魔術師ペンリックの使命

魔術師ペンリックの使命

ペンリックは、アドリア大公からセドニアのアリセイディア将軍に宛てた内密の手紙を携え、船でセドニア帝国に向かった。だがなぜか港についた途端、間諜として拘束され、投獄されてしまう。自らの内に棲む庶子神の魔デズデモーナの助けで牢を脱出したはいいが、なんとか尋ねあてた将軍は既に捕らえられ、両目をつぶされていた。最初から全てが将軍を狙った政敵による罠だったのだ。責任を感じたペンリックは医師と偽り、将軍の手当てを買ってでる。だが再び将軍のもとに敵の手が……。表題作を含む中編3編を収録。〈五神教シリーズ〉最新作!/【目次】ペンリックの使命/ミラのラスト・ダンス/リムノス島の虜囚/訳者あとがき

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魔術師ペンリックの使命 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年05月17日

    こうした、まじめできれいな特殊技能もちの青少年(というには今回少し育っているが)が事件に巻き込まれて翻弄されつつどうにかこうにか困難を抜けていく話に弱いのですよ、世のおねえさんたちは。作者と登場人物(?)デズデモーナもそのタイプでしょうな。
    ドン・ウィンズロウのかわいそうなニールくんのシリーズを彷彿...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月07日

    相変わらず、設定が飛びまくってる。
    読みはじめてからしばらく、え?これ、ペンリックのお話だよね?てか、セドニアてどこ?と???だらけだった。
    でも、やっぱりおもしろいんだよね~。状況が分からないのに読ませるビジョルドはすごい。

    さらにチートに磨きをかけたペンリックは、なんと30歳。童顔だし、素直で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月06日

    前作魔術師ペンリックがやや推理小説的展開であったところ、本作はギリシャっぽい雰囲気のセドニアを舞台としたファンタジーらしい舞台設定の物語になっている。3本の中編が収められているが、全て連続した物語。

    ペンリックは熟達の魔を有する高いレベルの魔術師として奇跡的な魔術をバンバン披露する万能キャラであり...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年03月11日

    好みの作品が登場すると既知の作品と比べてしまう悪癖があるのだが、気に入っている作品の類似性や相似性で楽しむのも読み手の特権だと開き直っている。五神教シリーズは、古き良き『辺境警備』を彷彿とさせていい気分にさせてくれる。おおごとにならない物語もまた好みである。

    読中に感じたのは、ペンリックシリーズで...続きを読む

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