白澤 人工憑霊蠱猫

白澤 人工憑霊蠱猫

880円 (税込)

4pt

3.1

有鬼派の暴走により始まった、妖怪にまつわる戦いは、穏やかだった美袋学園都市を凄惨な場に変貌させていく。物語は美袋小夜子と白石優の二人から、時実理一と石和百代をめぐるものとして、あらたに語られ、より激しくなっていく。「陰」「陽」のユニークな2部構成で、叙述されていく化野燐の世にも妖しい妖怪奇譚。(講談社文庫)

...続きを読む

人工憑霊蠱猫 のシリーズ作品

1~8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 蠱猫 人工憑霊蠱猫
    838円 (税込)
    妖怪を具現化する力を持つ禁断の書、『本草霊恠図譜』。図書館の片隅の古びた土蔵から、美袋小夜子(みなぎさよこ)がこの書を発見したことで、学園都市は戦いの舞台へと変貌する。“蠱猫”とは? “有鬼派”とはいかなる者たちか? 穏やかで近代的な学園都市が激しく凄惨で果てない対決の嵐の中に。妖怪伝奇小説登場!! (講談社文庫)
  • 白澤 人工憑霊蠱猫
    880円 (税込)
    有鬼派の暴走により始まった、妖怪にまつわる戦いは、穏やかだった美袋学園都市を凄惨な場に変貌させていく。物語は美袋小夜子と白石優の二人から、時実理一と石和百代をめぐるものとして、あらたに語られ、より激しくなっていく。「陰」「陽」のユニークな2部構成で、叙述されていく化野燐の世にも妖しい妖怪奇譚。(講談社文庫)
  • 渾沌王 人工憑霊蠱猫
    984円 (税込)
    死闘の詳細が克明に語られる、妖怪を巡る学園都市の戦いのすべて。正体不明の龍造寺とは、敵か味方か!? 美袋学園と千文字薬科大学を巻きこんだ妖怪にまつわる戦いは趣を大きく変えて正体不明の男、龍造寺を語り手、そして主人公として綴られてゆく。小夜子たち無鬼派の味方か、未緒たち有鬼派に与する者なのか? また“渾沌王”とはいかなる鬼神か? 怪しすぎる、いい加減男が妖怪伝奇世界を激しくゆさぶる。(講談社文庫)
  • 件獣 人工憑霊蠱猫
    995円 (税込)
    鬼神蠢く学園都市、予言の果てに何が起こる!? 美作研究学園都市に傷心の旅から戻った白石と龍造寺。しかし、学園は鬼神の巣窟の如き有様だった。“有鬼派”大生部(おおふべ)の不気味な活動。『本草霊恠図譜』を守らねばならない。奇妙な伝承のある牛首塚古墳の発掘、謎の予言メール、驚愕の陰謀が進んでいた。“蠱猫”小夜子たちは阻止すべく戦う。衝撃の妖怪伝奇小説! (講談社文庫)
  • 呪物館 人工憑霊蠱猫
    995円 (税込)
    妖気に蝕まれ、廃墟の如き“館”。 小夜子たちを異界が待つ――古書店、文車堂(ふぐるまどう)で、龍造寺は小夜子、白石たちには詰問され、“有鬼派”大生部には襲撃される。魔書“本草霊恠図譜(ほんぞうれいかいずふ)”が奪われたというのだ。行方を追って一同は、知る人ぞ知る曰くつきの品を引き取り封じる呪物館を訪れる。そこには数々の不可解な事件が待ち受けていた。妖怪伝奇小説、佳境へ。(講談社文庫)
  • 妄邪船 人工憑霊蠱猫
    995円 (税込)
    あの魔書を追って、戦いの舞台は長崎へと遷り、新たな鬼神が姿を現す。白澤の使役者、白石優は、今も失われた研究室の仲間を思い、悲しみを抱えたままでいた。姿を消したままの夏海涼子のことも――。鬼神を操る魔書を巡る有鬼派との戦いは、刑部(おさかべ)を離れ、真夏の長崎へ舞台を移す。白石がたどりついたのは、西の果ての阿留賀島。夏海涼子の故郷でもあった。妖怪伝奇小説“長崎編”。(講談社文庫)
  • 人外鏡 人工憑霊蠱猫
    995円 (税込)
    “私”は“美袋(みなぎ)小夜子”ではなかった。そして小夜子は死んだという……多くの犠牲者を出した戦いの日々は妄想だったのか!? シリーズ最大の謎の迷宮!! 目覚めた“私”はベッドに拘束されていた。戻り始めた記憶での名前は“美袋小夜子”。だが周囲から告げられた私の名は――憎むべきあの人物の名前だった。“蠱猫(こねこ)”の世界が大きく揺らぐ。妖怪伝奇小説、驚愕の急展開! (講談社文庫)
  • 迷異家 人工憑霊蠱猫
    942円 (税込)
    美袋玄山(みなぎげんざん)研究所、炎上す。破滅と鬼神は急速に世界に蔓延(はびこ)っていった。“蠱猫(こねこ)”の使役者である小夜子は鬼神を消し去りながら生存し、重傷を負った“白澤”の使役者である白石は遠野に匿われていた。これまでになく敵味方は激しく悲しく交錯する。果てなき戦いは新たなステージへ。妖怪伝奇小説、シリーズ最高傑作! (講談社文庫)

