鍛治靖子のレビュー一覧

  • 魔術師ペンリックの仮面祭

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    ☆4.5
    「ロディの仮面祭」
    「ラスペイの姉妹」
    「ヴィルノックの医師」

    今回のサブタイトルはすべて地名。時間軸的には「ロディ」は1巻と2巻の間に挟まるらしい。
    「ラスペイ」と「ヴィルノック」は最新の話題。
    ペンリックはニキスと結婚して、ヴィルノックに住んでいる。

    どうしても、第3話「ヴィルノックの医師」のインパクトが強い。謎の感染症が広がり、ペンリックは治療にふらふらになりながら、患者からさえ怪しまれ罵倒され、なお感染源を探る。
    パンデミック物は、最後に感染症と治療法が分かり、一気に解決するカタルシスがおもしろいけれど、時期的になかなか重苦しかった。
    まあ、解説によると、著者本人も、この

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    2023年06月15日
  • 魔術師ペンリック

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    人のいいイケメンがちょっとしたラッキー(もしくはアンラッキー?)で魔術師になる話。明るくて捻くれたところのない主人公が好感度大でした。
    続刊も買ってあるので、しばらくしたら読もうと思います。

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    2021年08月19日
  • 魔術師ペンリックの使命

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    相変わらず、設定が飛びまくってる。
    読みはじめてからしばらく、え?これ、ペンリックのお話だよね?てか、セドニアてどこ?と???だらけだった。
    でも、やっぱりおもしろいんだよね~。状況が分からないのに読ませるビジョルドはすごい。

    さらにチートに磨きをかけたペンリックは、なんと30歳。童顔だし、素直でお人好しっぷりは変わらないので、誰にもそう見られないけども。
    それでも徐々に明らかになるチートゆえの辛い経験で、老成しちゃってる部分もあり、そのせいでさらに意味不明な人に見える。
    そんなペンリックに、運命の女性登場!
    美人じゃないちょいぽちゃな未亡人、てところが、ビジョルドの主人公ぽい(笑)
    はっき

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    2021年07月07日
  • 魔術師ペンリック

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    5神教シリーズってこんな話だったっけ?と思いながら、でも楽しく読みました。
    どことなくヴァルデマール的なユーモアもありつつ。
    若干のミステリィもありつつ。
    主人公たちの掛け合いが楽しい作品は好きです。
    ペンリックがとことんお人好しで柔らかく優しい人物なのがまた良いですね。
    決してほのぼの系な話では無いと思うのだけど、ペンリックの人柄のお陰で、なんとなくほのぼの系な雰囲気になっている気がする。
    あと、訳者さんの匙加減も良い感じだと思います。

    続編もあるのかな?

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    2018年11月28日
  • 魔術師ペンリック

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    五神教シリーズ。主人公のペンリックは金髪碧眼長身で弓の腕にも長けた若者、てことで、ビジョルドさんの作品では珍しいタイプの主役なのではないか。
    思いもよらず魔術師となってしまったペンリック、その立場にだんだん馴染んでいくところが描かれるのかなと思いきや、短編集(中編かも)ゆえに、二作品目ではすっかり板についていた。馴染んでいく過程も見たかったなー。
    ファンタジーでありつつミステリー風味でおもしろかった。

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    2018年11月04日
  • 吟遊詩人の魔法 下

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    下巻は、大いなる魔法に至る「道」を探索する吟遊詩人たちと己の野望のために「道」を利用しようと企む宮廷詩人の追跡劇。
    上巻が地味な展開だったので、下巻ではド派手な魔法戦があるのかと期待していたら、大ドンデン返し的なものもなく、地味な展開のまま話が終わってしまった。
    いや、ひとつひとつのパートはすごく読み応えあるんだよね。でも、全体としてみるとクライマックスがちょっと弱かったかなと思う。
    そんな中、面白かったのが非モテ感溢れる脇役ネッドの見事なリア充チェンジ。
    上巻では軟弱なボンボンのネッドが、下巻では逞しい男、というか漢(おとこ)になっていて、王国随一の剣士を(二人がかりだけど)倒して許嫁(上巻

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    2018年01月30日
  • 吟遊詩人の魔法 上

