本金の分割や借金の支払いで,さらに揉めることに.
友人や同僚と起業するなら,別々にビジネスを立ち上げよう.そのうえで仕事を共同で受注する.→仕事に対する考え方が変わっても,揉めずにそれぞれの道を進むことが出来る.自分たちのビジネスも各々で続けられる.
2. (p.100) モニターを募集して,実績を作ろう
3. 集客とはお客様に価値を知ってもらうこと
集客とは,誰かに頼み込んで自分のサービスを買ってもらうことではありません.(中略)人は自分が欲しいものを買い,必要とするサービスを受ける.それは事実です.けれど,そのためには,欲しいものやサービスが存在すること,そして「自分が何を必要としているのか」を知る必要があります.集客とは,それを教えてあげることでもあります.
4. (p.114) 「買いたい」と思っている人に出会おう.
1~2%しか売れなかったから駄目だと思いがちだが,「100万部のベストセラー」は換算すると,人口の1%に過ぎない.1%売れれば成功と思えば,気持ちは楽だ.
5. (p.132) 深刻に考えすぎず,プロセスを楽しもう
行動を起こそうとしたときに,「自分にはできない」と潜在意識下でブレーキをかけてしまうメンタルブロック(以下8種類)がおきてしまいがち.
①欠乏感②完璧主義③他人の評価④確実性⑤失敗への恐れ⑥無価値観⑦短期的⑧楽したい気持ち
そんな時は初心に戻り,肩の力を抜いて,あの「ワクワクした気持ち」に立ち返りましょう.
【感想】
まだ起業をしたことのない人間にとっては,起業というものに対するハードルをかなり下げてくれる本であったと感じた.例えば,「友人との起業を避けるべき理由」や,「1%売れたらベストセラー」などの考え方は自分が失敗してから気づくのでは遅いため,今回このような視点を持てたことは良かったと思う.
ただ,本書のデザインがあまり読者に寄り添っていないように感じたのが少し残念な点である.
具体的には,ページ下部に挿入されているイラストの導線がわかりにくい,本文で書いてある内容とイラストで説明されている内容が対応していないことがあるなどが挙げられる. -
Posted by ブクログ
この本は、起業する人が陥りやすい失敗を理解した上で、成功する人が実践している「階段思考」を得ることができます。
「小さな目標を着実に達成できる人が、遠くのゴールにも到達できる」
とても勉強になりました。
① 成功する人は、大きな目標に到達するための細かな階段を作っている。
② なんでもいいから「最初の一歩」を踏み出す。必ず成功しなきゃとか、絶対失敗したくないと思っていれば、いつまでたっても踏み出せない。
③ テスト用の予算を用意する。予算内なら失敗は何度でもオッケー。「びた一文損したくない」という人に、起業は無理。
④ 失敗してもいい回数を決める。そうすれば「まだ5回しか失敗していない」と客観的に自分を見ることができる。
⑤ スキル不足は回数でカバーする。「完璧な商品を提供する」と考えなくていい。「満足してもらいたい」という姿勢を見せる。
⑥ 1日の計画は「やる気のない前提」で計画する。大抵の場合、スケジュールは少し興奮気味で立ててしまう。
⑦ 今日一日に集中する。例えるなら、何巻もある大作の本なら、一冊残して後はしまっておく。
⑧ 本物に触れているだけで、自分も本物になれる。
⑨ 売れてない時から、人に任せる。人に任せる決断力は、経営者に大切なスキル。だけど、「売る仕事」は他人に任せない。これは自分にしかできない仕事。
⑩ 自分を好きでいる。「自分みたいな人間は、一人くらいいた方が面白い」と思う。 -
Posted by ブクログ
とても地味な本だけど読んでよかった。
出会う、仲良くなる、検討する、買う、という4段階が集客の大枠になるという意識が持てるだけでも大きな成果だとおもう。弁護士業界に引き直すと、仲良くなるだけではなくて問題意識を投げかけられた段階で解決策を提案するみたいなノウハウに対する信頼みたいな要素もあるけど、それも結局顧客からすれば個人に対する精神的な障壁を取り除いてもらって購買判断の土俵に上げてもらうということなので、結局同じよねーと。
具体的なノウハウが記載されているわけではなく抽象度は高いけど、採用しているフレームが優秀なので、フレームと抽象論だけ提案してもらえればあとは自分で色々考えられる。隠れた良書。