師走トオルのレビュー一覧

  • 僕と彼女のゲーム戦争

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    本編10巻、短編集1巻、全11巻完結。
    色々な本物のゲームが出て来て、そのプレーの実況をストーリーに落とし混んでいる、ライトノベルです。最終巻の後書きで、その事から来る業界の生臭い事情を伺わせていて凄い事してるんだな、と思いました。
    ゲームを知っていなくても、展開が目に見える描写で楽しめました。出来ればもう少し部員間の桃色展開があれば、と思ったけど、これはこれで男女の垣根を越えたゲーム戦士達の闘いの記録と見れば納得。

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    2021年09月10日
  • 現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと

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    ネタバレ

    セガの小ネタ以外に見所が少ない。
    が、セガ公認だけあって取材した内容が豊富。一見の価値はある。
    が、一見で充分。
    物語として薄いのが、キャラをいまいち愛せない要因か。
    イラストは初音ミクを創作した有名な人を引っ張り込んでいて貴重なのだが、好みの問題かな?
    もうちょっとしっかりと描き分けて欲しかった。
    (なんで二大ヒロインの夢見とほたるが同じツインテールなんだろう? 遊伊ともごっちゃになったし、主人公も中性的なデザインで、なんだかなといった感じ)

    ただ、どんなものでも神が宿るなら、セガのゲーム機にも神様がいていいはず、という目の付け所と、世界観は良いと思った。


    以下、蛇足ながら。

    ラノ

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    2018年11月16日
  • ファイフステル・サーガ 再臨の魔王と聖女の傭兵団

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    んー、直球ど真ん中ファンタジー!

    正直読み始めは、エルフやドワーフという単語を見ただけで食傷気味に感じてしまい、ストーリーも王道。なんか今更この手の読まなくても……と中断しなくて良かった。面白いじゃん!

    やはりありきたりを感じる箇所はある。そんな中でも、設定とその利用やキャラ立て、情報戦のスリルなど、王道ながらそれを少し外して盛り上げており、冒険譚として楽しく読めた。

    ある意味、ファンタジーを読み始めた頃のワクワク感を取り戻せた気もする。ファンタジーに染まってない人にこそ勧めたい作。

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    2018年05月10日
  • 無法の弁護人 法廷のペテン師

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    初めての刑事裁判で、新人弁護士の主人公は
    どうしようもなくなり、他の弁護士の手を借りる事に。

    自分の人生かかってると考えれば、安いもの?
    いやでも10万ってどうなのでしょう…。
    これはこれで安い気がしなくもないですが
    国から選ばれた、なら、こんなもの?
    次、20万になってますし。

    人は激高させれば一番早い、とはいいますが
    この手はそう使ってもいいものなのか。
    いやでも無罪を勝ち取るためならば、大丈夫? と
    悩んでしまうほどの手際でした。
    まぁ結果良ければよし?
    確かに勝ち負けではなく、正しい事を
    詳らかにするための場所、ですから。
    しかしこんな手口を使っていれば、あちらもこちらも
    警戒する

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    2018年03月13日
  • 僕と彼女のゲーム戦争9

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    <宵闇の魔術師>に負けたことで上級者になる方法に悩み始めた岸峰。チームメイトそれぞれの強さの理由を探りつつ、自分に最適な方法は何かと探っていく内容

    杉鹿がゲーム上級者というのはこれまでの描写から充分に伝わっていたことだけど、天道まで上級者相当とは思わなかったな。一部ゲームで無敵の鷹三津や無尽蔵の知識を持つ瀬名に加えてこの二人がいるチームって既にかなり強いのでは?
    そんなチームの中で岸嶺に出来る事とは?というのが今回の主題だったんだけど、果たしてあの結論で良かったのだろうか?私としては正攻法に近い遣り方でチーム貢献して欲しかった気がするんだけどなぁ
    何度も使える手ではないけれど、その間に普通に

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    2017年09月09日
  • 僕と彼女のゲーム戦争8

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    電撃文庫のキャラクターが『電撃文庫ファイティングクライマックス』をプレイしている様子は何とも違和感が。又、一応ストⅣでそれなりの立ち回りができていたはずの岸嶺がこちらでは素人同然の動きになっていたのは、作品が違うから?

