あらすじ
紫紺の妖主の部下の妖貴・佳瑠と、ラエスリールとの死闘が始まった。紅蓮姫(ぐれんき)をふるって戦うが、護り手のいないラスは押され気味だ。血まみれになって、力尽きようとしたとき、彼女をかばったのは邪羅(ザハト)だった。だが、ラスは今こそ闇主(あんしゅ)の名を呼んだ。「わたしの護り手は、おまえだから…」万感の思いを胸に言葉につまるラスに、闇主は応えた――長い、長い、口づけで!
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Posted by ブクログ
邪羅の父である紫紺の妖主・藍絲(らんし)は妖主の癖にヘタレ可愛いくて好きです。
もちろん妖主だけあって、色々悪さをしてるし、我が儘というか尊大なわけだけど、白煉に対する独りよがりな純愛っぷりは可愛いとしか言いようがない。
邪羅も育ちのせいで、紫紺の妖主と白焔の妖主の子というサラブレッドぷりからかけ離れた人間臭さが好き。
リーヴシェランとの夫婦漫才(?)もたまりません。
魔性は倒されても、ハッピーとは言い切れないエンディングも切なくていい。
Posted by ブクログ
初読時に、えぇぇぇ!!!と思ったのはわたしだけですか?(バーイ:赤男の行動)
前編ではあまりにも出てこなかったが故なのか(それでも存在感はあったのですがね;)、赤男がこれでもかという程存在感をアピールしまくってる。
そんな赤男が好きですが(笑)
ラストの赤男の告白は好きなシーンの一つですww