月村奎のレビュー一覧

  • 不器用なテレパシー

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    これまた盛大にすれ違ってしまったな~~~!!っていうパターン。テレパシーという言葉が必要だったかどうかがいまいち…。(なんか古い言葉になっちゃったから)幼馴染で、確かに通じ合っていたはずなのに(告白なし)、一緒に東京に出てきたのに、すれ違って、別れてしまう。そして、そのささいな誤解が解けて…という、よくあるパターンなのだけど、結構楽しく読みました。

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    2012年05月19日
  • レジーデージー

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    月村さんにすっかり魅了されています。
    受のうじうじ加減が最高にイラつくものの、何だか憎めなくて共感してしまう。
    人間誰しも卑屈になることあると思うんですが、それをもの凄く上手に
    書き出してくれます。
    此処まで卑屈にならなくてもいいんじゃない?
    と思うこともありますが、そこは小説なので多少脚色された方が面白いかなと。

    こういう地味で抑揚のないストーリーでも、キャラクターの心の動きを
    凄く丁寧に書いてくれるので、飽きません。
    寧ろこの地味さで読ませるためには、心理描写に重点を置かないと
    いけないので、こういった『つまらなそうな日常』を瑞々しく書ける
    能力が凄いなー……と思います。
    田舎が舞台です

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    2012年05月01日
  • 秋霖高校第二寮(1)

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    疲れてるときに読むと、ほっとする感じ。
    別に甘くもないし、せつなくもない。
    けども、作品全体に流れている『優しさ』だけは、妙にしみると
    いうか……。
    この優しさは癖になるかも。自然体です。
    ただ、主人公の卑屈さにちょっとイラっとくるので、今後のふたりの進展に
    期待します。攻であろう波多野が、なんともいえないツンデレなのが萌える。
    受けのツンデレもいいですが、たまには攻のツンデレもいいですねー。
    現段階ではデレは0で、ツンが100って感じですが、この徹底され
    つくしたツンツンがいじらしいというか、素直じゃないというか……。

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    2012年03月26日
  • いつか青空の下で そして恋がはじまる2

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    夢花季さんの透き通るようなイラストと、月村さんのどこか儚げなキャラクターがマッチした秀作。
    脇役が光る物語だと個人的に感じた。

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    2012年03月10日
  • 恋愛☆コンプレックス

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    前作よりもさらに肌色度がアップしてましたね~。あとがきみて納得だったんですが、私はてっきり書けない方なんだと思っていたので、新たな発見でしたが、月村さんのお話は別にそれが無くても全然okなんですけどね。今回は玲央がすごくいい子でしたね。爽やかな年下ワンコ攻め♪ 挿絵も素敵で、いい感じの月村さんらしいネガティブ受けで楽しめました。書き下ろしの表題挿絵の『わん!』が可愛くて笑えた。

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    2012年02月26日
  • 恋愛☆コンプレックス

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    いつもの月村さん。。ではなかったかも。
    月村さんにしては珍しく肌色シーンが多めでした。
    ガッツリ書きたくなる事があるんですかね。
    過去のトラウマから、経験がないのに経験豊富な演技をする
    年上の卑屈な受、朋樹。攻めは年下だけどカッコいいし包容力が
    ある玲央。うーんいいオトコ。
    とにかく暴走しすぎな朋樹のぐるぐるが愛しかったです。
    ハッピーエンドの安心感がやっぱり好きです。

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    2012年02月24日
  • すき

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     とても面倒な2人のお話でした(笑)。
     あんまりマイナス思考過ぎる主人公は好きになれないけれど、ここまでくると逆に潔くて男らしいというか。今までのパターンだと、主人公の相手が何かしらフォローしてくれそうなものなのに、これがまた面倒な感じで!
     今までにない面白さを味わえました。
     萌々香ちゃんがかわいくって、彼らと一緒に育っていくのが楽しみです。

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    2012年02月15日
  • 恋愛☆コンプレックス

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    人の心をくすぐるのが上手い作家さん。甘い話のようで、ほろ苦いところがあったりします。
    主人公は漫画家を生業とする32歳の朋樹。元々は公務員だったのが、ゲイである自分の性癖を好きな男にからかわれて辞めた末の転職です。すっかり人を信用できなくなり人嫌いになっていたのに、隣に住む大学生で王子みたいなイケメンの玲央に懐かれてしまいます。でも、タイトルどおり恋愛にコンプレックスを抱く朋樹は、自分の気持ちに正直になれないし、相手の好意を疑うことしかできません。

    こういう話の導入シーンは定番なのですが、この作品はそこからが抱腹絶倒の面白さです。Hシーンが笑っちゃいけないと思うのに笑えるし、胸が痛むし、かわ

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    2012年02月15日
  • 恋愛☆コンプレックス

