あらすじ
「…今の私の名はアレスじゃない。もう放っておいてくれ」行方不明となっていたアレスを見つけ出したヴェリックたちだが、彼は自分の名を捨て、奴隷として働く日々を送っていた。そこにはかつて、いかなる障害にも負けず、愚直なまでに正義を貫き通し、持たざる者のために戦ってきた英雄の姿はなかった。「お主から何が失われたかは知らぬ。だが、お主が歩んできた道を否定することは出来ぬぞ。お主が否定しようとわしが肯定する」パンドラの力と助言があったからこそ、自分はこれまで生き延びてこれた…そのアレスの胸中を否定するガルムス。王国全土を闇が覆う前に、赤神よ、今こそ復活の刻。
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Posted by ブクログ
アレス復活
今回も昔話がメイン
お父さんの話
お姫様の誘拐事件
戦乙女の話
ドワーフの話
周りがほっておけなくていろいろと世話を焼き復活
次回は船?
Posted by ブクログ
助言者を失い全てから逃げだしたアレス。仲間たちの過去話を聞いたアレスが至る結果。
アレスが仲間に恵まれているのが凄く感じた。
終盤の戦闘シーンは、臨場感溢れるものでした。
ミーアやリーエンノールとは敵を超えた強い関係のようなものがあるし、最初は友好的ではなかったレオンがすっかりアレスの従者という立場を大事にしていたり、
アレスはほとんど落ち込んで、仲間の話を聞いているだけだったのに、全体的に熱い1冊だと思えた。
Posted by ブクログ
アレスが打開するのではなく周りが手を差し伸べる
同情をひくような奴隷達と一緒に行動する展開の中でも更に合わなかったのが、テッドの強姦で動けず幼女の助けてでようやく動くアレス
その後の盛り上がりシーンも冷める行動力を魅せられた
折角王女との過去話良かったがその余韻は短かった