速水螺旋人のレビュー一覧
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原作を漫画化しているということを理解して読んだ方が良い。エピソードのダイジェストという感じでどんどん話が変わる。
終わりにある解説があって勉強になった。通常では見られない、志願して戦争に参加する女性たちの姿が知れて良かった。漫画なので、服装なども分かりやすい。Posted by ブクログ -
第二次世界大戦の真実を明らかにする…
500人以上の従軍女性を取材し、その内容から
出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞
作家の主著。『狼と香辛料』小梅けいとによる
コミカライズ、第4巻が登場。Posted by ブクログ -
★戦争はなんでもまっ黒よ 血の色だけが別の色 血だけが赤いの・・・・・・(p.76)
▶独ソ戦争でソ連軍に従軍した女性たちへのインタビュー形式。▶戦争のただ中に、女性として、妻として、人として、親として、国民として・・・▶戦争を比較しても意味はなくどの戦争も等しく悲惨ですがおそらく最大の戦場だったと...続きを読むPosted by ブクログ -
第十六話の、赤軍伍長(衛生指員)の話が印象的だった。
一つは憎しみのための心
もう一つは愛情のための心ってことはありえないんだよ
人間には心が一つしかない
自分の心をどうやって救うかって いつもそのことを考えてきたよ
Posted by ブクログ -
戦時下で生きるということはどういうことか、ジワジワと分かっていく。
でもたぶん、分かってはないんだろうな。Posted by ブクログ -
女性の大変さがとてもよく書かれていてわかりやすかった。「同志少女よ、敵を撃て」もソ連対ドイツの戦争だった。これは短編集7つの話。洗濯部隊というのがあったのを初めて知る。洗濯機などないから手が大変なことに。戦争での女性の頑張りを知る。昔だからなのか?戦時中で物がなかったからなのか?両方なのか?とても不...続きを読むPosted by ブクログ
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第二次世界大戦の真実を明らかにする…。
「一言で言えば、ここに書かれているのはあの
戦争ではない」…。500人以上の従軍女子を
取材し、その内容から出版を拒否され続けた、
ノーベル文学賞受賞作家の主著。
小梅けいとによるコミカライズ。Posted by ブクログ -
第二次世界大戦の真実を明らかにする…。
「一言で言えば、ここに書かれているのはあの
戦争ではない」…。500人以上の従軍女子を
取材し、その内容から出版を拒否され続けた、
ノーベル文学賞受賞作家の主著。
小梅けいとによるコミカライズ。Posted by ブクログ -
第二次世界大戦の真実を明らかにする…。
「一言で言えば、ここに書かれているのはあの
戦争ではない」…。500人以上の従軍女子を
取材し、その内容から出版を拒否され続けた、
ノーベル文学賞受賞作家の主著。
小梅けいとによるコミカライズ。Posted by ブクログ -
#本 #読書 #徹底抗戦都市モスクワ戦い続ける街を行く #徹底抗戦都市モスクワ
読んでる間にこんなことになるとは……という本ですが。
ロシアという国を垣間見える内容でした。しっかし、他国の認識、戦うということへの認識が根本的に違う!
文化が違う、ってのはこんなにも違うんですね。Posted by ブクログ -
戦争中き看護婦をしていた女性の話
「幸せって何か…」
「殺された人ばっかりが横たわっている中に生きている人が見つかること」
という話が印象に残った。でも、彼女の言う幸せは「救い」ではない。
戦争は「痛み」しか生まない。
「救い」のない「痛み」だ。Posted by ブクログ -
タイトルの「戦争は女の顔をしていない」とは、どういう意味なんだろう?そう思って手に取った。
リアリティのある女性たちの発言が、生々しいまま描かれている。その言葉の数々は、人によっては直訳的と感じるかもしれないが、だからこそ読み手の感性に訴えてくるものがある気もする。Posted by ブクログ -
戦争を女性視点で考えることはなかったため、凄惨さを知るために読むべき本だと思う。
一方で原作をそのまま日本語に訳している感じがしており、分かりやすく物事を伝えるという点に関しては物足りなさを感じた。
Posted by ブクログ -
メモ:苦難の意義付け『故郷は何故兵士を殺したか』に関する関心から、1巻から定期購入中。
本書28ページで「~そういう人達は新聞や本で読んだ言葉ではなく自分の中から言葉を取り出す」「自分で体験した苦しみから出てくる言葉だ」「不思議なことに教養のある人ほどその感情や言葉遣いは時代の常識の影響を受けている...続きを読むPosted by ブクログ -
「靴ずれ戦線」を読んで駿っぽいなーと思っていたら、
本作145pに、押井守が用いた、道路の向こうから戦車が来る構図(「天使のたまご」「劇パト2」)があった。
兵站軍=「紙の兵隊」たちの、あれやこれや。
2011から2020年連載、全9巻とのこと。
ぼちぼち読んでいきたい。Posted by ブクログ -
ワーシェンカとナージャはベルリンに到着。ソ連とナチスの戦いも終わり、物語は大団円を迎える。
ロシア妖怪がテーマの漫画は殆ど無いので、もう少し続いて欲しかった。
それとメカコラムは文字が小さくて読みづらい。 -
・8 著者の生い立ちや原作執筆の動機?
・9 つづきは1巻3話へ って……
志願に見えるのですが、それでも徴兵・召集の体をとるのね。
・10 >絶滅危惧種のマンモス 絶滅種じゃ?
・11(中編) 上官に「おじさん」 男だったら、半殺し。というか、そういう概念すらないでしょうけど。
これは、一般論とし...続きを読むPosted by ブクログ -
9巻を読み始めたら、何か話の辻褄が合わないなと思い8巻を飛ばしてたことに気づいた。
始まった頃は、膠着した戦争(終わらない戦争)を兵站から見たギャグ漫画なのかなと思っていた。それが、5巻あたりから、戦争とはとか深刻な話が混じってきて、そういうことやりたかったのかと思った。ただ、初めの頃の軽さが身につ...続きを読むPosted by ブクログ -
絵柄が可愛すぎるので笑ってしまった。
ソ連の女性兵士と言ったら顔はまだしも体は屈強なおばさん達ですね(笑)
彼女達はナチスに対して被害者面するが、彼らは返す刀で我が国の影響圏にあった満洲、朝鮮に侵攻して在地日本人を多数虐殺、拉致して、この本のような「女性」達を大量に陵辱し殺した実績のある侵略者で...続きを読む -
スィナンの表と裏の顔の使い分けが上手いというかエグいというか。
トリックスターな立ち位置なんだけど信念があるようでもなし。彼の真情がわからないので、面白いやつだとは思うのだけど、いまいちこう乗り切れないんだよなぁ。
トリックスターというか、人生は劇場をやりたがる映画好きなあの人の方が好ましいです。不...続きを読むPosted by ブクログ