化野燐のレビュー一覧

  • 件獣 人工憑霊蠱猫

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    ずいぶんさくさくっと減るなーと思ってましたが、まぁそうですよね、という展開で落着。
    ぼく視点で語られるので、ラノベ風というか、ノリで読めるのがいいですね。
    それにしても、龍造寺さんたちの意思疏通能力?はどこに行ったんだろう。どういう風に行われてたのか気になる身としては、その辺のヒントがなかったのがちょっと残念。
    苑子ちゃんはいいキャラだなぁ~一巻だとちらっと電話に出てたかなくらいだったひとがここまで絡んでくるとは。強いし。素敵です。

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    2014年05月16日
  • 件獣 人工憑霊蠱猫

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    著者の思い入れの深さが窺える渾身の伝奇小説第四弾。

    著者の愛を感じ取ってください。

    その深さを垣間見せる巻末の対談は絶品です。

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    2011年03月05日
  • 件獣 人工憑霊蠱猫

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    「蟲猫」シリーズ第4弾。3作目でちょっと落ち着いたのかと思いきや、また本を盗られたりしてかなりピンチっ。古墳発掘の細かいとこまで書かれてたのがGOOD。もちろん衝撃の展開も面白かったですよ

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    2010年02月04日
  • 蠱猫 人工憑霊蠱猫

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    ツボにハマった。。。 妖怪ものです。京極夏彦を思い出します。 あっちはおどろおどろしい雰囲気でそれはそれでよかったのですが、こっちはちょっとSF風で、自分の嗜好にばっちりはまり込んでしまいました。 その点では「女神転生シリーズ」にも通じるものがあるかも。悪魔召喚プログラムが妄想記述言語に対応するのかな、とか。 妖怪(作中では鬼神)に関する文献や研究者に関する豊富な薀蓄も、士郎正宗の欄外が好きな私のような者には非常にマッチ。

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    2013年03月16日
  • 蠱猫 人工憑霊蠱猫

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    鬼神を具現化する書物を巡り、有鬼派と争う怪異バトルアクション。

    作中での鬼神論や怪異に関する解説、議論がとにかく濃くて面白い。
    著者が怪異の研究家で、その圧倒的な知識量に基づく記述は非常に読み応えがあります。

    人工憑霊蠱猫シリーズの第一巻ということで、物語としてはまだ序章。
    主人公である美袋小夜子、白石優の能力が発現するとともに、有鬼派との対立が明らかになり、本格的に争いが始まるというところで一巻が終了。
    物語が動き出し、面白くなってきたところなので、続きが気になります。

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    2021年12月03日
  • 火神録 考古探偵一法師全の記憶

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    かなり久し振りに読んだためか、シリーズの流れを忘れていた。だんだん思い出してきてもやっぱり続編じゃなくて、過去に時制が巻き戻されたみたいです。
    だけどかつてより面白くなった気がする。
    一法師も現在より素直で好感が持てます。

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    2014年10月29日
  • 人外鏡 人工憑霊蠱猫

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    おおっと??どっちがどっち??
    結局視点だった子はどうなったんだー
    シリーズ中最大のグラグラ。でもこの人の描写は軽いというか、ドライというかなので、そこまで読者がグラッと来る感じじゃないのですよねー
    全体的に、映像でみたい巻でした

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    2014年06月10日
  • 呪物館 人工憑霊蠱猫

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    これでもかってくらいアクション続きの巻でした。
    性質上、時さんの出番は少ないですが、狐と化け猫がアツいし、二人で一人の人たちもアツいし、あの人もこの人も裏切るしでハラハラ楽しく読みました。
    やっぱり苑子さん好き。また出てきてくれないかな~

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    2014年05月23日
  • 渾沌王 人工憑霊蠱猫

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    すべての視点が出揃いました。
    裏でもいろんな人たちが動いてるんだなぁー
    龍造寺の語りは軽くて読みやすいけど、仕掛けには全然気づきませんでした。
    妖怪ペアよりももさんと時さんが気になる……

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    2014年05月05日
  • 白澤 人工憑霊蠱猫

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    前巻から少し間があいてからの二巻だったので、別視点からの語りがちょうどいい塩梅でした。今回メインの語り部である時実さんもモモさんも、ちょっと気になっていたキャラでしたし。
    職業的に文系SEとしては、モモさんの思考や発想は憧れるものがあって、データ的に美しいとか、秩序立ったビジョンとか、自分も考えられたらどんなに仕事が楽しいだろうかと考えます。
    ストーリー的には、そんなに大きな進展はなく、おお立ち回りが少し追加された程度。次の巻でどう展開されていくのか注目です。