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

白澤 人工憑霊蠱猫 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年04月22日

    前巻から少し間があいてからの二巻だったので、別視点からの語りがちょうどいい塩梅でした。今回メインの語り部である時実さんもモモさんも、ちょっと気になっていたキャラでしたし。
    職業的に文系SEとしては、モモさんの思考や発想は憧れるものがあって、データ的に美しいとか、秩序立ったビジョンとか、自分も考えられ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月12日

    電脳の世界と神鬼の世界がリンクしている美袋研究学園都市で巻き起こるおどろどろしい戦い。神鬼を目でみるのは自分の思い込みでしかないと切って捨てる研究者の時実理一とうようよとディスプレイから湧き出る妖しい物たちや伝説の神獣・白澤(はくたく)を目撃するコンピューター技師の石和百代の二人の視点を通じて疾走感...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年02月13日

    まあまあ面白いんだけど、話が全然進まなくてまどろっこしい。
    前作もそんな感じだったし、ずっとこうなんだろうなぁと思うと、続きは微妙…

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月31日

    古本で購入。
    人工憑霊蠱猫シリーズ第2弾。

    鬼神データベース「白澤經」を利用する有鬼派の計画、散りばめられる謎。
    三部作の中編であるこの『白澤』は、第1巻『蠱猫』と同一時間を別の人物の視線で描く、いわゆるグランドホテル方式の作品。
    割と好きな手法なのだけれど、あまりうまく行っていない気がする。やや...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月24日

    やっと主要人物が出揃い、出会い、次の巻から話が動くね。という所です。

    映像化したらとても良い作品のように思うのですが、硬い文章表現と「妖し」の長い説明が邪魔してると思います。

    時系列が一巻からと考えて、ジグザグに動くので整理整頓が必要です。
    とはいえ、段々読みやすくなっているのは事実です。

    0

    Posted by ブクログ 2012年12月25日

    連作の第2作目。それぞれのキャラが相互に絡み合って動き始めました。
    文体にも慣れてきて、読み進むスピードも上がって来ました。この分だと年内に次巻も読み終わってしまいそうです。

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月12日

    今回は時実さんと石和さん視点での内容でした。

    やっと・・・

    やっと序章が終わった感じ(;v;)

    5人が出会った・・・

    次からは何か新しい動きがあるのかしら・・・

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年10月23日

    人工憑依こねこシリーズの第2弾。

    前回が小夜子と白石君の物語だったのに対し、今回は時実と石和さんの物語でした。

    個人的には前回の物語からの続きが気になっていのですが、主人公が変わったことで、時間が遡り事件の進展があまり無くて、ちょっと残念でした。

    未だに人物紹介的な雰囲気が拭えないです。
    よう...続きを読む

    0

白澤 人工憑霊蠱猫 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

人工憑霊蠱猫 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

化野燐 のこれもおすすめ

人工憑霊蠱猫 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す