師走トオルのレビュー一覧
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
法廷ものにありがちの専門用語の羅列を排除し、簡略化することで、リズム感がある読みやすい作品に仕上がっています。
予備審問や陪審制度など、新しい制度を導入した日本という設定がとても生かされていて、現在の日本の「長い」裁判へ警鐘を鳴らしているように感じました。
物語の大半が法廷を舞台にして進み、基本的に捜査は警察と雇われ探偵が行い、集まった情報を基に論理を組み立てていきます。
それだけだと坦々とした印象になるところですが、そんなことないんですよ。主人公達にとって都合の良いこと後には悪いことがあり、その緩急の付け方が上手いんですよね。スピード感があって、飽きることなく一気に読ませてしまいます。
た -
ネタバレ 購入済み
残念・・・・・・・
ストーリーの8割は、過去に転移して精霊と契約して召喚術の強化の繰り返し。その説明が延々と続く。厭きる。
ラノベでは、これまで多数の「がっかり」を経験しているが、本作はトップクラスだろう。
巻頭のイラストの出来にだまされてはいけない。