鍛治靖子のレビュー一覧

  • 魔術師ペンリックの使命

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    前作魔術師ペンリックがやや推理小説的展開であったところ、本作はギリシャっぽい雰囲気のセドニアを舞台としたファンタジーらしい舞台設定の物語になっている。3本の中編が収められているが、全て連続した物語。

    ペンリックは熟達の魔を有する高いレベルの魔術師として奇跡的な魔術をバンバン披露する万能キャラであり、やはりややラノベ感があるが、物語序盤からあっという間に敵の罠にかかり窮地に陥っており、ストーリー展開は飽きさせない。

    「チャリオンの影」ほどの規模のストーリーはなく、一応個々の中編は独立しているため、一つ一つは小じっかりして小さくまとまっている。リムノスの話など、「え?これで終わり?」というあっ

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    2023年05月06日
  • 魔術師ペンリック

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    ロイスマクマスタービジョルド作品を初めて読んだ。五神教の設定や地理的舞台設定はガッチリして展開性を感じるが、「チャリオンの影」から始まる3部作からの援用のようで、本作品では雰囲気を盛り上げる程度の効果にとどまる(本書はシリーズなので、現時点では、というべきだろう)。

    「魔術師ペンリック」が面白かったが、「ペンリックと巫師」「ペンリックと狐」は楽しめなかった。「魔」「魔術」の設定が独特で入り込みにくく感じた。ペンリックが万能すぎる感じがライトノベルっぽい。

    と色々描いたが、続編は購入済。並行して読んでいる「チャリオンの影」は導入から断然面白いし、本シリーズにも今後の展開性に期待ができる。まず

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    2023年03月26日
  • 魔術師ペンリック

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    五神教シリーズがひとつ、ということだったが他のシリーズを読んでなくても世界観も話も問題なく入ってくる。
    ひょんなことから小貴族の末子が魔術師となってしまい、縁あって出会い友となった人々と共に、事件を解決していく。ごく普通の読者を愛する貴族の青年でしかなかった主人公が、魔術師となり別れ、疎外、そして出会いと成長していく…王道とも言える構成で長くとも楽しく読めた。

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    2019年07月07日
  • 黄金の狩人1

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    表紙はフィッツとスターリング

    フィッツは名前を変えた。
    道化もゴールデン卿になった。
    隠遁生活からバックキープに戻るまで。
    前振りが長い。これだけで一冊である。シェイドとの対面は緊張感がある。

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    2018年10月15日
  • 白の予言者2

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    ネタバレ

    王子と族姫が婚約するが、外諸島人たちは歓迎のみではない様子。ドラゴンを狩るため氷河へと向かったところ、なぜか先回りしている道化とする。雪山でドラゴンへのトンネルを掘っているところで、毒によりフィッツの技の魔法が失われるところまで。
    いまだ大きな展開はないが、それでも先を読みたくさせる点は良い。

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    2015年12月09日
  • 白の予言者1

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    ネタバレ

    前作から続き、秘密を抱えて人間関係や政治的状況に翻弄される主人公。ブリッチに生きていることを明かし、王子と外諸島人の姫の婚約を進めるため、島に渡ったところまで。

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    2015年12月07日
  • 黄金の狩人2

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     急遽バックキープに戻ることになり、その後王子を探す旅へ。
    さまざまな感情にさらされながらも、技を使って王子を追い求めてゆく。
     ものすごく年取った気がするけど、確かに15年は長いけど、
    フィッツはまだそんな年じゃないよね。

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    2010年07月06日
  • 黄金の狩人1

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     傷ついた者にとって、癒しの時間を持つ事は必要だ。けれど過去を封印したままでは、何も始まらない。逃げる事も必要だけど、逃げ続ける事はできない。
     触媒が存在する事により、その周りではさまざまな変化が起こる。本人に自覚は無いかもしれないけれど、その一言が、その行動が、大きな影響を与える事がある。
     それぞれの人間が影響を与え合い、新しい物語が紡がれてゆく。

     続編としての導入。前作の後の時間と、新たな問題提起。2巻をすぐに読みたくなる。

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    2010年06月30日