【感想・ネタバレ】黄金の狩人2のレビュー

あらすじ

ファーシーア一族の影として長年王の暗殺者だったシェイドは、今では王妃の顧問官となっていた。彼はフィッツに、宮廷にもどって若き王子にファーシーア一族に伝わる不思議な力〈技〉の使い方を教えてくれるように頼みにきたのだ。ヴェリティのいない今、教えられるのはフィッツだけ。しかし自身の〈技〉と知識に自信のないフィッツが承知するはずもない。なんとか断ったものの、訪問者はシェイドだけに終わらなかった。次にフィッツのもとを訪れたのは、豪奢な身形をした見知らぬ若者。果たしてフィッツに宿命の波を止めることはできるのか?

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Posted by ブクログ

表紙は、
-ゴールデン卿こと道化
-ローレル
-バジャロック
そして、犬とか猫とか。

フィッツがバックキープに戻るところから、
ローレルとディアキンが逃げ出すところまで。

見所はバックキープに戻ったフィッツ。戸惑いと懐古。
-ケトリッケンとの再開のシーン
-シェイドが「ハップのことは無条件に頼んでくれれば良かったのに!」のシーン。「わたしのことを信じていなかったのか!」
シェイドは、デューティフル救出をしないとハップの面倒を見てくれないと、ハップが思っていることが悲しかったのだ
-バックキープの隠し通路が開かされる
-ローレルという女狩人
-ゴールデン卿のモテ具合
-フィッツが従者として暗躍
-久しぶりの活劇。フィッツはやはり肉体的に強かった。

0
2018年10月15日

Posted by ブクログ

波乱のファンタジー。
面白いです。
しかし、あと1冊で終わるのか‥?

フィッツは、六公国のかっての王シュルードの第一王子シヴァルリの庶子。
陰の存在として教育を受け、暗殺者として働いた時期もあった。
王位を継いだ第二王子のヴェリティを信頼していたが、その死後に引退を決意し、トム・バジャロックと名乗って、田舎で隠棲していた。
絆を結ぶ狼のナイトアイズのことは、狼によく間違われるが飼い犬なのだと説明しつつ。
すっかり老人のような心境で15年が過ぎたが、まだ30代半ば。

ヴェリティ亡き後、王妃ケトリッケンが統治者となっている。
かっての師シェイドは王妃の顧問官となっていた。
デューティフル王子の教育をフィッツに頼みたいとシェイドが言ってくるが、それは断ったフィッツ。

しかし、養い子ハップ少年が身の立つようにするためには名のある店の徒弟になる方がよく、田舎に住んでいるだけでは無理と気づいて、バックキープへ行くことを考え始めていた。
そんなとき、かって王の道化だった不思議な人物が訪ねてくる。
白の道化と知られていたが、なぜか肌の色が濃くなり髪も金髪に。
ゴールデン卿と名を変えて、華やかな宮廷人となっていた。
ゴールデン卿の従僕兼用心棒としてバックキープ城に戻ることにしたフィッツ。
ゴールデン卿とフィッツの友情も楽しい。

デューティフル王子には仇敵と和平を結ぶための婚約が持ち上がっていた。ところが王子が行方不明になってしまったという。
誘拐か家出か?
婚約までに戻らなければ、和平も破綻する‥
ゴールデン卿とフィッツは怪しいと思われる貴族ブレジンガの領地を訪ねるが‥?!

0
2011年05月25日

Posted by ブクログ

 急遽バックキープに戻ることになり、その後王子を探す旅へ。
さまざまな感情にさらされながらも、技を使って王子を追い求めてゆく。
 ものすごく年取った気がするけど、確かに15年は長いけど、
フィッツはまだそんな年じゃないよね。

0
2010年07月06日

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