菊澤研宗のレビュー一覧

  • 組織の不条理―――なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか

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    -勝間和代さん推薦本より借り読み-

    ?組織の不条理解明に向けて
    -時間なくてパス

    ?組織の不条理と条理の事例
    -時間なくてパス

    ?組織の不条理を超えて

    ○人は、限定的な情報の中から合理的な
    判断をくだす。


    ○一見、不条理な判断が下った場合でも人は
    そのときに得られる情報、もしくは、より都合のよい
    方向へ判断をくだす。


    ○比較

    ・不条理にいたるパターン
    非効率発見
    → 新しい制度形成のコスト > 新しい制度形成のメリット
    → 「既存の組織制度を維

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    2019年05月04日
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇

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    第二次大戦時の帝国陸海軍が犯した数々の失敗を、個別の事例の丁寧な調査と解説で分析してくれている。この手の本の中でもとてもわかりやすいものだと思う。何を読んでも当時のお粗末な意思決定や視野の狭さに呆れるが、やはり他人事ではない。特に戦艦大和の特攻にあたっての意思決定では、米国留学経験のある知性派でさえ、今考えれば合理的でない決定をしている。本書の分析によれば、「敗戦が濃厚な状況で、大和を温存しておくことは、臆病者のレッテルを貼られるだけでなく、終戦後に大和が敵国の実験などに使用されることになり、これらを何より恐れた」とされている。当時のその立場であれば当然の意思決定かもしれないが、そのせいで数千

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    2019年03月17日
  • なぜ上司とは、かくも理不尽なものなのか

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    ダイレクトなタイトルだなぁ(苦笑)。それだけ、誰もが悩むことではあるのだろう。職場で、「今、この本読んでるんだよ」とみせたら、見せられた相手は少し複雑な顔をして考え込み「反対からみれば・・・ということですか?」と言った。え?と思ったけど、彼にとっては俺が上司なんだよね。なるほど、俺の問いかけは彼にとっては「どういえっていうんだよ」という理不尽なものだったのかもしれない(苦笑)。

     理不尽にみえる上司、会社の判断も、それは限定合理性という、言い方かえれば視点がちがえば筋が通っていることもある、という見方で説明できるって話。いろいろ考えさせられて、刺激になった。俺としては部下とかオキャクサンの要

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    2019年02月17日
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇

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    第二次大戦における日本の軍事行動の失敗から教訓を得ようとする本。リーダーシップに的を絞り、主に司令官に焦点を当てて分析を試みている。空気で説明される大和特攻を、取引コストの点で説明を試みたことは興味深かった。

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    2018年11月12日
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇

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    ●リーダーシップを発揮するためには、実践知をを備えなければならない。経験や教養により、大局観と現場感覚、判断力を養うことが大切。

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    2018年10月28日
  • 戦略の不条理~なぜ合理的な行動は失敗するのか~

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    2009年10月20日

    戦争での戦略と経営戦略を近づける一冊。

    文体はやや固め。読みづらいとまでは言わないが、腰を据えて読みたい本。

    なぜ綿密に練り上げられた企業の戦略が破綻するのか。一時的に効果を上げていた戦略が効果を発揮しなくなるのか。

    この世界は3つの世界でなりなっている、というポパーの思想と「孫子」の結びつき。
    そこから、企業がいかにして戦略を練っていけばよいのかを模索する。

    単純に「戦略史入門」という感じでも読める。

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    2018年10月09日
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇

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    ▼調べた単語
    ・翻って(ひるがえって):1 反対の面が出る。さっと裏返しになる。「裾が―・る」2 態度・説などが、急に変わって反対になる。「評決が―・る」
    ・賢慮(けんりょ):賢明な考え。すぐれた考え。
    ・コンテクスト:文脈
    ・プラグマティズム:思考の意味や真偽を行動や生起した事象の成果により決定する考え方。19世紀後半の米国に生まれ、発展した反形而上学的傾向の哲学思想。
    ・涵養(かんよう):水が自然に土に浸透するように、無理をしないでゆっくりと養い育てることを意味する。「読書力を―する」
    ・インフォーマル:公式でないさま。形式ばらないさま。略式。
    ・逡巡(しゅんじゅん):(スル)決断できない

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    2018年04月04日
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇

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    難しいけど失敗の本質が少し見えてきました。
    キーワードとして「PPPA(plan plan plan forget)」とか「空気」とか「取引コスト」ってのが印象に残ったのと仕事でも使えそう!

