大栗博司のレビュー一覧

  • 大栗先生の超弦理論入門

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    超弦理論が歴史的発展にそって解説されていて、非常にわかりやすく面白い
    それぞれの理論の特徴と現代における位置付けがわかる
    特に理論の次元が決定される理由などは詳説されている
    ゲージ理論を金融で説明するのは斬新

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    2018年11月23日
  • 数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学

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    以前に、時々「この本はとても丁寧に書かれた/作られた本だなぁ…」と感じる本があると書いたことがありますが(そのときは仲野徹著『こわいもの知らずの病理学講義』を読んで)、この本がまたそういう本。
    但し、後半に行くに従いだんだんと数学の深い内容になっていき、私にはよく理解出来なくなりましたが。(笑
    良書。

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    2018年10月19日
  • 大栗先生の超弦理論入門

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    第四章なぜ九次元なのか、あたりから???となって、とにかく話を追っていくだけになっていました。ただ、物理学者の研究の雰囲気はなんとなく感じられたように思います。

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    2018年10月20日
  • 大栗先生の超弦理論入門

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    これね、最高です。わかりやすい。まあ全然わかってないんだろうけど、次元ってたいしたことないんだよ。9と10とかあんまり変わんない。って感じなんだと。大栗さんの他の著作も読んでみよう。しかし、多次元が脳内でイメージできるかどうかが鍵だよね。さらっと、空間は幻想だよね。実体が写ってるスクリーンに過ぎません。みたいなことが。でもね、そうなると、私達がこういうことを理解しているということは、映画館のスクリーンは人生とか言って暮らすのもわるくないってことですかね。違うか。

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    2018年08月11日
  • マンガでわかる超ひも理論 宇宙のあらゆる謎を解き明かす究極の理論とは?

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    難しい量子力学の世界が簡単に説明されています。
    ノーベル賞を受賞した有名な物理学者の成果もしっかり説明されています。
    超ひも理論の入門書として読んでみてはいかがですか?

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    2018年03月17日
  • 真理の探究 仏教と宇宙物理学の対話

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     対談でもあり、お二人の話、とても分かりやすく刺激的でした。超弦理論も始めて、分かったような気にさせてくれました。佐々木閑先生を存じ上げず、釈迦から大乗仏教へ至る歴史的な経過は、ただ驚くばかりでした。大乗仏教が、壮大なイリュージョンなのではとすると、妙に納得できました。超弦理論で、ラマルジャンの数式が紹介され、驚きとともに再度興味が掻き立てられました。

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    2017年11月18日
  • 大栗先生の超弦理論入門

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    この本は現代物理学理論において注目されている超弦理論について書かれた本です。

    そもそも超弦理論とは直感的に言ってしまえば、物質を構成する最小単位である素粒子を点ではなく弦であると考えましょうという理論です。

    現代物理学にはこの世の中に存在する力を1つの数式で表すという大きな目標があります。そのためには重力理論と量子力学を融合させる必要があります。しかし、それには数学的な困難が多々あります。

    なぜ超弦理論が注目されているのかというと、素粒子を”弦”と考えることで”点”の時にはうまくいかなかった計算が上手くいくことがわかってきたからです。

    そんな超弦理論についてその歴史に沿って書かれている

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    2017年09月20日
  • 大栗先生の超弦理論入門

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    超弦理論を判りやすく説明していて流石です。難しい数式もほとんど使わず、図解を駆使して概念を説明しているので、ちょっと物理や数学は苦手…という人も手に取りやすい&理解しやすいかと。
    研究の当時の熱気含めて書かれてるので、そういう現場の雰囲気含めて堪能しました。
    (ちょっと古い本になりますが、はじめての〈超ひも理論〉 (講談社現代新書)を併せて読むと、ブルーバックスの方ではサラッと「知ってますよね」前提で書かれてる辺りを補完しながら、宇宙論との関係など理解してさらに読み込めるかと)

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    2017年06月07日
  • 強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く

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    『重力とは何か』と同じ大栗さんの2冊目
    重力の方が身近なこともあるし
    重力とは何かの方が、ちょっとわかりやすいかもしれないが
    これもわかりやすく、最先端物理の内容を紹介してくれる本

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    2017年04月08日
  • 数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学

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    最後のガロア理論や群にはついていけなかったが、数学の本質と面白さの再発見があった。高校の数学を学ぶ前に読んでいたら、もっと理解出来ていただろうと思う。筆者が娘に贈るために書いたということだが、自分も子供に読ませたいと思う。

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    2017年04月04日
  • 数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学

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    前提としている知識、考え方が丁寧に説明してあり、とても分かりやすい。ものごとを表現して、自分で考えるための数学なのだな、ということが分かり、読んでて面白い。

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    2016年10月16日
  • 数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学

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    もう少し簡単な内容かと思っていたのですが、かなり読み応えのある本でした。

    数学の本を読むたびに思いますが、「概念」や「定義」の理解は、本当に大切ですね。
    もちろん、「定理」や「証明」も大切なんですが、やはり基本となるのは「概念」や「定義」の理解だと思います。

    それにしても、数学は奥が深い。
    もう少し奥の方まで理解できるよう、精進します。

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    2016年02月24日
  • 数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学

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    文章自体はやさしいが,内容はとても難しい.「素数はふしぎ」での素数と公開鍵の話はあまり理解できなかったが,「微積は積分から」の内容はなんとか分かった.また虚数の話も面白かった.

