あらすじ
「クラウディアさま。行きますよ……!」王女をその背に乗せ、アレスは再び前線に降り立つ! 王都を抜け出してきたクラウディアがアレスに語った、争いを早急に終わらせるための策。それは彼女自身の命をも危険に晒すものだった。アレスの心は決まっていた。自分が王女の進むべき道を切り開く! 2次トゥールスレン攻防戦、開始! 王国軍、解放軍が再び戦場でぶつかるとき、王国を震撼させるジェレイドの謀略が明らかになる――。
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Posted by ブクログ
前巻に引き続きアレスが最後にひっくり返すが、そこまでの過程は面白い
武芸面であれだけ恰好良く描かれているアレスだが、鈍感さと脳筋が鼻に付き始める
主人公なんだからそこまで阿呆設定にしなくても良いのに
それに対し年齢で違和感があるが、王女とイザーレの聡明さが気持ち良い
フィリップのクズっぷりも良い味出してる
Posted by ブクログ
2008/11/20
今一番おもしろいんじゃないか?と思えるとても”王道”を行ってるファンタジー物。
王道をいきすぎてて、どうにも”期待通り”な動き方しかしてない気もするけど、”期待はずれ”も無いので毎巻の期待度が下がらない作品。
登場するメインキャラそれぞれに毎回視点をおいて、それぞれの確度から物語をみせる作りは確かに面白い。
でも、反面、過去編とかにページを割いてるために、メインの話の進みがちょっと遅いかな?と感じてしまうこともあるので満点評価ではないんだけど、初めから読めばすぐに世界感にハマる、はず。
あんまり難しい話じゃないので、サクサクと読めるのも魅力の一つかな。
今回はお姫様視点。