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奇怪な人面をかたどった“邪視紋銅鐸”の鋳型が北九州で発見された。女子学生の依頼を受けて現地を訪れた一法師と荻原、佳織は、発掘現場にただよう不穏な空気を感じる。そこでは50年前の発掘調査の際に、関係者6人が殺される事件が起こっていた。依頼してきた女子学生の失踪、現場で相次ぐ死者。感染症の危険から隔離施設に閉じ込められた一法師たちは、見えない敵との戦いに挑む……。絶好調、考古探偵シリーズ第3弾!
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Posted by ブクログ
考古探偵一法師全シリーズ三作目。
今回は二作目の事件の裏で起こっていた事件。
二作目は『考古探偵一法師全の不在』となっていましたが、
なぜ不在だったかというと・・・という話。
主人公の存在を基準にすると、今回が表で前作が裏話かな。
所々、「千装文化財研究所」の荻原や佳織の独白が挿入されてますが、
全編通して一法師が事件の現場に立ち会っているので、
やっと探偵物らしく(?)なって読み易かったです。
ミステリーとしては、
凝ったトリック等がある訳ではないですが、
考古学それ自体が失った過去を遺物から推理する学問とするならば、
古い文献やら出土品からの謎解きが、
素人には充分楽しめました。
この分野に造詣が深い方にとってどうかは分かりませんが・・・。
今回の事件の決着は一応ついていますが、
最後には意味深なやり取りもあって、
更なる謎が控えているらしいです。
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