    本編の大部分を占めるのはLoLについて。そうか、LoLって5人チーム制だからJBGCの対象に含まれないのか。でも近年のゲーム業界の変遷を扱うなら避けては通れない作品ではあるか
    LoLの大会では再び<宵闇の魔術師>達と闘うことに。前巻では岸嶺の活躍によって<宵闇の魔術師>を翻弄していたし、今回も中盤までは岸嶺達が押していたようだけど、流石に何度も上級者チームを倒すことは出来ない

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    2017年09月06日
  • 僕と彼女のゲーム戦争6

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    合宿編後半戦
    前回が割りとオーソドックスなゲームばかりだったなら、今回はそれに加えてとんでもないゲームが登場したな。マイナーというわけではないんだけど、学生同士のゲーム対決でシヴィライゼーションを持ってくるかと驚き

    動きの少ない前半戦から岸嶺扮するイギリスが仕掛けた宣戦布告祭りによって始まる後半戦は怒涛の展開で熱かった。岸嶺の二枚舌外交は流石と感じたが、それ以上に<吹き抜ける風>の決め手も想定の斜め上の手だったな。
    それと<吹き抜ける風>扮するアメリカがテンプレとも言える返しをした場面は笑ってしまった

    天道が知ってしまった岸嶺が写真を持っていた意味については杉鹿の言葉によって一応の納得はさ

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    2017年08月29日
  • 僕と彼女のゲーム戦争3

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    ネタバレ

    岸嶺は後何回女生徒の着替え姿を見たら満足なんだい?こうして毎回堂々と見てしまうのは何かの因果が作用しているのか。ただ、敢えてその中での違いが有るとすれば杉鹿と鷹三津の二人は見られた事を知っているけれど、天道は全く知らない点は異なる。本作の描かれ方としては天道がメインヒロインのようだけど、その差異が今後のフラグ立てにおいて何か影響してきたりするのかな?

    前回がFPSだけだった反動か今回はスマブラのように多くのキャラクターが入り乱れて乱闘するガーディアンヒーローズに始まり、ファミリーフィッシング、エースコンバットとジャンル豊かなラインナップ。
    ガーディアンヒーローズやエースコンバットはゲーム勝負

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    2017年08月22日
  • 僕と彼女のゲーム戦争2

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    杉鹿は想定していたよりもあっさり仲間になった印象。まあ、無理やり確保からの一緒にプレイ、そしてゲーム勧誘だったから当たり前といえば当たり前か

    むしろ後半のゲーム対決の方が本編の印象。杉鹿を掛けて対決するなんて完全に主人公とヒロインの役割じゃないか。岸嶺は天道に惹かれているような描写が有るけれど、今のところ杉鹿の方がフラグ立ってるんじゃないかと思える程。

    今回作中に登場したゲームがFPSやTPSのみだった点は、FPSとか全く触れたことない自分からすると少しとっつきにくい部分は有ったかも。けれども登場人物たちが本当に楽しそうにゲームをプレイする様子は、読み手であるこちら側にもそれぞれのゲームの

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    2017年08月21日
  • 僕と彼女のゲーム戦争10

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    完結。今回のも含めてあまり知ってるゲームは多くなかったけど知らないなりに楽しめたのでコンセプトとしてはありだったのかなぁと。恋愛方面はその分決着つけられなかった(つけなかった?)感じですかね。元ネタが多方面に及ぶものだけにネタ考慮や交渉大変だったろうなぁ。完走お疲れ様でした。

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    2017年01月18日
  • 僕と彼女のゲーム戦争10

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    最終巻。実に健全なエンディングであった。
    主人公の未来は真っ黒かもしれんがな。

    プロ志望の彼の最後の動きはアレを思い出させるね。
    あの動画は衝撃的でした。
    人にできることとは思えない動きだったし。

    世の中広いもんです。

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    2016年12月24日
  • 火の国、風の国物語 戦竜在野

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    力が欲しいかと聞かれた時、己がもう戦えなくなり
    守るべきものが背後にあった場合、どうしますか?

    主人公が膝を折る、主たる王女は…我儘で
    けれど王女たる者。
    ものすごく公私の切り替えが早く、私かと思ったら公。
    最初は私が長いので、そこに気が付くのはだいぶ後。
    単なる我儘な女の子、かと思ってました。

    周囲の貴族が腐敗しているのか、主人公の気質を
    際立たせるためなのか、善悪が分かりやすいです。
    最後の方に出てきていた彼は、彼女を聖女にしてますが
    このままこちらにくるのでしょうか?

