前田珠子のレビュー一覧
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カラヴィス公国の公女にして、魅縛師のリーヴシェランとその守り手である彩糸登場。
守り手と呼ばれる存在は、浮城の魅縛師に魅縛された魔性がなるもので、捕縛師・魅縛師・破妖剣士の資質有りとされた者が浮城に来て仕事をするようになってからつくものだけど、リーヴシェランの場合は、浮城に迎えられるより前に現れた彩糸が自ら望んで守り手となったという、ちょっと変則的な守り手。
リーヴシェランは幼い頃から魅縛師の才能が見られ、周りに魅了された小鬼が集まってくるので周りに気味悪く思われたりしたのだけど、姉であるマーセルヴィンスと兄のソルヴァンセスはそんなリーヴシェランを可愛がってくれたという。
しかし、姉は魔性に魅入られて姿を消し、今、また兄が病みやつれ、魔性に魅入られている疑いが……
彩糸は優しくて、でも優しいだけではなく、ちゃんとリーヴシェランを叱ってくれるような存在で、かなり好きなキャラ。
白煉といい、彩糸といい、私は白い美女に弱いのかもしれない。
(彩糸は虹色の髪と表現されているけど、印象としては白。銀髪が光を弾いて七色を呈したプリズムが輝いてるイメージ) -
Posted by ブクログ
破妖の剣シリーズ2作目。
憎めないムードメーカー的なキャラ、ザハトと美しき白焔(はくえん)の妖主が登場する巻でもあります。
白焔の「焔」は本当はカバー絵にあるタイトルの字が正しいのですが、ネット上では正しく表示できないのが難点ですね。
サムネイル横のタイトル表示が「焔」になっているのは、仕方ないとして、近刊の巻末宣伝ページまで「焔」になっていたのは校正ミスでしょう。
最近はPCで版を組んだりするから、JIS2級辺りまでに入ってない字は困るというような話を聞いたことありますし。
カバーの既刊案内は正しかったのは、以前からのデータを流用しているからでしょうか。
白焔の妖主は名前である白煉(びゃくれん)も正しく表示できなくてちょっと悲しい気持ちになります。(正しくはつくりが「楝」と同じ形)
白焔の妖主は、そんな些細と言えば些細なことが重大に思えてくるほど、多数の魅力的なキャラの中でも素晴らしいお方です。
美しく、尊大で、つれなく、誇り高き白煉は妖主の中で一番尊敬できると断言したい。
少なくとも、私が妖主に仕えるなら、絶対、白煉に仕えたい!というくらいに素敵だと思っています。
(拒絶されるのは目に見えていますが)
ほかの妖主に難が有りすぎるというのは、言わないお約束です…… -
Posted by ブクログ
破妖の剣は学生時代、友人や先輩達が多数貸してくれた小説の中で、自分で続きを買うことにした数少ないラノベです。
強大な力を誇るヒーローがヒロインには好意的で力を貸してくれるというのは、女性向けストーリーの一つの典型ですが、ヒーローと称するには天上天下唯我独尊で色々酷い闇主と初というより僕念仁なヒロインのラエスリールは典型からは少し外れるように思います。
しかし、王道要素もてんこ盛りですよ。
当然と言えば当然なんですが、ここの表紙が新装版なのが、長年の読者としてはちょっと残念です。
書店で確認したところ中の挿絵は昔のままでしたが、私のように表紙と挿絵の担当者が違うのを好まないタイプの人間や、新装版表紙に惹かれて購入した人にしてみれば、それもガッカリ要素ですね。
現行のイラストレーター小島さんの絵は可愛らしく、絵そのものは好みなんですが、破妖の挿絵としては、年月に培われたイメージは覆しがたいと言わざるをえないです。