鍛治靖子のレビュー一覧

  • カイロの死せる精霊

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    褐色スーツ姿の男装麗人のファティマが活躍する精霊を統べる者の短編集。ファティマが登場する前巻で語られる天使との因縁と、心理劇の一遍と、ファティマ以外の魔術省職員のバディ物の三編。
     この世界は、ごった煮で情報過多感が無きにしもあらずで、世界観がまとまりきれてない感もあるが、逆にそのような過渡期の世界観こそがファンタジィには必要だと思うし、魅力を感じる。人が考えた(完璧だと思っている)世界観は所詮限界があり、過渡期とか、まだ考えていないとかで、結果として未知、未定、曖昧だからこそそこに対する興味がセンスオブワンダーを引き起こし、作られた世界に魅力を与えると思う。

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    2026年07月06日
  • 精霊を統べる者 下

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    怒涛のラスト、一気読みしてしまった
    追い詰めるエージェントが女性なら真犯人も??
    怪しいのは誰?人?精霊?
    現実感の多いファンタジーという気がした

    竹宮惠子さんや萩尾望都さんのコミックスを読みたくなって……なぜ?

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    2026年07月03日
  • 精霊を統べる者 上

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    サイエンス??
    サイエンス・ファンタジーかな。スチームパンクっぽさもある。
    上下があるので身構えたが、ライトノベル感覚でサクサク読める。とにかくおもしろい!
    バディもの。

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    2026年07月03日
  • 精霊を統べる者 上

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    ちょっと前の世界に精霊の世界が同居してたらって言う感じの世界かな?
    女性が変わらず蔑視されてるらしいのがチョットいや
    そんな中で頑張ってる女性が活躍しそうなので、それを楽しみに下巻へ

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    2026年07月02日
  • 精霊を統べる者 下

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    少し前に購入。ようやく読み終わりましたので、続巻というか、時系列的にはこの話より前になるというのも是非手に入れようと思います。でもこの間本屋行ったときあったかな…?

    と言う訳で異国情緒あふれるファンタジー。エジプトが舞台だけれども精霊が居て、色々な人種と宗教と文化が混在している感じが良いなぁと。そしてちょうど傍観者でいられる読者という立ち位置がさらに素晴らしい。

    主要人物が女性だらけなのもちょっと面白いところ。最初出てきたときはめんどくさいヒロイン属性かと思ったハディアも、実は腕に覚えがあるかわいいだけの女の子ではないし、何せシティがかっこよすぎる。強くて美人で芯が強い。そりゃあ主人公もメ

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    2026年06月27日
  • カイロの死せる精霊

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    エジプトおもろー!

    はい超絶面白かった『精霊を統べる者』の前日譚となる短編集とのことですが、もう明らかに整理されてない!w

    世界観が整理されてない!
    詰め込みすぎ!
    もうごちゃごちゃ!
    スチームパンクだし、アラビアンだし、天使出てくるし、魔法だし、錬金術だし、呪術だし

    でも、そもそも舞台になってる”エジプト”がもうぐちゃぐちゃなんよね
    現在は国民の9割はイスラム教徒なんだけど、古いキリスト教が栄えてたときもあるし、その前はもちろん古代エジプトの神々よね
    なにしろ三千年栄えエジプト文明よ

    簡単にまとめると
    古代エジプト文明 → ギリシャ系のプトレマイオス朝 → ローマ帝国 →キリスト教文

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    2026年06月23日
  • 精霊を統べる者 上

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    表紙が地味。
    ごみの散らばる茶色っぽい街並みにスチームパンクっぽいロボットや飛行船、ビルの向こうにピラミッド。と、日本人のイメージするエジプトの街並み。でも作品はもっとカラフル。
    「ファティマはいつものように山高帽をはじいた。今日は鮮やかなバーガンディ色のスーツに、ブローケットのベストだ。襟元はクラブカラー、ローズブラッシュ色のピンストライプのシャツの上に、濃いオリーブ色のタイを銀球のついたピンでとめている。」「シティだ。ベニーの言うとおり、まさしくトラブルそのものに見える。レースとシフォンの赤いイブニングドレスが足元で波うっている。透けるほど薄いトップスの下で、ネット上にビーズを縫いつけた細

