宮崎夏次系のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
"「この船のスープももうじき尽きる
九森さんだ 最近文字化けが酷い…
僕が一番怖いのは…
彼がどんな顔だったのか 思い出せなくなること…」"[p.57]
完結。
眼鏡に目を描くのはどうかと思うぞ。
九森さん、それでも原稿は読んでくれるんですね……。
培養肉を置いていく、犬たちのエサにしてやって、と言ってるシーンがうまく言えないけどぞくっとする。食料が足りないから培養肉を置いていこうとした?それともプレイに呑まれてるだけ?
宇宙船で三つ編みの美少女をひく……とても良いシーンだった。
培養肉も残った左目もあまりにも一方的に失われるのが……もうなんというか……そしてその後にボー -
Posted by ブクログ
"「何十年もここに暮らしてきたのに
地下があるなんて知らなかったのでしょう?
誰か居たらどうするんです?」
「誰か居たら…嬉しい!」
「あなたは…分かりあえないものがいることに
もっと恐怖を持つべきなのです」"
宮崎夏次系さんの本の中でもこれはダントツに好き……!
1話が短いのに話が進むごとに世界がみせる景色がぐるりぐるりと変わっていく。
あまり意味のないSF味のする奇妙なだけの設定だと思っていたものが伏線でしたと牙を剥く瞬間にときめいてしぬ。
最後のある意味大ショックなシーンがとても好き……。木下くんの表情が、場に似合わぬ優しげな表情が堪らなく好き……。この回で木下くん