鳥羽亮のレビュー一覧
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40超という長いシリーズの第2段。
はぐれ長屋と呼ばれるところに、55歳で隠居をし、息子夫婦に家を明け渡し、住人となった華町源九郎。
本人もかなり剣の腕の立つのだが、同じ長屋には居合の名人、研屋、引退したろう老岡っ引きが住む。長屋の人々は決して裕福ではないが、協力を惜しまない助け合いの精神があった。
この2巻、今回は古くの友人が源九郎にすりにとられた文書の返還を依頼。
きっかけは、現役当時に縁のあったスリの親子。
もうとうに、足は洗って飯屋を営んでいたのだが。。。。
鳥羽亮さんは、他にも読んでいるが、これは結構他と違って斬り合いが多い気がする。年代が古いからか? -
Posted by ブクログ
ネタバレ鳥羽亮 著「雲の盗十郎」、御助宿控帳シリーズ№4、2011.10発行。このシリーズ、楽しく読み進めています。登場人物の役どころがよくできていて、話の進展のテンポもいいです。今回盗賊の頭は伊賀の忍者で、百地十四郎たちもかなりの苦戦を強いられました。
鳥羽亮「雲の盗十郎」、御助宿控帳シリーズ№4、2011.10発行、再読。今回は伊賀忍者である盗十郎を頭にした一味5人と御助人7人の戦い。米問屋「田村屋」の主、伊兵衛は妻のおさよと8歳の豊助を納戸に逃がした後、盗十郎に斬殺される。おさよは亭主が大事にしていた脇差で仇を打って欲しいと百獣屋に願いを。十四郎は難敵、盗十郎に立ち向かう。