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    2026年06月08日
  • 精霊を統べる者 下

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    プロローグ

    『三体2』以来の久しぶりのSF小説
    小説『三体』は、SF小説で最も権威ある賞と云われる“ネビュラ賞”と“ヒューゴ賞”を獲得しているが、本書は、ヒューゴ賞こそノミネートのみに終わったが、ネビュラ賞、ローカス賞他4冠を獲得
    日本でも、『SFが読みたい!2025版』の
    ベストSF2024海外編で見事1位を獲得し、国内外問わず高く評価されている作品だ

    果たして、8の評価は如何に…


    本章
    『精霊を統べる者 下』★4
    時代設定は、1912年のエジプト
    精霊と人間、魔法と科学が混じり合う世の中が設定

    40年前に姿を消した伝説の魔術師が突如、姿を現すのだが…
    彼の正体を暴くために、女性特

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    2026年05月04日
  • 精霊を統べる者 下

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    アラビアンファンタジースチームパンク

    19世紀、植民地化直前のエジプトにジンが現れて、帝国主義の世界がひっくり返った世界。この時代の選び方が良い。おそらく第二次産業革命が魔法と蒸気機関と共にエジプトで進んだんだろう。他にもムハンマド=アリーなど実在の人物の名前が出てくるから、歴史好きとして想像が膨らむ。

    基本的に重くならずサクサク読めて良いのだけど、主要登場人物を絶対に殺さないようにしてる感じが途中からわかってしまって、ラストはあまり緊迫感がなかった。あんまり感情的な起伏がない(特にマイナス方向)。

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    2026年04月23日
  • 精霊を統べる者 下

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    面白かった! ラブロマンスSF? 頭の中で映像が流れまくって、映画で観たい!とも思いました。
    ファトマがカッコいいですなー。

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    2026年04月20日
  • 精霊を統べる者 上

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    青崎さんの帯に惹かれたのと、表紙が素敵なのとで、するすると読んでしまった。面白いな〜! スーツの女性主人公、ファトマがいいなー。下巻も楽しみだ。

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    2026年04月17日
  • 魔術師ペンリック

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    面白かった。
    ペンリックとデズデモーナの掛け合いが好きだった。
    「退屈 退屈 退屈です。」
    クスッと笑わせてくれるところも好きだった。
    ただ5神教の世界がまだ理解できていないので、充分楽しめなかったところはある。
    次のシリーズが楽しみ。

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    2025年10月31日
  • 魔術師ペンリックの仮面祭

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    ネタバレ

    表紙は 聖者キーオとペンリック、そしてデズデモーナ
    毎巻、表紙に感心させられる。イメージにピッタリのイラストで素晴らしいと思う


    ロディの仮面祭
    孤児出身であり聖者であるキーオ。若い女性。
    ペンリックはキーオに振り回されながら、魔を剥がす任務をこなす
    その事件にはちょっとした殺人未遂事件が絡んでいてややこしくなる。


    ラスペイの姉妹
    海賊に捕まりそこで、幼い姉妹と出会うペンリック
    幼い姉妹も一緒に連れて脱出。
    姉妹は父親と本妻とは別の、内縁の妻の間の子ども。事情があって父親は姉妹を引き取れない。
    姉妹は、ペンリックの計らいでヴィルノックの庶子神教団の庇護下に入る


    ヴィルノックの医師

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    2024年08月14日
  • 魔術師ペンリック

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    ある日突然、魔を受け継いで、魔術師になったペンリックの物語。この魔術師の能力は、魔術師だったものが死ねば、最も近くにいた者に、その能力が受け継がれるというもの。この設定が面白かったです。中編3編ですが、いろんな神がいる世界観に慣れるまで、少し時間がかかりましたが、慣れた頃に読んだ最後の『ペンリックと狐』面白かったです。まるでジョジョのような能力が、いろいろ読めて楽しかった!