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    2017年11月02日
  • 戦略の不条理~なぜ合理的な行動は失敗するのか~

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    So what? may be, he want to said, The Art of War by Sun Tzu like the cubic grand strategy. it analyzed by Mr.Popper.K.R. Why does the rational action fail? The strategic disorder or irrationality.

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    2014年03月14日
  • なぜ上司とは、かくも理不尽なものなのか

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    ネタバレ

    組織にとっては非合理的でも、自分にとっては合理的な限定合理的の考え方は勉強になった。ただ、本の特性上、見方が偏り過ぎてる。組織をダメにする無能な部下ってのもいると思う

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    2012年09月05日
  • 戦略の不条理~なぜ合理的な行動は失敗するのか~

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    経営戦略論として読む意義があるかと問われると少々返答に困るが、純粋に読み物としておもしろい。孫子はともかくも、リデル・ハートやエルウィン・ロンメルを取り上げた経営書を少なくとも私は他に知らない。

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    2011年11月23日
  • 戦略の不条理~なぜ合理的な行動は失敗するのか~

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    物理的世界、心理的世界、知的世界の3つの世界に立体的にアプローチするキュービック・グランド・ストラジティを紹介。軍事戦略論と経営戦略論を取り混ぜ、戦略の不条理を説明。

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    2011年10月10日
  • 戦略の不条理~なぜ合理的な行動は失敗するのか~

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    勝利へのプロセスは偶然や運に大きく関係している。
    新古典派経済学は、市場は消費者と企業家を主体としている。
    それぞれを完全合理的に①物理的な効用を最大化をねらう。
    消費者は、自らの労働力を供給し、財を需要する。
    企業家は、利益を最大化するために労働力を需要し、財を生産する。
    これを基本とし、競争戦略≒ブルーオーシャン戦略が生まれた。
    しかし、市場の働きにより、商品の最適化が必ず行われるわけなく例外もある。
    理由は、人間は完全合理でなく限定合理的である。心理的バイアスがかかる。という2つのことにある。
    それで、行動経済学の研究が進み、心理面での消費者の特性が検討された。
    ②いま持っている商品に満

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    2010年11月14日
  • 戦略の不条理~なぜ合理的な行動は失敗するのか~

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    合理的って・・・。
    物事は様々な方向からみなければいけないっていうけど、大きく3方向にわけてみれる。①物理②精神③価値
    この3方向からみてそれぞれ合理的じゃないと失敗する。
    戦略を立てても、実行段階でエラーが見つかったら、即新しい戦略をたてよう。上昇フロー。

    レファレンスポイント、キュービックグランドストラテジー

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    2010年06月13日
  • 戦略の不条理~なぜ合理的な行動は失敗するのか~

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    軍事戦略と経営戦略における構成要素を、3つのカテゴリ(物理、心理、知性)を有する共通軸で取り扱おうというアプローチはとても新鮮なのですが。
    いろいろつぎはぎしすぎて、とってつけた感、とか、持論がまずあってそれを成り立たせるために言葉を弄している感が後半になるほどに強くなっている感じ。

    もう少し基本的なところをしっかりと解説するという感じが欲しかった。

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    2009年11月19日
  • 「命令違反」が組織を伸ばす

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    マニュアルどおりに動くのはいけないと書かれている組織にかんするハウツー本だと思っていたら、ぜんぜん違った。
    主に旧日本軍の実例を挙げて、状況説明などされているが、その主題とは別に、隠れた戦時史の本として面白い。

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    2009年10月04日