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    2016年03月25日
  • 僕と彼女のゲーム戦争9

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    ストーリー的には杉鹿とデートがメインだろうけど、そこまで大がかりでない気がしたのはこの作品らしい。むしろ“中級者”岸嶺の今後の戦法開拓がメインか?個人的にはFC時代に大ハマりしたくにおくんが読めて嬉しい限り。五代が出てきたら真っ先に木刀を捨てるよねー。あとうちでは熊田の人間魚雷は禁じ手に近かった記憶が。そんなこんなで次で最終巻らしい。知ってるゲームから知らないものまで、いろいろ読めて面白かったから少し残念だけど仕方ないか。最後はどう締めるんだろ。

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    2015年10月25日
  • 僕と彼女のゲーム戦争9

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    「上級者」と「中級者」の区別は確かに難しいかも。
    特に技術がらみでは。
    これができれば上級、と明確なラインがあればいいけど、それができればいいってもんじゃないのが多いし。

    でも主人公の出した方法はなんか違う気が。

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    2015年10月18日
  • 僕と彼女のゲーム戦争

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    5巻表紙イラストの霊夢コスが気になりつつ、なんとなく読んでいなかった本。感想としては、悪くはなかった、といったところ。政策によりゲームがより一般的なものとなった現代において、読書好きであることによりまわりと馴染めないでいた主人公が、編入したお嬢様学校でいわゆるゲーム部に入部しゲームの面白さに目覚めていく話。ゲームが好きで、登場するゲームに思い入れがあればこれほど面白いライトノベルもないのだろう。ゲームは人並みに好きだが、主人公の物語に没頭するという能力によりゲームの面白さが体感できたように思う。ずばり、ゲームの面白さは疑似体験だ。悔し泣きをするほど思い入れを持てるのならば、少年はきっと成長する

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    2015年10月10日
  • 僕と彼女のゲーム戦争4

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    ネタバレ

    今回はテーマがストリートファイターⅣということで、これまでの作中で扱ったゲームのように雰囲気や流れを楽しむというよりもテクニックを覚えスキルを向上させることが中心になっている。
    ストリートファイターシリーズって全く触ったことなければそもそも格ゲー全般が苦手な人間からすると今回の話はちょっとちんぷんかんぷんでした。
    ただ、最後の白滝との戦いでは技の読み合いが中心になったお陰で結構楽しめたんですけどね

    追記
    改めて読むと物語というよりも解説本のような気がしてしまう内容。ただ、その長い解説の先に白滝との戦いが待っているからこそ、ラストバトルが盛り上がると考えることも出来るのか

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    2017年08月24日
  • 僕と彼女のゲーム戦争8

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    このシリーズ、作中で出るゲームを無性にやりたくなるのが常だったんだが、今回は思わなかったなぁ。
    聞いたこともないジャンルのゲームだったせいだろうか。

    でもまあいつもの平常運転。
    中級者になって難しいところが見え始めた、といったところなのかな?

    今後のどうやって成長させるか、その方法に期待。

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    2015年05月27日
  • 僕と彼女のゲーム戦争8

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    口絵での男女格差が酷い(笑)いや、ゲームの仕様上間違ってないんだろうけどさ。まぁ男のむさ苦しい絵を前面に出されてもそれはそれでよろしくないのか(← 今回は電撃の格闘とMOBAと呼ばれるジャンルのLoL。前者はともかく、後者は聞いたこともなかったゲームなので新鮮でした。実際やるのは難しそうだけど。リーマンチームはまがりなりにもプロを目指す面子が集まってるから面目躍如といったところか。上級者の壁にぶち当たった岸嶺君の成長に期待しつつ、今回はあまり目立たなかったヒロインズへのスポットもお願いします。

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    2015年05月24日
  • 僕と彼女のゲーム戦争

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    ゲームが大人気で、幼稚園児でもみんなゲームの話題で盛り上がっているけど一人寂しげにぽつんとしている幼女。
    「わたしのうち、ドリキャスとサターンしかないから……」
    セガの罪は重い…。

    スぺランカーにそんなドラマが…。
    ミスピクなまどかさんはもうちょっとロリなデザインだったら良かったなあごにょごにょ…
    ところでお嬢様女子高っていうと、密かに腐った方々がいっぱいいる、というイメージなので、岸嶺くんと瀬名先生はその後確実に話題になっていると思うんですがどうなんだろうか。

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    2015年10月18日
  • 僕と彼女のゲーム戦争7

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    今回はFPS。自分はFPS自体未プレイだけど楽しめました。神々の黄昏相手はまさにジャイアントキリングな感じで面白かった。やっぱり岸嶺の能力を考えるとこういった、自分で動かすキャラがよりプレイヤー視点であるものの方が相性いいんじゃなかろうか。ポジション上仕方ないかもしれないけど、鷹三津さんが割と不憫な感じに。ゲームにも参加できないのはちょっとかわいそうな気もする。あと、またしても表紙がエロいね(笑)

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    2014年09月16日