月村奎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
月村 奎さんの作品は、デビュー本を偶然知って以来大ファンだ。
最近ようやく復刊された彼女のデビュー作「レジー・デージー」。
衝撃だった。よくぞここまで、私の心を代弁してくれた!と喝采を送りたくなるくらい、今まで読んだことがない作品だった。
劣等感やAC特有のぐるぐる思考や、淡い期待や手酷いショックや、過剰な自意識、自意識に疲弊する自尊心、誰かを好きになること、嫉妬や迷い、更には日常のありふれた1シーンまでを、大切に大切に拾い上げて言葉にする作家だなぁと衝撃を受けた。
特に、最後の1文が私には輝いて見えて、書き留めずにはいられなかったので、いつも持ち歩く手帳に1文丸ごと書き写した。そのうち暗記してしまったから手帳はいらなくなった。
以来、彼女の作品は全て買って読んできた。
ひっそり自分だけがファンでいたかったファン心理。
しかし、メジャーになってしまい、まだ続いてるらしい寮のシリーズは、デビュー当時から知ってる私としては少し寂しかった。今回の「Cherry」は変わらぬ彼女の作風を味わえて良かった。
それにしても、煽りの帯文句は何とかならないものか。そういう煽りにしないと売れないの・・・? ちょっと月村さんの作品は、他と一線を画したデリケートさが売りなだけに、「初合体はーと」とか書いてあるとひいてしまうのだよ。
PEACHの最後のくだりが面白かった。
あんなふうに何もかも黙って見抜いててくれる恋人って、いいなぁ。 -
Posted by ブクログ
どっかのレビューで評価が高かったので気になっていた本の一冊です。
読んでみると月村さんらしい、優しい本だなーって思ったのが第一印象。
そういったシーンがないのもこれはこれで本当によかった。
純粋な気持ちで読めたと思います。
……いつも腐っててすんません。
この前読んだ本が本だけにすんげーほのぼのした気分。
とかいいながらもなかなか登場人物の設定された家庭環境とか複雑で…
変な同情とかを誘ってるわけではないと思うのですが…
その辺はちょっとくどく感じてしまうかも??
…あたしは嫌いではないのですが。
智朗の不器用な性格とか、克己の想いとか…
草子ちゃんの心情とか…みんな本というにいい子達でした。
はじめは叔父さんにいい印象なかったのですが、、、
たぶん、この本のMVPは彼だと思ってます。
なんかこれ…だいぶと前に発売された本の新装版みたいで
新たに挿絵が変わって、話が書き下ろされたものみたいです。
読み応えはあったかと…。 -
Posted by ブクログ
男ばかり4人兄弟の次男奥村聡は,私立秋霖高校入学と同時に寮生活を送ることになる。父親が家族と一緒にロンドンに赴任したからである。個室完備の寮に入れず,舎監の石田先生に連れて行かれた第二寮の住人は,双子の男女姉弟の藤井美希と望,カリスマ高校生作家の波多野帝と個性的な人ばかり。おまけに聡の長女的な性格が災いし,おさんどん役を引き受けた上に,波多野のパシリになってしまう。聡の友人となった三人組も含め,会話シーンがとても楽しい作品である。
BLだけれど,聡と波多野の関係は,なれそめ段階。続編で二人の関係がどのように深まっていくのか,興味深い。第2巻も読むことにする。 -
Posted by ブクログ
月村さんの本なので買ってみました。
個人的にかなりのあたりの一冊!!
未樹がすんごく可愛かったです♪
今までの環境上、誰かに合わせて変に大人びた子供で…
すごく必死な姿とか、それを読み取って優しく包み込んでくれるような
浅海さんの大人な優しさとかは読んでて心温まる感じでした。
今まで読んだ小説の中で浅海さんは一番の紳士だと思います(笑)
敬語がたまらん!でした(阿呆)
お互いの距離感とか繋がりとかすれ違いとか…胸がきゅんきゅん!
キャラが本当に生きていました♪
姉のまなかもなかなかいい感じの脇役キャラでよかった。
ただ、本当の母親の理沙子は微妙。。。
もっと母親要素的なものを見せて欲しかったです。
あれじゃ…本当に酷い人。どうしてもあたしにはそう見えて仕方ない。
この本は二人が両思いになるまでの過程と
両思いになってから恋人になるまでの二部構成。
どちらも上手い具合に話が出来てたような気がします。
いろいろと本能を理性で押さえつけて未樹を傷つけまいとする
浅海は大人でいい!へたれな感じとかもたまらんでした♪ -
Posted by ブクログ
随分と前に読んだ「そして恋がはじまる」の続編です。
前作も結構よい感じで、歳の差きゃっほい♪と喜んでた気がする。
浅海さんがすんごく好きです♪
歳の差カプが好きで結構いろいろ読んでるような気がするけど、
たぶん今まで読んだ本では彼が一番年上なのではないのかなー??
司法書士という仕事をされてるせいかなんかこう紳士的でジェントルマン!
相手を気遣えるさり気ない優しさとか、本当にいいです!
基本、こういう礼儀正しくて完成された大人の男性というキャラがあんまり好みではない方で…
いつも好きになるのがちょっと砕けた感じの大人ながらもどっか抜けてたり、
変に無邪気だったり、そういうギャップが欲しかったりするのですが
浅海さんだから好きになった!って感じです。
未樹くんも本当にいい子で大好きです!
前回に比べて、自分の気持ちをはっきりと言葉に出来たり、
そういう面を描写されると大人になったなーとしみじみ思ってみたり。
意外というか…
親バレネタはあたし初めてです。
今までそいういう問題はあえて向き合わない展開というか…
その辺を曖昧にして終わってしまう本ばかりだったので、凄く新鮮味を感じた。
いや、、、まぁ…好んでBLばっか読んでる根っから腐ってますが…
実際どうなんだろう?とかリアルすぎて考え込まされたかなー。
あたしには弟が居たりするのですが…
いきなり弟が「俺の彼氏!」と男連れてきたらどうするだろう…って。
いや、それはないとは思うけど…(これ読まれたらシバかれるよ!)
でもなんだろう?そりゃ、親としては両手離しで喜べることじゃないだろうし…
外国に比べて日本はそういうの隠す文化だし…
あくまでもBLはBL…。
別に否定とかするわけじゃなくて…。
それでもやっぱり浅海も未樹本当に互いが好きで必要でという気持ちが伝わってきて
うるうる…ときちゃいました。
障害の多い恋ではあるよなーって。
でも好きになったら仕方ないじゃん!!
性別超えてその人間が好きなんだからっ♪♪
とってもいい一冊でした。
月村さんの文章はあっさりさっぱりで読みやすいと思います。 -
Posted by ブクログ
[司法書士×高校生]
恋。
恋ですね〜
キャラ文庫での月村さん!
なんか新鮮でした。
月村さんの文章は読んでいて心地よい。
凄く真っ直ぐに入ってくるいいお話です。
そして泣ける。
今回もとてもイイお話でした。
ありがとうございました〜
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☆あらすじ☆
高校生の未樹は、相手の顔色を窺ってイイ子を演じる自分がキライ。
そんな未樹は偶然、司法書士の浅海と出会う。
未樹の密かな悩みを「人を傷つけない優しさ」と肯定した浅海。
彼がゲイだとわかっても、大人で穏和な彼の側は誰といるより安心できて。
彼の事務所に通うたび未樹は無防備に甘えてしまう。
ところがある日、突然浅海に「ここには来ないで下さい」と言われてしまい。