化野燐のレビュー一覧

  • 鬼神曲 考古探偵一法師全の不在

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    二巻目を先に読んでしまったので、タイトルの探偵が最後まで出てこないことに茫然。また決め台詞が某京極探偵と被ってるような気がしてならず。いろいろ理解するために、一巻目に遡って読もうと思う。最期に出てきた妹は出てたのか、気になる。

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    2011年06月19日
  • 鬼神曲 考古探偵一法師全の不在

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    今回考古学探偵はほとんど出てこなく、最後にちょっと出るだけでした。

    古屋さんは人を疑うことを知らないのか、今回も騙されてばかりで不憫でした。

    殺人事件の動機はとても悲しく、男女の仲は難しいなあ、と思いました。

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    2011年06月13日
  • 葬神記 考古探偵一法師全の慧眼

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    考古学者が探偵役ですが、探偵がとにかく上から目線。偉そうな探偵は数あれど、ワトソン役となる主人公の古屋くんと探偵の絡みがあまりにも少なく、かつ、探偵のシンパである彼の事務所の人たちも前面には出てこないので、探偵の魅力が伝わりづらいかと。魅力という以前にどんな人かもよくわかんない。
    あと、埋蔵文化財を扱う部署が何をしてるのかを知らないと、全く場面が思い描けない情景描写が多いというのも、取っ付きにくいかなと思います。
    たまたま仕事でそういう資料を見たばかりだったので、埋蔵文化財発掘現場の仕事や役所の人がどうこう、はわかるんだけど、アルバイトたちが派閥争いで仲が悪いとか本当にあるのかなぁ。ぬかとー様

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    2011年06月11日
  • 葬神記 考古探偵一法師全の慧眼

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    ネタバレ

    古屋くんの騙されやすいこと、騙されやすいこと。この子面白いわ。つか、なんて不運な子。ある意味素質だと思う。
    アルバイト初日から殺人事件の第一発見者なんて。そしてそのアルバイトする経緯すら事件に関係があるなんて。本当にすごい。
    そして一法師さんの過去が気になる。これからのお話が気になる。

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    2011年06月04日
  • 葬神記 考古探偵一法師全の慧眼

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    考古学の知識が全くないアルバイトの古屋氏が巻き込まれた事件を、遺跡の発掘現場で起こる事件や不祥事を解決する、いわば文化財専門のトラブルシューターで“考古探偵”の異名を持つ一法師全が解決をするというミステリー。

    短編集のように、1話毎に事件は解決するのですが、全部の事件が繋がっているので、最後まで読んで初めて事件の全貌が明らかになります。

    凝ったトリックなどはないので、比較的簡単に事件は解けますが、考古学の知識がない私には難しかったです。

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    2011年05月15日
  • 葬神記 考古探偵一法師全の慧眼

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    シリーズ1冊目という事で、まだキャラクターの掘り下げが今ひとつとは思うけど、面白くなりそうで今後も追いかけていく事になりそう。伏線もいろいろあるしなぁ。でも、なんだか、ミステリから他の方向に走りそうな雰囲気もあるなぁ。

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    2011年05月09日
  • 葬神記 考古探偵一法師全の慧眼

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    この話の世界に慣れるまでは読みにくい作品でした。慣れてくると、あとは一気に読めました。探偵がすべてを解決してしまうのではなく、事件の当事者たち(主人公)に考えさせる、新しいタイプの歴史ミステリー。

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    2011年05月04日
  • 蠱猫 人工憑霊蠱猫

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    久々に感想。
    妖怪ものでかっこいいものが読みたい、で選んだのがこれ。
    作者の名前が激しく妖怪を主張していたので(笑)

    感想としては思ってたのとは全然ちがったけど面白い。

    最初想像してたのは青白い男の人が妖怪についてどーのこーの言う感じ。
    実際はキリッと格好良いおねーさんがドガーン!バーンとアクションする感じ。

    読みやすさは格別で長さが気にならない。(しかし妖怪好きは本当に長編が好きだなぁ(笑))
    逆に言うとラノベっぽい軽さがあって嫌いな人も多いかも。
    仕立ては菊地秀行とかが近いかもしれない。
    もうちょい見せ場をあざとく(ラノベもしくは某魔界都市並に)してもらえると萌え(燃え)要素が多くな

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    2011年05月02日
  • 呪物館 人工憑霊蠱猫

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    モノには魂が宿ると言う。

    九十九神の想いを感じ取れる作品。

    一足りない部分に……。


    乱雑な部屋を見渡し、焦りを禁じ得ない一冊。

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    2011年03月29日
  • 蠱猫 人工憑霊蠱猫

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    話は、とても面白いと思うのですが、シリーズ全般に渡って、話の展開パターンが同じなので、ワンパターンが嫌な方にはお薦めできません。
    でも、話は面白いです。私は、文庫の方で購入してしまったので、ノベルズで出ている巻まで早く読みたいです!!!

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    2010年08月25日
  • 妄邪船 人工憑霊蠱猫

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    船幽霊というと思い浮かべる絵があります。多分漫画で見たんじゃないかと思うのですが、細い線で描かれた波間から無数の手が突きだしていて、何だか幻想的な絵でした。ずっと昔に一度見たきりなのに、その後何度も夢に見たほど印象的で、そのくせ誰の何という漫画で見たのかは思い出せないんですよね。もう一度見たいなあ。

    私が買った本は、文庫の第1刷なのですが、不思議な誤植(?)があるんです。44ページ目なんですけど、「段ボール・箱をあけながら、訊いてみる。」という文章があって、手書きっぽい線で「・」が丸で囲んであるんですよね。「段ボールの」に直したかったのかしら?それとも「詰める」って意味で丸つけたのかしら?謎

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    2010年08月21日
  • 呪物館 人工憑霊蠱猫

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    やっぱり妖怪が好きです。
    わくわくします。
    でも怖がりなので独りきりで暗い図書室になんかいられません。ましてや蔵なんて・・・

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    2009年10月08日
  • 蠱猫 人工憑霊蠱猫

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    題名が面白い。
    「なにそれ!」と思わず手にとってしまった。
    シリーズもので、『蟲猫』はその第一巻にあたる。
    憑霊(あるいは鬼神とも呼ばれるもの)を召還・行使できる”科学的な”技術が編み出された、という設定のもと、その技術が記された本『本草霊恠図譜』を巡る二派の争いが基軸となる。
    ”科学的な”霊の召還と行使というのは、設定だけ聞くとなかなか面白いのだが、読んだ限りだとまだ”非科学的な”ものとしか読み取れない。
    呪法装置(これには人の死体が使われたりするようだ)の上に特殊な言語をソフトウェアとして走らせることで、人の妄想などを実体化させ行使する技術……らしいのだが、現時点ではその技術もよくあるオカ

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    2009年10月26日
  • 蠱猫 人工憑霊蠱猫

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    学園都市を舞台に一冊の本を争う謎の一派と司書。良い妖怪蘊蓄とアレなアクション描写のラノベでした。(つづく)

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    2009年10月04日
  • 蠱猫 人工憑霊蠱猫

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    妖怪研究家・化野燐氏の渾身の作家デビュー作。

    待望の文庫化に文庫史上主義の私は飛びつきましたよw

    第一巻ではオープニングに近い部分しか語られていないようですが、先を思うと期待大。

    一つだけ残念なのは表紙のイラストが新書の方の物と違っていた事。

    結構新書でイメージを膨らませていただけに残念ですw

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    2009年10月04日