佐宗邦威のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
暮らしの軸を移していく今読めてよかった。
・①何かを生み出す②自己表現する③家族や近所とつながる④自然と親しむ
まさに自分主体時間の過ごし方=「じぶん時間」といえるだろう。
・転機における3段階
第1段階:終わらせる時期。これまでなんとなく惰性で続けている生活、習慣、仕事などをしっかり終わらせる。それによって新たなものを受け入れる「余白」が生まれる。
第2段階:ニュートラルな段階。
過去のステージを一旦リセットすると、方向感覚が失われて不安に襲われる。それでも、日々の感覚に意識を向けて、感性を刺激するような活動を意識的に行っていく。
第3段階:次のステージを始める段階(再生期)
あれこれと模索を続けるなかで進むべき方向が見えてくる。そこからはモードを切り替えて、その方向に向かって積極的に行動に移していく。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ論理、戦略を優先する他人モードでは解決できない。
根拠のない直感や妄想を駆動力として世の中を動かす。
P&Gはデータに基づいて考え抜く社風がある。しかし利益の8割は新しいゲームを作ったクリエイターが生んでいる。フレームワークや戦略思考は残りの2割を補うツール。
問題解決思考には、達成できそうな目標しか見えない。
10%成長よりも10倍成長を考える=根本的なやり方を変える。
ビジョン思考=直感と論理をつなぐ方法=思考の余白を作る。
モーニングジャーナルを書くという方法。
一冊のノートA6のモレスキン、
毎朝15分ノートを書くだけの時間をつくる、
手書き、一か月、人に見せない、
何を書くか。
感情=いやだと思ったこと、うれしかったこと、気になっていること、自分の感情にアクセスする力を身に着ける。
妄想クエスチョン=質問に答える。子供時代を振り返る、架空の設定で考える、
欲望、妄想、WHAT-IF型質問に答える。
朝8時、11時、昼15時、夜10時半にアラームを鳴らして、1分間マインドフルネス瞑想を行う。
毎日、決めた時間に一日の余白を作る。
毎週、2~3時間ブロックして自分自身と向き合う。
カラーハント=その日の色を決めて、一日その色のものを探して写真を撮る。
私の仕事は表現すること、と考える。アウトプットせざるを得ない状況を作る -
Posted by ブクログ
コロナ禍で誰もが経験したグレートリセット。著者のように居住地を変えないまでも、なにかしらのトランジションを実行した人は少なくないだろう。
また、筆者が指摘するように、強制的に外界とシャットアウトされる中で自分自身と向き合い「じぶん時間」と触れた人も多いだろう。
前半は「じぶん時間」に端を発し、自分自身に内在するビジョンを探索するという内容で、佐宗さんらしい示唆に富んだものだ。
しかし後半は郊外への移住体験記といった趣が強く、「じぶん時間」をいかにつくりどう活かすかというより、都市部がいかにせわしなく、地方部がいかに豊かか、という話に終始していると感じた。
きっとそれほど移住がインパクトのある体験だったのだろう、ただ「じぶん時間」を生きる、と題するのであれば移住以外の視点も欲しかった。 -
Posted by ブクログ
イノベーションは、個々人による創造からしか生まれない。“ひとりの妄想”を基に変革を起こし、未来を変えていくための「創造の智慧」を説いた書籍。
イノベーションは、トップダウンで始まったり、イノベーションを促進させる“場”がなかったりすると、うまくいかない。
イノベーションは、生き物の生態系を育てるようなもの。
個人の思いを起点に、場をつくり、ビジョンを発信し、新たな生態系を形成する。そのためには、次のような智慧が必要。
・ともに企たくらむ「仲間」をつくる:
新規事業は計画が頻繁に変わる。これに耐えうるのは、互いにやりたいことを共有する少数精鋭の仲間。従って、まず3~4人の仲間をつくる。
・辺境に眠る妄想を発掘する:
出世コースではないマイナーな事業や部署(辺境)にいると、会社に縛られず、自由に
新しいことを試しやすい。デキる人材の中でそれを知っている人は、あえて辺境にいることがある。
・「場」と「間」をつくり出せ:
イノベーション活動の初期には、多様な人が交じり合う場をつくるとよい。この場で
即興でしゃべったりすることが、創造の源泉となる。
・「創発」を生みやすい土づくりをする:
お互いを深く知り、何でも話せる関係をつくる。そうすることで、新たな視点が生まれやすくなり、チームとしての思考の質が上がる。
・個々人の意志をベクトルにしたビジョンづくりを:
「創造する組織」では、トップでなく、各社員が意志を示すことで方向性が決まる。よって、これに応じたビジョンをつくる。
・「独創」を最大化する「共創」を仕込め:
個々人が自らの内面に向き合い、考える“独創力”と、アイデアの実現に向け、衆知を集め議論する“共創力”を育む環境を整える。 -
Posted by ブクログ
デザインファームであるBIOTOPEの代表佐宗邦威(くにたけ)氏。の著書。
色々な組織の事業開発等の変化を起こす経験を経て、新たな価値や場を創造する方法論を提供する。
1人1人の妄想からしか未来は変わらない。
そして、僕らは生き物として生きる場所があれば、その人がもつエネルギーがおのずと出るはずである。
内観し、周囲を見渡し、必要に応じて時代を俯瞰して、自分が描く理想と現実から課題を見出して解決するアイデアを出して検証していく。そうやって自分と社会のつながりを自然と見付けて、共感してくれる仲間をつくりながら活動を推し進めていく。
既存の組織では解決できそうもない妄想を描きアイデアを生み続ける。
天の時が訪れた時、日本のあちこちのそんな生き物的な組織から、「未来の当たり前」がたくさん生まれ、育っていくことを妄想されている。