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    2023年09月03日
  • 魔術師ペンリックの仮面祭

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    ☆4.5
    「ロディの仮面祭」
    「ラスペイの姉妹」
    「ヴィルノックの医師」

    今回のサブタイトルはすべて地名。時間軸的には「ロディ」は1巻と2巻の間に挟まるらしい。
    「ラスペイ」と「ヴィルノック」は最新の話題。
    ペンリックはニキスと結婚して、ヴィルノックに住んでいる。

    どうしても、第3話「ヴィルノックの医師」のインパクトが強い。謎の感染症が広がり、ペンリックは治療にふらふらになりながら、患者からさえ怪しまれ罵倒され、なお感染源を探る。
    パンデミック物は、最後に感染症と治療法が分かり、一気に解決するカタルシスがおもしろいけれど、時期的になかなか重苦しかった。
    まあ、解説によると、著者本人も、この

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    2023年06月15日
  • 魔術師ペンリック

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    人のいいイケメンがちょっとしたラッキー(もしくはアンラッキー?)で魔術師になる話。明るくて捻くれたところのない主人公が好感度大でした。
    続刊も買ってあるので、しばらくしたら読もうと思います。

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    2021年08月19日
  • 魔術師ペンリックの使命

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    相変わらず、設定が飛びまくってる。
    読みはじめてからしばらく、え?これ、ペンリックのお話だよね?てか、セドニアてどこ?と???だらけだった。
    でも、やっぱりおもしろいんだよね~。状況が分からないのに読ませるビジョルドはすごい。

    さらにチートに磨きをかけたペンリックは、なんと30歳。童顔だし、素直でお人好しっぷりは変わらないので、誰にもそう見られないけども。
    それでも徐々に明らかになるチートゆえの辛い経験で、老成しちゃってる部分もあり、そのせいでさらに意味不明な人に見える。
    そんなペンリックに、運命の女性登場!
    美人じゃないちょいぽちゃな未亡人、てところが、ビジョルドの主人公ぽい(笑)
    はっき

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    2021年07月07日
  • 魔術師ペンリック

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    5神教シリーズってこんな話だったっけ?と思いながら、でも楽しく読みました。
    どことなくヴァルデマール的なユーモアもありつつ。
    若干のミステリィもありつつ。
    主人公たちの掛け合いが楽しい作品は好きです。
    ペンリックがとことんお人好しで柔らかく優しい人物なのがまた良いですね。
    決してほのぼの系な話では無いと思うのだけど、ペンリックの人柄のお陰で、なんとなくほのぼの系な雰囲気になっている気がする。
    あと、訳者さんの匙加減も良い感じだと思います。

    続編もあるのかな?

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    2018年11月28日
  • 魔術師ペンリック

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    五神教シリーズ。主人公のペンリックは金髪碧眼長身で弓の腕にも長けた若者、てことで、ビジョルドさんの作品では珍しいタイプの主役なのではないか。
    思いもよらず魔術師となってしまったペンリック、その立場にだんだん馴染んでいくところが描かれるのかなと思いきや、短編集(中編かも)ゆえに、二作品目ではすっかり板についていた。馴染んでいく過程も見たかったなー。
    ファンタジーでありつつミステリー風味でおもしろかった。

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    2018年11月04日
  • 吟遊詩人の魔法 下

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    下巻は、大いなる魔法に至る「道」を探索する吟遊詩人たちと己の野望のために「道」を利用しようと企む宮廷詩人の追跡劇。
    上巻が地味な展開だったので、下巻ではド派手な魔法戦があるのかと期待していたら、大ドンデン返し的なものもなく、地味な展開のまま話が終わってしまった。
    いや、ひとつひとつのパートはすごく読み応えあるんだよね。でも、全体としてみるとクライマックスがちょっと弱かったかなと思う。
    そんな中、面白かったのが非モテ感溢れる脇役ネッドの見事なリア充チェンジ。
    上巻では軟弱なボンボンのネッドが、下巻では逞しい男、というか漢(おとこ)になっていて、王国随一の剣士を(二人がかりだけど)倒して許嫁(上巻

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    2018年01月30日