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    2016年02月16日
  • 数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学

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    制御工学を修めた人間のレビューとなる。恐らく想定読者は数学のバックグラウンドのない(少ない)人間を想定しているのだと思う。論理に簡単に説明していて、数学があまり好きでない私にも理解しやすかった。
    特に第8話、第9話は軽い興奮を覚えた。虚数を含んだ複素数が何故cos, sinに関わってくるか、行列が何を表しているのか、それらを統合すると、どの様に大学自体に利用していた公式が編み出されるのか...その様な私の好きであった科目(今も好きだ)のオリジンを一段深めてくれた本書に感謝したい。

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    2016年01月23日
  • 強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く

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    量子力学というのは私の想像力を遥かに超え、
    なかなか理解が及ばない。
    ということで何とか理解するべく購入した本。
    この著者と仕事をしたことがある友人は
    まずは『重力とは何か』から、
    とアドバイスをくれたが、
    4つの力の方がはるかに謎だったのでこちらを購入。

    一言で言うと、わかりやすいです。
    大して賢いとは言えない私でも、
    それなりについていけた、
    気分には少なくともなれました。
    ただ、人に説明するには、
    あと30回くらい読まないとだめかもしれない。

    宇宙や物理や量子力学に馴染みのない人にも分かり易く説明しよう、
    という真摯な姿勢が感じられました。
    若干わかりづらい例えもありましたが、
    まあ

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    2015年11月23日
  • 数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学

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    出だしから引き込まれた。ギャンブルで絶対に勝つにはここの事象に対し3%の確率アドバンテージがあれば良い。ルーレットになぜ0,00があるのか理解できた。対数が何故生まれたのか理解できた。理解まで到達していない項目もあったがかなり楽しめた。

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    2015年12月04日
  • 大栗先生の超弦理論入門

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    一般読者に向けて書かれた,超弦理論の解説書.
    最先端の理論を非常に明快に解説しており,素晴らしい.
    特に弦理論および超弦理論で扱う空間次元がそれぞれ25次元と9次元
    になることは,やや厳密性を書くとはいえ,数式で求めており,
    関心した.専門書にははるかに及ばないのでしょうが,
    一般人向けとしては,これ以上のものは望めないのではないだろうか.
    最先端の物理の世界を味わってみたい全ての人にお勧めです.

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    2015年05月21日
  • 大栗先生の超弦理論入門

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    ニュートン力学、量子力学までは、何とかおぼろげながら理解できたつもりだが、全ての現象を説明できる統一理論の構築過程で出現した矛盾点を解消すべく、超弦理論が出てきたのだということだろう.でも、この様な難しいことを真剣に考えている科学者がいることも驚きだ.電磁場と金融市場の類似性の説明は明快だった.

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    2015年05月01日
  • 強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く

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    何十人のノーベル物理学者たちの理論を増改築した素粒子の標準模型。陽子や中性子内に素粒子を結び付け、距離が離れるほど強くなる漸近的自由性を持つ強い力(力を伝える素粒子:グルーオン)。原子核をベータ崩壊させて陽子と中性子を入れ替え、かつ時計回りのスピンを持つ粒子だけに働くというパリティ対称性を破る法則である弱い力(力を伝える素粒子:ウィークボソン)。β崩壊時に質量保存の法則を維持するニュートリノ。そしてヒッグス場により電磁気力と弱い力を統一し、素粒子の質量を定めるヒッグス粒子の発見により標準模型は証明される。

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    2014年09月25日
  • 大栗先生の超弦理論入門

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    現代のキホーテにならないために、現代の(理論)物理学を簡単に知ることができる1冊です。超弦理論が必要とされた背景から、これからの課題までが、他の物に比べてわかりやすく書かれています。
    ただ、最低限の常識と、量子力学周りのわかりやすい本が1冊ほしい感じかも。

    空間の余剰次元って、イメージしにくいと思うのですが、自然現象を説明するのに必要な項目と思っていいと思うのです。
    例えば、普段の生活空間は、3次元的な広さだけを気にしているわけじゃないですよね?
    ここ暑いな~と感じたら、気温が高いとか、湿度が高いとか思うはずです。
    その気温や湿度のような説明が、3次元的な広がり以外にも、空間に必要となってい

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    2014年09月08日