三田誠のレビュー一覧
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4つの短編が入ってます。
Lastの一つを除いて学校がらみ。
Lastはフィンのお話で、場所はヴェネツィア。
『神隠し』では初めて普通の子が出てきます。クラス委員長。
『ヤマイ』では穂波が可愛い♪『あーちゃんって呼んでくれなきゃ…嫌』は可愛すぎ。
『終業式』にてアディと穂波が中心。『保険の先生』はいっちゃんの親友のお姉さん。やーっと名前を頂けたようです。
『水の都』でフィンの話。彼の瞳には何が映って何を印象に残すのでしょう。悲しい人だと思うけど。フィンはシュークリーム好きだなぁ…
最後は謎を残しつつってカンジです。
パラパラと読めるので楽しかった。 -
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4つのお話が入ってます。短編集です。
『魔法使いと赤い槍』では隻連さんが初登場。いっちゃんに修行をつけてます。
『魔法使いとクリスマス』は、ほんわかムードでいっちゃんに女性疑惑発覚。
『魔法使いとソロモンの血』で、アディがイギリスから追いかけて来た魔神を手中に収めるお話。でも…途中でちゅーしちゃうのはアリ?
『魔法使いとソロモンの絆』は、書き下ろし。アディの知らないアディのお姉さんの話。隻連さんも出てきます。
後編二つが対になっているので、話が途切れた感じがしない。
瑠璃的にはかなりラクに読めました。
相変わらず、色々な魔法やら密教やら出てきます。
追いつけないと悔しいのは私だけ?? -
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呪いを招く特殊文化財を専門とする、神祇鑑定人・九鬼隗一郎。就職活動に失敗した夏芽勇作の運命は、彼と出会ったことで大きく変わってしまう。
魔術に傾倒した詩人・イェイツの日本刀、キプロスの死の女神像、豊臣秀吉が愛した月の小面。
呪いと骨董と人の想いが導き出す結末は……。
特殊な文化財を調査・鑑定する「宮内庁神祇鑑定人」の仕事を描く小説です。
曰く付きの骨董品を調査し、適切な方法で対処していく、SCP財団ぽさがほんのり香る、ファンタジーお仕事小説。
認知の問題に切り込みつつ魔術や呪いというものに説明をつけているのが、個人的に興味深かったです。
気に入った章は、『キプロスの女神』。アイドルの子の -
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特殊能力を持つ少女と、そのバディ的立ち位置を取らされてしまう少年を主人公にした連作ミステリ。物語の発端では少女の能力を謎にして、物語のエンジンにしている。それはそれでいいのだが、特殊設定ミステリとしてみると、ゲームのルールを知らされないままゲームをやらされているようなもので、推理もへったくれもない。第一話では、この時点では存在するかもあやふやな能力を、更にひねった使い方をするというのがメイントリックで、特殊設定ミステリとしてどう、とかいう以前に何が何だか解らない。怠惰な読者にも能力の詳細が明らかになるのは二話目の終わりくらいで、本番は三話目以降だろうか。この辺りからグッとノリがよくなるが、続く
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「その物品に秘められた歴史と文化と思いを神祇鑑定人(ジンカン)は鑑定する」 要するに、呪いの物品を鑑定・管理するのだ。呪いとは犬神やお稲荷様といったものを媒介として無意識領域にアクセスするものでもある。信仰も呪いであり、この世で最も強い呪いは、自分が自分にかける呪いなのだという。神祇鑑定人の九鬼隗一郎と彼に拾われた夏芽勇作は、日本刀や女神像、月の小面(能面)の呪いを鑑定するうちに、勇作の犬神憑きを引きずり出すことになる。
なんか深いようで、訳が分からんような…。要するに、思い込み、自縄自縛というものなんだろう。自分自身で思い込んでしまって、無意識領域に踏み込んで、思いもかけない力を発揮するのだ