鍛治靖子のレビュー一覧

  • 魔術師ペンリック

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    5神教シリーズってこんな話だったっけ?と思いながら、でも楽しく読みました。
    どことなくヴァルデマール的なユーモアもありつつ。
    若干のミステリィもありつつ。
    主人公たちの掛け合いが楽しい作品は好きです。
    ペンリックがとことんお人好しで柔らかく優しい人物なのがまた良いですね。
    決してほのぼの系な話では無いと思うのだけど、ペンリックの人柄のお陰で、なんとなくほのぼの系な雰囲気になっている気がする。
    あと、訳者さんの匙加減も良い感じだと思います。

    続編もあるのかな?

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    2018年11月28日
  • 魔術師ペンリック

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    五神教シリーズ。主人公のペンリックは金髪碧眼長身で弓の腕にも長けた若者、てことで、ビジョルドさんの作品では珍しいタイプの主役なのではないか。
    思いもよらず魔術師となってしまったペンリック、その立場にだんだん馴染んでいくところが描かれるのかなと思いきや、短編集(中編かも)ゆえに、二作品目ではすっかり板についていた。馴染んでいく過程も見たかったなー。
    ファンタジーでありつつミステリー風味でおもしろかった。

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    2018年11月04日
  • 吟遊詩人の魔法 下

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    下巻は、大いなる魔法に至る「道」を探索する吟遊詩人たちと己の野望のために「道」を利用しようと企む宮廷詩人の追跡劇。
    上巻が地味な展開だったので、下巻ではド派手な魔法戦があるのかと期待していたら、大ドンデン返し的なものもなく、地味な展開のまま話が終わってしまった。
    いや、ひとつひとつのパートはすごく読み応えあるんだよね。でも、全体としてみるとクライマックスがちょっと弱かったかなと思う。
    そんな中、面白かったのが非モテ感溢れる脇役ネッドの見事なリア充チェンジ。
    上巻では軟弱なボンボンのネッドが、下巻では逞しい男、というか漢(おとこ)になっていて、王国随一の剣士を(二人がかりだけど)倒して許嫁(上巻

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    2018年01月30日
  • 吟遊詩人の魔法 上

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    王都で展かれる吟遊詩人の大会を利用して、禁断の魔法を手に入れようとする宮廷詩人の陰謀に巻き込まれた吟遊詩人たちの群像劇っていうお話。
    表紙とオビの内容が平和的なのを見て、勝手に吟遊詩人たちがウェイウェイしながら歌会するほのぼのファンタジーだと思っていたら、オープニングから殺人事件発生でビックリ。
    その後の展開も仲間の才能に対する嫉妬やら裏切り、権力者への追従やら叛逆、恋の鞘当て、異端信仰などなど、およそほのぼのからはかけ離れた内容で、読みながら「なんか思ってたのとチゲー」ってなった。
    でもまぁ、ハードなファンタジー小説も嫌いじゃないし、お気に入りのキャラ(御坊ちゃまのネッドくん)もできたから下

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    2018年01月14日
  • 白の予言者2

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    表紙はエリアニア。後ろの黒いのはアイスファイア。右下の腕を組んでいる男性はペオットレ? エリアニアの背中は刺青がそのままなのか、そういう服なのかちょっとわからない。

    デューティフルとアリアニアが仲良くなって、その後にアイスファイアのいる島に着いて、アイスファイアへ到達する穴を掘り始めるまで。


    シヴィルはホントに役に立たない。


    40
    エリアニアのけんかの後のデューティフルとのキス

    74
    同じく二人が気持ちを確かめ合うところ

    88
    デューティフルがネトルの存在を知る。フィッツの今までのいきさつも知る

    159
    フィッツは勘違いしてるが、ネトルはまだフィッツの正体を知らない。

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    2018年10月15日
  • 白の予言者1

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    表紙はデューティフル。ヴェリティの剣を持って。青はバックキープの色。
    手前はシェイドか?