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    あとがきにもあったけど、月村さんにしてはほんっと肌色シーン多かった(笑)私も、編集さんに…なのかなと思ってたけどそうじゃないんだ〜(笑)こういう月村さん新鮮でした♪やっぱり根本はいつものらしさもあって、すごく良かったです^^朋樹のネガティブ&被害妄想っぷりが笑ってしまうぐらいひどくて可笑しかった〜(笑)わざと悪者に見せようと、ドSっぽく振る舞うとこなんか爆笑wなんか、つくづく月村さん作品はツボをついてくるー

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    2012年02月12日
  • すき

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    さらっと読める胸キュンなストーリーです。子供が登場すると、その子の大活躍で恋愛が好転していくという王道はハズしていません。でも、現実的に考えると子供は恋路の邪魔になりそうなんですけどね。BLではむしろカスガイになります。

    小説家の瑛斗はとっても後ろ向きな性格で自分の恋心を薄汚いなんて思っているウジウジ系。男らしくて頼りがいのある担当編集の井上に片想いしています。
    瑛斗はネガティブな性格が災いして、恋心を暴露するようなことを言ってしまい自ら墓穴を掘るという失態を繰り返すのですが、井上はそれを咎めもせずに変わらず優しく接してくれます。ただ、その優しさは担当という立場のものであって、それが更に瑛斗

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    2011年12月20日
  • すき

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    もうめちゃくちゃ可愛かった♪ほんのり温かくって、ちょっぴり切なくて!もっと切なかったら、間違いなく★5つなんですけれど、とってもきにりました。かなりびっくりしたののがHの描写!!え~月村さんだよなぁ?って思ってしまった。初めて?じゃないかもしれないけれど、朝チュンじゃないのにビックリで嬉しかった♪さらりとした当て馬君もなかなかいい感じだし、何よりも萌々香ちゃんがすごく可愛い♪オシャマな子で最高でした。あの萌ちゃんの絵にモザイクかかってるのに笑えました。『パパの~!』

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    2011年12月18日
  • CHERRY

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    ひたすら素直じゃない受け王子が私のツボをついてきた…!
    どこまでも素直じゃなくて、でもどうしようもないぐらい攻めのこと好きになって悶々としてるのは可愛かった。攻めの気持ちがわかるぐらいキュンキュンきた!
    あと受けにいい友達がいて良かったなぁとw

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    2011年10月29日
  • WISH

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    お話は、すれ違ってすれ違って最後に幸せになるよくあるものなんだが、何故か引き込まれる。
    号泣した(笑)

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    2011年08月09日
  • おとなり

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    続きというか、その後というか、もっとこの兄弟たちのお話を読みたくなりました。兄'sたちもそうだと知ってしまったパパ'sはどんな反応するんでしょうね。

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    2011年05月08日
  • 恋を知る

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    面白かったです!
    短編集。
    どれが面白かったか…考えてみるけど、どれも面白かったので、選べないww

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    2011年03月24日
  • おとなり

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    可愛い弟CPとS攻めの兄CPのお話でした。一番力が好き♪挿絵も素敵!!萌えもあって、どちらも攻めの方が好きでした!力はあ~んなだけど、すっごく多紀の事が好きなんだろうなぁって思うと楽しいかったです。多紀のウジウジ?はちょっとあんまし好みじゃなかったんですけど・・・。でもあの愛情表現じゃ判りにくいですけどね♪

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    2011年03月20日
  • 恋を知る

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    短編が沢山でした。表題があんなに少ないとは;;口絵のシーンがあるのかと思いきやなく…未来なんですね(苦笑)ぜひとも本当に書いて頂きたいなぁ。乙女な海、すごく可愛かったので、先生と恋人として付き合ってからの、もっと可愛くなるであろう海を読んでみたい。どのお話も短編じゃなく、もっともっと読みたい!って思うものばかりでした。

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    2011年02月19日
  • 恋を知る

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    短編集です。
    「カーマイン」は高校同級生、「三年目」は同棲中、「賞味期限内にお召し上がり下さい」は大学生同士、「恋を知る」は教師×生徒、「small things」には4つの話が入ってます。
    当然ひとつひとつが短いので、あとは自分で妄想するしかないもどかしさがかえって新鮮!
    青春の純情が情感たっぷりに描かれていて、束の間乙女な気分に浸れます。
    それに、いろんなパターンの恋愛がつまっているから、どれがいいかなー?と好みの話を探すなんてこともできます。
    私の中で印象に残ったのは、表題作「恋を知る」。高校生の海が、自分の性癖に悩み傷つき、必死で押し殺そうと努力する様子が胸キュンもの。カッコ悪さもまた

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    2011年02月18日
  • 恋を知る

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    短編集だから物足りないんだけれど、読み終えた後は何故か満足感がありました。雑誌や同人誌からのお話ということですが、月村さんらしく、キス以外の描写がほとんどない!といっそ清清しさを感じた本でした。

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    2011年02月14日
  • そして恋がはじまる

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    穏やかで優しい気分、サラサラ読めた。塾のビルにいる司法書士と茶飲み友達って面白そうと思ったし、二人ともかなり相手を気遣うキャラなのがいい。…続編がいい!

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    2011年02月12日