速水螺旋人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
速水螺旋人短編集。
「ラクーンドッグ・フリート」
科学とオカルトが同居している世界観がとてもいい。神話・民話をオカルトと言ってしまうのは強引かなと思うけど、科学と対になるものってことで。
狐じゃダメなんだよねー。狸じゃないとダメなんですよ。剽軽で憎めない存在は狸なんですよ、狐じゃなくて。
人間に寄り添って笑いを提供してきたのは狸。なんだっけ?「鬼灯の冷徹」だっけ、こんなこと言ってたの。
「ドクトルとドラゴン」
意味のない(ように思える)研究に没頭する奇人と、それに憧れる少年。
いつでもどこでも、場所を変えて時代を変えて少数派だけど存在する名コンビ。普段は迷コンビだけど、なぜか窮地を救ってし -
ネタバレ 購入済み
表紙が
表紙が最終巻ぽいのでハラハラして読んでたら
ほぼクライマックスで次巻へつづくなんていけず!
次巻で完結なのでしょうか、終わって欲しくないなぁ
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Posted by ブクログ
理想の乙女を探して銀河を旅するミハルコ男爵と、従者の保証切れロボットのランパチカ。いつの間にか旅の道連れとなった自称多数の吟遊詩人ノンシャランも加えての、珍道中です。
そこかしこに挟まれる小ネタにくすくすしつつ、行く先々でのトラブルを機転と運と他力本願・不可抗力で切り抜けていきます。
計算娘に関する叙事詩って、元ネタあるのかなぁ?知ってる人には大ウケみたいなことなのかなぁ?ちょいちょいあるから、わからないのは気になるんだよね。
理想の乙女もいいけど、旅情のカードもいいけど、据え膳ですよ男爵。据え膳。
身ぐるみはがされそうな気もしないでもないけどさ。