    16
    スウィフトとフィッツの出会い。

    56
    ウェブがフィッツに、自分が知っていることを伝える。

    128
    フィッツがデューティフルにヴェリティの剣を、デューティフルがフィッツにシヴァルリの剣を渡す。
    ここは名場面。ペイシェンスにほっこり。デューティフルの態度にも交換。

    249
    フィッツがネトルを通じてブリッチに現状を伝え(219)、その反応(328)
    ブリッチに同情してしまうが、その後が嬉しい





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    2018年10月15日
  • 仮面の貴族2

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    表紙は道化ことゴールデン卿。
    手前の剣を持つ手はフィッツ。仮面の貴族は表紙がつながっているので、仮面の貴族3と合わせると、手前がフィッツというのは確実。
    左下の二人?はわからない。誰なんだ、何人なんだ?

    エリアニアの刺青が発覚

    P.83
    ドラゴンの秘密、生態が明かされる

    道化とフィッツが喧嘩

    デューティフルがエリアニアの挑戦を受ける。ドラゴン、アイスファイア。

    ブリッチがバックキープに来る。

    シックとの距離が縮まる。











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    2018年10月15日
  • 仮面の貴族1

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    表紙はエリアニア、背後にデューティフル?


    エリアニアがバックキープにくる
    ハップが不良になる
    ジンナといい仲になるフィッツ
    ケトリッケンとフィッツの会話が泣ける

    シェイドが衰えを感じ、技に可能性を見いだす。

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    2018年10月15日
  • 白の予言者4

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    ネタバレ

    道化の死と復活。フィッツの失われた記憶の復活と、道化の別れ。六公国とフィッツたちの復興。
    物語の山場は、前巻と本巻の序盤あたりまでで、あとは長く続いたシリーズを閉じて行く大団円。次へ次へと読ませていく展開はすばらしい。

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    2015年12月10日
  • 白の予言者3

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    ネタバレ

    クレバスに落ちたフィッツと道化は、氷下に広がる蒼白の女の宮殿に侵入する。氷の中で眠りにつくドラゴンを発見するが、蒼白の女に捕らわれる。フィッツはドラゴンを殺すことを条件に開放されるが、道化を人質にとられる。フィッツは王子たちと合流し、ドラゴンを掘り出すが、殺さずに開放する。蒼白の女は石のドラゴンをけしかけ、2頭のドラゴンと戦闘が始まる。ブリッツが重症を負いながら、スウィフトが石のドラゴンに止めを刺す。皆が六公国に帰還する中、フィッツは道化を探すため、氷河に残るところで、続巻。
    氷下の宮殿からの、ブリッツ、ドラゴンたちの戦闘と、非常に盛り上がりこのままエンディングでも良い感じ。

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    2015年12月09日
  • 黄金の狩人1

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    「ファーシーアの一族」から続く、「道化の使命」三部作の第一部。

    すっかり隠遁者を気取った主人公(フィッツ)が
    お決まりどおりに陰謀と過酷な運命に巻き込まれてゆきます。

    少年時代から続く人間関係も変わり、
    フィッツの陰鬱な独白も少し淡白になり、
    多少読みやすくなったのかもしれません。

    狼が好きだった方は、是非読んでください。
    私は道化に惚れました。

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    2012年03月30日
  • 黄金の狩人1

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    ファーシーアの一族の続編。
    30代半ばになったフィッツ。
    静かに隠遁生活を送っていました。
    が…恩師シェイドが訪ねてきて?

    六公国を襲った外島人の「赤い船団」が撃退されて15年。
    王ヴェリティが去った後、王妃が一粒種の王子を育てながら、六公国を統治していた。
    ヴェリティの兄の庶子であるフィッツは、陰の存在としてシェイドに教育され、時には暗殺者として働いた過去が。
    シェイドは今や王妃ケトリッケンの顧問として、表に出ている立場。
    王子デューティフルの教育をフィッツに依頼に来る。
    だがフィッツは表向きは処刑されているのだ。<気>をあやつった咎で。
    この15年の間に、<気>はいちだんと疎まれ、リンチ

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    2011年05月29日
  • 黄金の狩人3

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     ナイトアイズが死んじゃった~(泣) でも彼は、風になったように逝ってしまったので、今は楽しいところから見守ってくれているんだなぁと思う。
     とりあえずバックキープに戻ってきたので、終わった感が強かったのだが、実は続いていたんですよね。次の話しが楽しみ。

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    2010年07月06日
  • 黄金の狩人1

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    15年後。フィッツ・シヴァルリ・ファーシーアは、貧しい農民トム・バジャロックとして、年老いた狼のナイトアイズ、もらわれ子のハップとともに暮らしていた。怒濤の前3部作に比べてずっと平和で穏やかな導入部。フィッツはすっかり大人というより爺さん化してきてるし、ナイトアイズは相変わらず。ただしこちらは本当に老いているようだ。

