宮崎夏次系のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ安心感と、ヒリつき
汚い言葉、湧き上がる怒りだかなんだかの衝動的で濃い感情
なんともない日常が続く幸せと、苛立ち‥
嫌とか嫌いとかじゃなくて
ただただ破裂したくなる窮屈さ
ずっと耐えれていた日常の一環に対するフラストレーションが、
傾いたバランスが決壊する瞬間
そして感情の大暴走ののち、そのあと、何ごともないように続く日々
違う形で組み直されたとしても、前より歪ではなくなるのでは
もしかしたら自分の父も、母も、兄も、その衝動を隠しているような気がするというヒリつき
お兄ちゃんの話だけは、最後が悲しくて、気持ちの持ってきようがなかった -
購入済み
宮崎夏次系さんの作品を読むと心がぎゅっとするような、それは空しくもあって、でも心地よくもあるんです。
なんでしょうね。女性でいうハーレクイン、男性でいうハードボイルド小説を見ている感覚ですよね。
でもこの気持ちは、単純なことではなく、いろんな気持ちが入り混じるんです。それがいいんですね。
いつまでもこんな気持ちでいたい。この人の考えている事に深く入り込みたいです。
私は「毎日」が一番好きですね。色んな解釈もあって、私を色んな気持ちにさせてくれます。 -
Posted by ブクログ
市川春子の短編より分かりやすくて肌に合う
「そういえば昔BSで流していた映画で アル中の男が酒瓶を隠すために アパートの外にロープで吊るしていたシーンがロマンチックだったなと思い出します」
《あの子は 弱い者無しにこの家が成り立たない事 知ってるんだ》
《僕は 好きなものはいっこでいいんだ 明日も会いたいと思える そんな感じの》
《隣人よ 耐えろ 私達は 生まれる場所を選べない……》
《僕は おとーさんが変になって良かった 嫌だったの ずっと ばーちゃんが死んでもキヨサダが死んでも みんな大丈夫になってくのが》
《祈ったらめっちゃ腹減りません?メニュー貰ってきますわ》
《昔から 触れてはいけないものばかり好きになる 気づかなければ 幸せになれるものばかり 私は》
《自分の弱さを 呪う 彼女が嘘をあきらめてからやっと》
寂しさ、暴力性 -
Posted by ブクログ
サブカル野郎であることから離れたくなる時期があって、そのあいだ作者の本を読めずにいたが、戻ってきてよかった。
ああ戻ってきてよかった、ここに。
それにしても今までの作者の作風からいうと、一般受けしそうなレベルまで来ていると思う。
帯に「まっすぐに描き出す、鮮烈なるボーイミーツガールストーリー」とあるが、これ、決して惹句として嘘ではないのだ。
まずは有木子「来週の〈金〉までなら…」のコマにやられ。
「ハイスコアガール」の日高小春を思わせる竹智さんの「ペロ」に、キュン軌道ど真ん中に乗せられ。
さらにある人の死から世界崩壊ともいえる感覚へとなだれ込み。
そして、そして。 -
購入済み
初めて先生の作品を購入しました
伏線回収とか好きな人はこの作品が好きだと思います!
私はアホなので、2回読んだ後に「あー!そういうことか!」と納得した場面がありました。
登場人物の一言一言に注目して良く読んでみて下さい。
そうして貴方の日常をこの主人公たちに投影して読んだときに、何気ない、なんてことない、たわいもないこの日常が愛しくなるかもしれません笑
先生の絵は、線が細いからどこか頼りなくて寂しい気がして。
その虚無感とは対照的な、優しくて暖かくて愛らしいつぶらな瞳の登場人物たちにどうしても引き込まれてしまいます。
爽やかで、疾走感と透明感があって、テンポが良くて本当に好きです!
青春!って感じです。本当に素敵。
あと、にわかなのでもし違ったら申し訳ないですが、先生の違う作品の登場人物もちらほらこの漫画に登場してたと思われます。
宮崎先生は天才ですね。
購入してよかったです!!! -
購入済み
ほんと天才です、宮崎夏次系!
お、面白かった〜!この作者の作品は怖いとかわいそうと美しく不思議が混ざっていてとても好きです。が、この作品はなんだが今までにない雰囲気でした。SF系の雑誌で連載されてるのは知ってたのですが、この作品もロマンたっぷりのSFでした!おにくがずっと可愛くて、九森さんがなんだか健気…漫画好きな人には一度宮崎夏次系作品を読んで欲しいです!