水名瀬雅良のレビュー一覧
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愛人関係の最終巻。一気に1~3まで読んだ感想は「遠回りしたけど良かったね。」キャンプに行きたいって言ったのがきっかけとは言え、ここまで責められなければならないのか、自分の血縁者に、しかもまだ小学生にこれは酷すぎないか?よくもぐれずに真っ直ぐに育ったなと、小説だからできた話なのだろうけど受けに対するあらゆる仕打ちで途中本気で読みたくなくなったけどHAPPYENDで終わってくれるはずとがんばって最後まで読んで、みんな受けのこと大切に思っているなら素直に表現すればいいのに、遠回りしずぎだよ終わりが良かったからいいようなもの、これはもう一度読みたいとは思わないな。最終巻の★は4
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泰正完結編。妖怪や幽霊が登場するのでホラーになるはずのところが、すっかりラブコメテイストになっていました。脱力系オカルトって新しいBL。
楽しく読めて満足です。
すべて、泰正のキャラのおかげ。
泰正が天真爛漫で何事もおおらかに受け止めるキャラなので、よく考えたら怖い事件も頻繁に勃発しているのに恐怖感があまり迫ってこなくて、読み終わるとすべてが微笑ましくすらあるんですよね。
泰正ってやっぱり人並みはずれたところ、超越したところがあると思います。その分、弟のマジメで何事も真剣に考える衛が散々な目にwww
不憫でしたがちょっと笑ってしまった。
もっと報われてもいいと思っちゃいました!!家族はどっち -
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シリーズ10冊目
名古屋に転勤になった上に恋人の桐生はアメリカに長期出張。会えないもどかしさの中、仕事で取引関係のアメリカからの役員をアテンドすることになった長瀬。
今回の目玉はスマホエチですかね(笑)
せっかく桐生が一時帰国したのに直前に長瀬が怪我したために何もしないでアメリカに戻るなんて。長瀬だけじゃなく私も残念だった。
東京に戻るのが決まったのに桐生の態度が腑に落ちない。築地のマンション手放してないなら仮に桐生がアメリカ出張が長くてもあのマンションに長瀬が住んでもいいのでは?と思うのだけど。
あー、また1年かぁ。焦らされすぎ。
ここしばらく書きなぐったような文章だったのが今 -
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花シリーズのスピンオフ。あの尚吾と誠が住んでいた村の隣村にいる、これまた兄弟の話です。こちらは、弟×兄。
兄の泰正が、25歳とは思えない子供らしさ?でまさに天真爛漫という言葉がぴったりで、毒気が抜かれます。
元は大人しいお人形のようなお利口さんだったのですが、ある出来事から別人のようになってしまったという過去の持ち主。
どこからどう見ても危なっかしく、心配この上ない兄を、ずっと護ってきた弟の衛の胸の奥には、誰にも言えない激しい想いが秘められていて。
「花」は、ダークミステリーな匂いがムンムンの兄弟モノでしたが、こちらもその花にまつわるストーリーなので、同じくミステリアスです。ただ、泰正のキャ