大栗博司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本は現代物理学理論において注目されている超弦理論について書かれた本です。
そもそも超弦理論とは直感的に言ってしまえば、物質を構成する最小単位である素粒子を点ではなく弦であると考えましょうという理論です。
現代物理学にはこの世の中に存在する力を1つの数式で表すという大きな目標があります。そのためには重力理論と量子力学を融合させる必要があります。しかし、それには数学的な困難が多々あります。
なぜ超弦理論が注目されているのかというと、素粒子を”弦”と考えることで”点”の時にはうまくいかなかった計算が上手くいくことがわかってきたからです。
そんな超弦理論についてその歴史に沿って書かれている -
Posted by ブクログ
いただいた本。
先日、松原隆彦『目に見える世界は幻想か』という物理学の本を読んだのだけど、大栗博司の話は難しいけど似た所に触れられていると感じた。
面白かったのは『「よく生きる」とはどういうことか』というテーマの対談。
なんで仏教×物理学?というところが、なるほど、に変わるから面白い。
神という絶対的(超越した)存在を外すことによって、なんなら自分という存在を世界の中心から降ろすことによって見えてくる世界について、どちらの側からも歩めるんだなぁ……。
仏教の、生老病死の苦しみの話や、南無阿弥陀仏の意味なども、知っているようで知らなくて、すごいなぁとちょっと感動したのだった。
岡潔は無明の -
Posted by ブクログ
量子力学というのは私の想像力を遥かに超え、
なかなか理解が及ばない。
ということで何とか理解するべく購入した本。
この著者と仕事をしたことがある友人は
まずは『重力とは何か』から、
とアドバイスをくれたが、
4つの力の方がはるかに謎だったのでこちらを購入。
一言で言うと、わかりやすいです。
大して賢いとは言えない私でも、
それなりについていけた、
気分には少なくともなれました。
ただ、人に説明するには、
あと30回くらい読まないとだめかもしれない。
宇宙や物理や量子力学に馴染みのない人にも分かり易く説明しよう、
という真摯な姿勢が感じられました。
若干わかりづらい例えもありましたが、
まあ