サン・テグジュペリのレビュー一覧

  • 星の王子さま

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    大人が読むと子供のようには読めない。大人っぽい社会にまつわるような内容が子供の文体で書かれている。そんな印象だった。作品の持つメッセージは悪くない。いいメッセージを受け取れる作品だと思う。

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    2017年12月18日
  • ちいさな王子

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    有名な「星の王子さま」の新訳。
    この作品ははじめて読んだ。

    けれども、あまりピンとくるところがなかった。
    少年少女はこの作品を読んでどう感じるのだろうか。
    そういう部分がとっくに鈍麻してしまっている自分にはわからない。

    私にとっては、サン=テグジュベリといえば、やはり「夜間飛行」や「人間の土地」のサン=テグジュベリだ。

    たとえばこういう文章。

    「リヴィエールには、自分が、長いあいだ、重い物体を差上げ続けてきたような気がする。いわば、休む間もなければ、果てる希望とてもないこれは努力なのだ。「僕は老いてきた……」行動自体のうちにかれが自分の糧を見いださないということは老いた証拠のように思わ

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    2017年12月02日
  • 星の王子さま

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    このはなしはそのまま読んでも深いのに、サン=デグジュベリの生きていた時代とかを考えるともっと深くて驚きます!
    是非、「星の王子さまの世界」という本も合わせて読んでみてください!

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    2017年01月08日
  • 星の王子さま

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    映画リトルプリンスを偶然テレビで見て、原作が読みたくなって手に取りました。
    昔、読んだことがあったけど、その時の感想はよくわからない話だなと。今回読んでみて、この本は子供向きではないなと思った。なんというか哲学的。面白いって話ではないけど、素敵なメッセージがちりばめられている。最後に王子様が星に帰るときになぜあのような手段を取ったのかを考えさせられました。

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    2016年12月01日
  • ちいさな王子

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    もちろん、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』を観たために再読しようと思って買い求めた本です。

    王子の語るエピソードの1つひとつが何かの象徴のように感じられるし、また読者にとっては気付きを得るような内容になっています。

    ただ、これがあまりにも、明示的で不条理だという印象を受けました。つまり、メッセージは直接的で分かりやすいのだけれど、ストーリーとして釈然としない。
    そういう読み方は、あるいは王子に言わせると、忌むべきなにかに分類されてしまうのかもしれませんが。

    決して、好きでない、ということはありません。挿絵も含めて、とても優しくて素敵な小説世界だと思います。けれども、この本で強調さ

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    2015年12月06日
  • ちいさな王子

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    難しい。色々な読み方があるんじゃないかな。楽しいとき、幸せなときに読むのと、悲しいとき、つらいときに読むのと違うと思う。

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    2013年12月12日
  • ちいさな王子

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    どんなおとなだって、最初はこどもだった(それを覚えているおとなは、ほとんどいないけれど)

    なにしろおとなには、いつだって説明が必要なんだから。

    「まっすぐに歩いても、そんなに遠くまでは行けないんだよ……」

    でも残念ながら、ぼくには箱のなかのヒツジを見てとる力はない。きっと、少しばかりおとなたちに似てきたのかもしれない。ぼくも年をとったんだ。

    こどもたち!みんな、バオバブには気をつけるんだよ!

    「あのころ、ぼく、なんにもわかっていなかったんだなあ!お花が何をしてくれたかで判断するべきで、何をいったかなんてどうでもよかったのに。お花はぼくをいい香りでつつんでくれたし、明るくしてくれた。ぼ

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    2013年02月09日
  • ちいさな王子

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    恥ずかしながら、この年になって初めて読みました。
    洋書はもともと日本語で書かれているものと違って、伝えたいことのニュアンスを読み取りづらいなと感じました。
    もっといろいろ読んでみたいと思います。
    次はグレートギャッツビーに挑戦してみようかな。。

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    2012年08月17日
  • 星の王子さま

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    はじめて読んだ「星の王子さま」は英語だった。
    そのせいもあってイマイチ理解できんかったのかと思い電子書籍ストアで見つけて日本語版初挑戦。
    んー、英語とあまり理解度がかわらない^^;

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    2011年11月17日
  • 戦う操縦士

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    ネタバレ

    面白くない訳では無いのだが、
    堀口大学氏の訳が格調高すぎて、
    自分には辛かった。
    新訳版に期待している。

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    2020年11月30日
  • まんがで蘇る 星の王子さま

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    「星の王子さま」の漫画化。新訳コレクションのひとつとして購入。正直、絵がもう個人的にはゴメンナサイと言わざるを得ない。ほぼ忠実に原作をなぞっているが、最初と最後の独白の部分は漫画にし難いということもあってか、かなりのアレンジが施されており、賛否が分かれるところだ。

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    2010年03月04日
  • 戦う操縦士

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    最初は骨折りました。延々と敗戦を語り、この書の向かう先はどこだ…と思っていたのに、やはり彼…。構成が素晴らしい。夜間飛行にも匹敵する優れた書だと思う。人間の人間たる意義をここまで明確にして見せてくれる作家は彼をおいて他にいない 「お前は絶望に価するのか?」

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    2009年10月07日