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    王都で展かれる吟遊詩人の大会を利用して、禁断の魔法を手に入れようとする宮廷詩人の陰謀に巻き込まれた吟遊詩人たちの群像劇っていうお話。
    表紙とオビの内容が平和的なのを見て、勝手に吟遊詩人たちがウェイウェイしながら歌会するほのぼのファンタジーだと思っていたら、オープニングから殺人事件発生でビックリ。
    その後の展開も仲間の才能に対する嫉妬やら裏切り、権力者への追従やら叛逆、恋の鞘当て、異端信仰などなど、およそほのぼのからはかけ離れた内容で、読みながら「なんか思ってたのとチゲー」ってなった。
    でもまぁ、ハードなファンタジー小説も嫌いじゃないし、お気に入りのキャラ(御坊ちゃまのネッドくん)もできたから下

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    2018年01月14日
  • 白の予言者2

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    表紙はエリアニア。後ろの黒いのはアイスファイア。右下の腕を組んでいる男性はペオットレ? エリアニアの背中は刺青がそのままなのか、そういう服なのかちょっとわからない。

    デューティフルとアリアニアが仲良くなって、その後にアイスファイアのいる島に着いて、アイスファイアへ到達する穴を掘り始めるまで。


    シヴィルはホントに役に立たない。


    40
    エリアニアのけんかの後のデューティフルとのキス

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    同じく二人が気持ちを確かめ合うところ

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    デューティフルがネトルの存在を知る。フィッツの今までのいきさつも知る

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    フィッツは勘違いしてるが、ネトルはまだフィッツの正体を知らない。

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    2018年10月15日
  • 白の予言者1

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    表紙はデューティフル。ヴェリティの剣を持って。青はバックキープの色。
    手前はシェイドか?


    16
    スウィフトとフィッツの出会い。

    56
    ウェブがフィッツに、自分が知っていることを伝える。

    128
    フィッツがデューティフルにヴェリティの剣を、デューティフルがフィッツにシヴァルリの剣を渡す。
    ここは名場面。ペイシェンスにほっこり。デューティフルの態度にも交換。

    249
    フィッツがネトルを通じてブリッチに現状を伝え(219)、その反応(328)
    ブリッチに同情してしまうが、その後が嬉しい





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    2018年10月15日
  • 仮面の貴族2

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    表紙は道化ことゴールデン卿。
    手前の剣を持つ手はフィッツ。仮面の貴族は表紙がつながっているので、仮面の貴族3と合わせると、手前がフィッツというのは確実。
    左下の二人?はわからない。誰なんだ、何人なんだ?

    エリアニアの刺青が発覚

    P.83
    ドラゴンの秘密、生態が明かされる

    道化とフィッツが喧嘩

    デューティフルがエリアニアの挑戦を受ける。ドラゴン、アイスファイア。

    ブリッチがバックキープに来る。

    シックとの距離が縮まる。









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    2018年10月15日
  • 仮面の貴族1

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    表紙はエリアニア、背後にデューティフル?


    エリアニアがバックキープにくる
    ハップが不良になる
    ジンナといい仲になるフィッツ
    ケトリッケンとフィッツの会話が泣ける

    シェイドが衰えを感じ、技に可能性を見いだす。

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    2018年10月15日
  • 白の予言者4

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    ネタバレ

    道化の死と復活。フィッツの失われた記憶の復活と、道化の別れ。六公国とフィッツたちの復興。
    物語の山場は、前巻と本巻の序盤あたりまでで、あとは長く続いたシリーズを閉じて行く大団円。次へ次へと読ませていく展開はすばらしい。

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    2015年12月10日
  • 白の予言者3

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    ネタバレ

    クレバスに落ちたフィッツと道化は、氷下に広がる蒼白の女の宮殿に侵入する。氷の中で眠りにつくドラゴンを発見するが、蒼白の女に捕らわれる。フィッツはドラゴンを殺すことを条件に開放されるが、道化を人質にとられる。フィッツは王子たちと合流し、ドラゴンを掘り出すが、殺さずに開放する。蒼白の女は石のドラゴンをけしかけ、2頭のドラゴンと戦闘が始まる。ブリッツが重症を負いながら、スウィフトが石のドラゴンに止めを刺す。皆が六公国に帰還する中、フィッツは道化を探すため、氷河に残るところで、続巻。
    氷下の宮殿からの、ブリッツ、ドラゴンたちの戦闘と、非常に盛り上がりこのままエンディングでも良い感じ。

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    2015年12月09日
  • 黄金の狩人1

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    「ファーシーアの一族」から続く、「道化の使命」三部作の第一部。

    すっかり隠遁者を気取った主人公(フィッツ)が
    お決まりどおりに陰謀と過酷な運命に巻き込まれてゆきます。

    少年時代から続く人間関係も変わり、
    フィッツの陰鬱な独白も少し淡白になり、
    多少読みやすくなったのかもしれません。

    狼が好きだった方は、是非読んでください。
    私は道化に惚れました。

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    2012年03月30日
  • 黄金の狩人1

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    ファーシーアの一族の続編。
    30代半ばになったフィッツ。
    静かに隠遁生活を送っていました。
    が…恩師シェイドが訪ねてきて?