    小屋には入れ代わり立ち代わり様々な客人が訪ねてくるが、フィッツの反応や感想が違うのがなかなか面白い。まったく歓迎されないシェイドは不憫だ。そしてスターリングの、どこか影のあるしたたかさは変わってない。

    その間、前作では語られなかった空白部分が明かされる。

    フィッツは今の穏や

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    2010年06月06日
  • 精霊を統べる者

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    SFおすすめ作品として出てきたもの。
    エジプト文学なのかな?あまりに触れたことがなくて読み始めは躓きながら進んでいったけど、中盤に「あ、これファンタジーだ」と気付いてからは早かった。
    サイエンス・フィクションよりもサイエンス・ファンタジーて感じ。Wikipediaによると、"スチームパンク・ファンタジー"とのこと。いろんなSFがあるな笑
    ハディア(だったか?)が優秀過ぎるよ。

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    2025年10月17日
  • 魔術師ペンリックと暗殺者

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    ネタバレ

    ペンリックの4冊目。

    ペンリックの義兄将軍を暗殺しにきた女刺客を捕らえて、逆に帝国の大元の悪い奴らを叩きに行く。
    刺客には魔が宿っていて刺客から切り離そうとしたが、庶子神がなぜかその女を認めてその刺客は魔術師となってペンリックの弟子になる。

    その旅のメンバーが、ペンリックと元暗殺者、聖者。聖者は前作の女性とは違う漁師の男性。前作の女性聖者もキャラが立っていたが、この男性聖者も重要な役割を果たす。
    帝国内で懐かしい面々に助力を得て目的を果たす。
    訳者が言及していた登場して嬉しかった人物はたぶんsの将軍。ペンリックと良い意味で因縁がある人物。
    庶子神というかこの世界の神は、必ずどの人物をも導い

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    2025年09月07日
  • 精霊を統べる者

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    普段あんまり読まないけどたまにはSFもいいよねと読み始めたんですが。なんか思ってたSFと違う。精霊だの魔法だの大盛りのファンタジー?世界観的にはスチームパンクらしいんだけどあんまりそういう感じしないんだよな。魔法と科学が融合とかなんとか帯に書いてあったけど、少なくとも融合しているようには思えなかった。
    まあそこはファンタジーと割り切って読めばそれはそれで楽しめたんだけど。割と大味なアクションとかそういうのも映像が映えそうでわくわくするし。ただいちいち性差別だの人種だのの差別話が紛れ込んでるのがちょっと萎える。そりゃ大切なことなのかもしれないけど、物語を楽しんでる時くらいはそういう現実を忘れてエ

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    2025年05月13日
  • 精霊を統べる者

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    スチームパンクと言う触れ込みだけど、魔法や魔神と言うファンタジー要素の方が強い。
    日本と海外の文体の違いなのか、言い回しが婉曲な表現が多くて物語が進むのが遅く感じる。
    そして長い。
    サクサク読み進みたい方には不向き

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    2025年03月18日
  • 精霊を統べる者

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    ネタバレ

    これは面白いよ!と聞いてたから読んでみたけど、自分的にはそこまで刺さらなかった。
    歴史IFと魔法とジンとの契約とフェミニズム?
    2時間モノのアクション映画のような大雑把さ。
    もう少し人間ドラマやミステリーが欲しかった。ちょっと物足りない。

    スチームパンク大好きな人間ではないので、そこもあんまし。ジンの容姿もあんま想像できなかった。ずっとアラジンのジーニーだった。

    契約に縛られるあたりはわからんでもないけど、なんかみんなウブだなあって感じ。天使のところは良かった。でもよくわかんないな。

    主人公以外に有能で活躍出来る人はいないの?とも感じちゃって全然没入感を感じられなかった。悔しいな。いつ面

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    2024年10月01日
  • 精霊を統べる者

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    奴隷制についてのテーマに第3次フェミニズム的なテーマが緩く関係したかたちで描かれている。
    ただそのテーマを描くには、人とジンという関係性についての言及が弱く、またジンたちもキャラクターは立っているのだがもうひとつまとまりを持った人格という感じが伝わってこない。

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    2024年09月08日