荒木飛呂彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレジョジョ連載開始後、荒木先生の中期以降の短編作品の全4編。前後編もの・シリーズもの?があるので全7話。
帯の文句は「荒木飛呂彦の世界ィィィイイイ!」(すみません、またしても不覚にも笑ってしまいました。笑)
やはり中期以降の作品とあって、ゴージャスアイリンの頃と比較すると円熟味が違うステキな荒木作品がたっぷり堪能できます。
ジョジョファンには嬉しいスピンオフ作品も2編(4話)あります!
是非ともシリーズ化して連載してほしい、とジョジョリオンの存在を無視して願ってしまう作品が、「デッドマンズQ」。QはQuestionsを指すようです。
何と、みんな大好き(?)吉良吉影が幽霊となって帰ってきた!! -
購入済み
最高!
本当に圧倒されます。カラー彩色で名作がよりすばらしいものに!!
下の評価にもありましたが、名作7部は思い入れが強い方が沢山いますのでカラーに関してはなかなか納得がいかない方もいらっしゃいますが、私は非常にスティールボールランを表現できていて十分綺麗でよかったと思います。
吹き出し内の色は慣れるまで時間がかかりましたが… -
購入済み
最高
最高・・・ただ最高としか言えない。
ジョジョリオンを除くジョジョ全部がここにフルカラー電子書籍として集結した。
最高の塗り職人の手で緻密に描き込まれたストーンオーシャンに新しい魅力が加えられた。
そして本誌でカラーだったページが再び荒木先生の素晴らしいカラーで読めるようになった。
最高だ。この電子書籍は単行本で全巻揃えてる人も買うべきだ。本当に、最高だとしか言えない。
ありがとう! -
Posted by ブクログ
ジョニィ。
かつて、ジャイロという目標でもあり師匠でもあり好敵手でもあり親友でもあった存在を、断腸の思いで断ち切った事実。
SBRという遺体争奪戦争は終わっても、自分のしてきた事実は消えることはない。
人生の伴侶を見つけ、愛する息子が生まれ、人として普通の幸せを得た今、また苦渋の決断を迫られる時。
ただの一度だけ。すぐに戻すから。
あの時は、自分の希望はジャイロの生存だった。けれど、ヴァレンタイン殺害を優先したんだから。
今回は、自分の望み優先してもいいじゃないか。
ただの一度だけ。すぐに戻すから。
ジョジョの物語で、不意に訪れる確固とした答えのない選択。
少年時代のブチャラティ。 -
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サイコー
カラーで読むと、また違いますね。
私は、この5部が大好きで、発売をずっと待っていました。
待った甲斐があり、想像以上にできが良く、嬉しい限りです。 -
購入済み
フルカラーGIOGIO!
まだ1巻なのですが、本当に丁寧なフルカラー版です。他のフルカラー版漫画も見習ってほしいぐらいの丁寧さ。背景をキャラクターの感情に合わせて塗り替える技法も健在で、スタンドや衣類の色も最大公約数的なカラーを採用しています。ディ・モールト・ベネ!なフルカラーだと言えるでしょう!ありがとうゴルゴflashの人!
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Posted by ブクログ
ネタバレディオの館に入ってからの決戦は感動の連続ですね!
特にヴァニラ・アイスを倒した後からのディオとの戦いは、ディオの能力が「数秒間時を止める」という能力であることから、実際の時間としては数分で終わっているというのがすごいです!そして、相変らずの荒木節も健在!
ディオ「ほう…逃げずに近づいてくるのか……せっかく祖父のジョセフがわたしの『ザ・ワールド』の正体を、試験終了チャイム直前まで問題を解いている受験生のような必死こいた気分で教えてくれたというのに………」
死ぬ直前まで承太郎のことを案じていた祖父、ジョセフ・ジョースターの気分を受験生と一緒にされても…やっぱりそのたとえ、分かるようで逆にややこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ4部は一番好きなシリーズかもしれないです。
出てくる町民たちがみんな個性的でイイんですよね。3部までのように修行とか旅とかで各地を渡り歩くのではなく、今までどおり街で普通の生活を送る中でスタンド使いたちに出会っていく、というパターンがすごく面白いですよね。
命を賭けた戦いのはずなんだけど、どこかのんびりしてる雰囲気もあって…。
あーそれにしても歴代ジョジョはみんな性格全然違うのにカッコイイよなー!荒木先生は天才だ!
4部では康一と由花子のカップルがすごい好きだったんですよ。特に4部の「山岸由花子はシンデレラに憧れる」が最高に面白くて、
「康一くんの選んだものなら……あたし それがどんな顔だ -
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サスペンス!
偏愛というと独善的な感じがしますが、本書は荒木氏流の「映画の見方」といえるんじゃないでしょうか?自分はこの映画をこう観る、というのを延々と熱く語っているわけですが、まったく押し付けがましくないところがいいです。マンガの参考にするために長年研究した成果ともいえるでしょう。
前作はホラーでしたが、本書のテーマはサスペンス。有名作も無名作もTVドラマもアニメもあり、というところが荒木氏らしくて楽しいです。良い映画の判断基準に「泣ける」が入っているのがイイ。
そしてなにより、あのメインキャラのモデルがクリント・イーストウッドだという事実を明かしていて、しかもイーストウッドにあった時にジョジョ立ちを