    六公国を襲った外島人の「赤い船団」が撃退されて15年。
    王ヴェリティが去った後、王妃が一粒種の王子を育てながら、六公国を統治していた。
    ヴェリティの兄の庶子であるフィッツは、陰の存在としてシェイドに教育され、時には暗殺者として働いた過去が。
    シェイドは今や王妃ケトリッケンの顧問として、表に出ている立場。
    王子デューティフルの教育をフィッツに依頼に来る。
    だがフィッツは表向きは処刑されているのだ。<気>をあやつった咎で。
    この15年の間に、<気>はいちだんと疎まれ、リンチ

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    2011年05月29日
  • 黄金の狩人3

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     ナイトアイズが死んじゃった~(泣) でも彼は、風になったように逝ってしまったので、今は楽しいところから見守ってくれているんだなぁと思う。
     とりあえずバックキープに戻ってきたので、終わった感が強かったのだが、実は続いていたんですよね。次の話しが楽しみ。

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    2010年07月06日
  • 黄金の狩人1

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    15年後。フィッツ・シヴァルリ・ファーシーアは、貧しい農民トム・バジャロックとして、年老いた狼のナイトアイズ、もらわれ子のハップとともに暮らしていた。怒濤の前3部作に比べてずっと平和で穏やかな導入部。フィッツはすっかり大人というより爺さん化してきてるし、ナイトアイズは相変わらず。ただしこちらは本当に老いているようだ。

    小屋には入れ代わり立ち代わり様々な客人が訪ねてくるが、フィッツの反応や感想が違うのがなかなか面白い。まったく歓迎されないシェイドは不憫だ。そしてスターリングの、どこか影のあるしたたかさは変わってない。

    その間、前作では語られなかった空白部分が明かされる。

    フィッツは今の穏や

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    2010年06月06日
  • 魔術師ペンリックと暗殺者

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    ネタバレ

    ペンリックの4冊目。

    ペンリックの義兄将軍を暗殺しにきた女刺客を捕らえて、逆に帝国の大元の悪い奴らを叩きに行く。
    刺客には魔が宿っていて刺客から切り離そうとしたが、庶子神がなぜかその女を認めてその刺客は魔術師となってペンリックの弟子になる。

    その旅のメンバーが、ペンリックと元暗殺者、聖者。聖者は前作の女性とは違う漁師の男性。前作の女性聖者もキャラが立っていたが、この男性聖者も重要な役割を果たす。
    帝国内で懐かしい面々に助力を得て目的を果たす。
    訳者が言及していた登場して嬉しかった人物はたぶんsの将軍。ペンリックと良い意味で因縁がある人物。
    庶子神というかこの世界の神は、必ずどの人物をも導い

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    2025年09月07日
  • 魔術師ペンリックの使命

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    前作魔術師ペンリックがやや推理小説的展開であったところ、本作はギリシャっぽい雰囲気のセドニアを舞台としたファンタジーらしい舞台設定の物語になっている。3本の中編が収められているが、全て連続した物語。

    ペンリックは熟達の魔を有する高いレベルの魔術師として奇跡的な魔術をバンバン披露する万能キャラであり、やはりややラノベ感があるが、物語序盤からあっという間に敵の罠にかかり窮地に陥っており、ストーリー展開は飽きさせない。

    「チャリオンの影」ほどの規模のストーリーはなく、一応個々の中編は独立しているため、一つ一つは小じっかりして小さくまとまっている。リムノスの話など、「え?これで終わり?」というあっ

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    2023年05月06日
  • 魔術師ペンリック

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    ロイスマクマスタービジョルド作品を初めて読んだ。五神教の設定や地理的舞台設定はガッチリして展開性を感じるが、「チャリオンの影」から始まる3部作からの援用のようで、本作品では雰囲気を盛り上げる程度の効果にとどまる(本書はシリーズなので、現時点では、というべきだろう)。

    「魔術師ペンリック」が面白かったが、「ペンリックと巫師」「ペンリックと狐」は楽しめなかった。「魔」「魔術」の設定が独特で入り込みにくく感じた。ペンリックが万能すぎる感じがライトノベルっぽい。

    と色々描いたが、続編は購入済。並行して読んでいる「チャリオンの影」は導入から断然面白いし、本シリーズにも今後の展開性に期待ができる。まず

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    2023年03月26日