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    2014年04月22日
  • 件獣 人工憑霊蠱猫

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    ネタバレ

    人工憑霊こ猫第4段。主体は龍造寺(おれ)です。

    やっぱり龍造寺が語り手だと読みやすくて良いです。さくさく読めます。

    ストーリーの進み方も順調で、伏線もいい感じ。
    件については確かに1~3巻のうちで何回も出てて、なんで毎度この鬼神ばっかりなのかなとは思ってたんだけど、なるほどこうゆうことかと納得です。

    1~3巻はまさに導入でストーリーはこれから始まるかんじです。これからが楽しみ。

    最後のほう、登場人物の大半が死んじゃって、「マジかよ!?」と思っていましたが、やっぱりそんな訳ないですよね(いやまぁ、死んだっちゃぁ死んだのか)

    時空超えるとかカッコよすぎだけど、ちょっと怖くなりました。

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    2013年10月23日
  • 蠱猫 人工憑霊蠱猫

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    文化人類学はけっこう好きで大学選ぶとき迷ったから、読んでてifが味わえた気がする。司書も憧れの職業ですのでなおさら。本業をいかした世界観作りがたまりません。
    まだまだ序章な巻ですが、激しくはまっていく予感…

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    2013年09月20日
  • 呪物館 人工憑霊蠱猫

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    引き続き、龍造寺語り部で(笑)

    ハッキリとは言ってないけど彼の秘密もうかがい知れたり、かな。
    アクション多め、ただし「妖怪ネタ」がわからないと想像しにくいかな。
    まぁここまでついてきた人は大丈夫だろうけど。

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    2013年09月11日
  • 渾沌王 人工憑霊蠱猫

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    やっと全体像が見えてきたと思ったらもう大団円。
    同じエピソードを視点を変えて延々と語り、状況説明をしてくれるのはありがたいのですが、言い換えれば同じ場所をグルグル回っている。そのうちにエピソード1終了、と言ったところか・・・
    ただ、まだまだ余韻を残しているし続編へつながる期待感もあります。
    さて、次はどう出る?

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    2012年12月25日
  • 蠱猫 人工憑霊蠱猫

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    書店で何か面白そうな小説がないか物色していて発見。
    通常の文庫コーナーなので、文学系かと思いましたが、どっちかというとライトノベルのが近い感じ。

    学園を舞台として、異形のモノを使役して戦うストーリーで、伝奇カテゴリーになるのでしょうか。
    そういう類が好きな方なら、楽しく読める作品になっています。

    それでもやはり文学らしく、考証や文体はライトノベルのような、悪く言うと軽薄な感じではなく、読みごたえが感じられます。

    冒険活劇的なもので読む本に悩んだら、おススメです。

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    2012年11月25日
  • 鬼神曲 考古探偵一法師全の不在

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    ミステリーにはベタな人里と連絡が絶たれた状況。
    しかし必死に自分で考え成長しようとしてる主人公に好感を覚える。

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    2012年08月03日
  • 葬神記 考古探偵一法師全の慧眼

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    他の人の感想を読んで乗り気にならなかったが、読むに連れてのめり込めた。やはり他人の意見は先に読むものではない。発堀に関しては全く知らないが楽しく読めた。

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    2012年04月04日
  • 火神録 考古探偵一法師全の記憶

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    とても読みやすく書かれていました。内容は過去編、つまり三巻までで仄めかされていた、過去の出来事について。そんなことが…と思うような出来事があり、なぜそれを引きずっているかは、多少解明されたものの、まだ説明を必要とする気がします。というか、私はもっと読みたいです(笑)
    過去編も含めた全貌の解明に、あと二巻くらいかかるかも…? 続きが楽しみです!

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    2014年04月21日
  • 偽神譜 考古探偵一法師全の追跡

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    前の巻が「不在」だったのを受けての続巻。ここではその理由が明かされます。途中および最後のほうに前の巻をなぞるような描写があり(ただし一法師全側から)、改めてこれが「不在」の間のエピソードであることが分かります。そして最初の巻からずっと仄めかされている過去の出来事が、過去のものではないという予感を漂わせつつ、物語は次の巻へと続く…。

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    2014年04月21日
  • 偽神譜 考古探偵一法師全の追跡

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    今回は古屋くんはほとんど出てきません。
    けどそのかわり一法師さんの活躍がたくさんあります。
    ほんとだったらかなり怖い話ですが、本の中だから、一法師さんがいるから、安心して読めます♡
    ハラハラドキドキですが。笑

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    2011年09月30日