あらすじ
さまざまな肉を食べさせる店「百獣屋」は肉同様、多士済々の御助人が集う「御助宿」だ。ある日、主人を夜盗「盗十郎」一味に殺された妻と息子が彼らを捕まえて欲しいと訪ねて来た。剣の使い手である十四郎は引き受けることにしたが……。
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Posted by ブクログ
鳥羽亮 著「雲の盗十郎」、御助宿控帳シリーズ№4、2011.10発行。このシリーズ、楽しく読み進めています。登場人物の役どころがよくできていて、話の進展のテンポもいいです。今回盗賊の頭は伊賀の忍者で、百地十四郎たちもかなりの苦戦を強いられました。
鳥羽亮「雲の盗十郎」、御助宿控帳シリーズ№4、2011.10発行、再読。今回は伊賀忍者である盗十郎を頭にした一味5人と御助人7人の戦い。米問屋「田村屋」の主、伊兵衛は妻のおさよと8歳の豊助を納戸に逃がした後、盗十郎に斬殺される。おさよは亭主が大事にしていた脇差で仇を打って欲しいと百獣屋に願いを。十四郎は難敵、盗十郎に立ち向かう。