あらすじ
水の都ヴェネツィア。情緒あふれるこの地を訪れたのは、もうひとりの〈妖精眼(グラム・サイト)〉を持つケルト魔術師・フィン。しかしゴンドラ乗りの少女とフィンの夢のようなひとときを1発の銃声が打ち破った。復讐に燃えるフィンは怨嗟の魔法で銃器を構える男達ごと街を火の海に変える。炎が水路を照らす時、フィンの前に立ちはだかったのは密教使いの隻蓮。遠い異国の地でケルト魔術のヤドリギの槍(ミストルティン)と密教の呪文が激突する。大人気異種魔法格闘戦!
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Posted by ブクログ
9冊目の短編集。
学校での話が多かったです。
[魔法使いと神隠し]
クラスメイトの祖父が神隠しにあって探してほしいという依頼。
クラスメイトにアストラルのことが知られてしまったけど、問題は特になし。
やっぱりこのシリーズの魔法は優しいのが多いですね。
[魔法使いとヤマイ]
穂波が過労で倒れて、幼児退行する話。
穂波が可愛かったです。
[魔法使いと終業式]
アディリシアと穂波が、伊庭いつきが子供の頃に関わった怪異の話を聞く話。
内容としてはヤマダといつきが仲良くなったキッカケと言った感じで、
いつきは昔から変わってないと確認できる内容でした。
[魔法使いと水の都]
フィンがヴェネツィアで暴れる話。
確かにフィンは空っぽなんだな。
Posted by ブクログ
4つの短編が入ってます。
Lastの一つを除いて学校がらみ。
Lastはフィンのお話で、場所はヴェネツィア。
『神隠し』では初めて普通の子が出てきます。クラス委員長。
『ヤマイ』では穂波が可愛い♪『あーちゃんって呼んでくれなきゃ…嫌』は可愛すぎ。
『終業式』にてアディと穂波が中心。『保険の先生』はいっちゃんの親友のお姉さん。やーっと名前を頂けたようです。
『水の都』でフィンの話。彼の瞳には何が映って何を印象に残すのでしょう。悲しい人だと思うけど。フィンはシュークリーム好きだなぁ…
最後は謎を残しつつってカンジです。
パラパラと読めるので楽しかった。