サン・テグジュペリのレビュー一覧
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郵便パイロットての経験を通じて人間のあり様については解くエッセイ。
やや難解な文章なので少々読んでいて注意散漫になることが多かった。当時の飛行機乗りはかなりの危険が伴った職業だったようで、故に人間の生き方についての考えが研ぎ澄まされていったように思える。また、当時の読者達は飛行体験を記した本書により未知の世界に想いを馳せたのだろうし、文学的価値以上に読者達を楽しませたのではないかとも思う。印象的なのは、リビアの砂漠に不時着して死の間際まで追い詰められた過酷な体験を綴った「Ⅶ砂漠の中心で」でのサバイバル。
死ぬことと向き合うことになった時にまた読みたくなるような、人生の哲学を丁寧に描く作品です。 -
Posted by ブクログ
砂漠に不時着した飛行士の「ぼく」は、小さな星からやってきた王子と友達になる……。
いわゆる『星の王子様』です。原題はこちらのタイトルの方が近いそう。
児童文学というカテゴリではありますが、どちらかと言うと「かつて子供だったすべての大人へ」というメッセージが強い気がします。
小さい時も読んだことがあるのですが、その時は正直よく分からなかった。
優しく柔らかい語り口なのに、孤独を感じる不思議な話。
私は幼少期、子供同士で遊ぶというよりは大人に囲まれて育ったので、言葉は伝わっているはずなのに意図が通じない、子供だけが感じ取れるような半空想の世界を伝えられないもどかしさと常に隣り合わせにいたのですが、その感覚を思い出しました。
特に、冒頭の「ぼく」が描いた絵を見せる場面が特にその印象が強かったです。
本当に大切なものは目に見えない。有名なセリフですが良い言葉です。
反物質主義思想とでもいうのか。物や金や数字、目に見えるものしか信じられない、ノルマや時間に追われ、金銭で簡単に手に入る贅沢に溺れている大人になった「わたし」へ、かつて子供だった「わたし」からの言葉のようにも感じます。 -
Posted by ブクログ
ヒトラー『我が闘争』に対する「民主主義からの返答」として高く評価される。という書評が気になってしょうがなかったので、「ちいさな王子」に続いて読んでみた。
1940/5/23の、電撃戦直後のフランス軍偵察飛行1日のお話。
両世界大戦とも早々に降伏しておきながら、戦勝国然としたフランスには、決していい感情は持ってなかったが、負け戦ながら、懸命に抵抗する姿勢に感銘を受けた。また、「民主主義陣営の中でも最強のやつ」としてアメリカの参戦を待ち望む雰囲気が、よく分かった。
P302 最後の一文
明日も、われわれはなにも言わないだろう。明日も、傍観者たちにとっては、われわれは敗者だろう。敗者は沈黙すべきだ。種子のように。
P296
私は信じる。《人間》の優越こそが唯一意味ある《平等》を、唯一意味ある《自由》を築きあげるものだと。私は《人間》の権利が各個人を通じて平等であると信じる。《自由》とは《人間》の上昇にほかならないと信じる。《平等》とは《同一性》ではない。《自由》とは個人を《人間》よりも賞揚することではない。したがって私が戦うのは、それが誰であれ、《人間》の自由をある個人にーあるいは個人からなる群れにー隷従させようとする者だ。
P67
ある女性を美しいと思うとき、私には言うべきことはなにもない。ただその女がほほえむのを見るだけだ。インテリ連中はその顔を説明しようとして、分解してからそれぞれの断片を分析するが。もはやほほえみそのものは見ていない。 -
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0 どんな本?
航空機の不調により砂漠に不時着した主人公と出
会った王子との物語。メッセージ性の強いお話だと
感じた。
1 何で読んだの?
読書本のお勧めに大体載ってるので読んでみた。
2 構 成
3章構成150頁。2時間有れば読めちゃう。出会い
から始まり、王子との別れた後の描写で終わる。
3 著者の問題提起
大事なものを大事に出来てない。分かってない。
4 命題に至った理由
不明。おそらく著者の人生経験による思索の末。
5 著者の解
絆が大事。
6 重要な語句・文
(1) 絆
(2) 懐かせてくれると特別になる。
(3) 皆自分のいる場所が気に入らない。
(4) 本当に大事なものは目には見えない。
7 感 想
読んでいてメッセージを読み取るのが大変に感じ
た。深く知りたい事は著者のメッセージ。刺さった
のは絆。挿絵で星の感じが伝わった。人に勧めるな
ら3桁の星々の件。星の王子様と言うタイトルはあ
らすじに沿っていると思う。
8 todo
絆を大事にする話を家族にする。そして大事にす
る。
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