宮崎夏次系のレビュー一覧

  • アダムとイブの楽園追放されたけど…(1)

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    ネタバレ

    やさぐれたイブ、イクメンパパのアダム、カイン(アダムとイブの子)に向かって「じぃじ」面をしたがる神など、癖のあるキャラクターたちの登場するギャグ漫画。1巻は、カインの弟・アベル登場まで。
    聖書の展開どおり、カインとアベルの兄弟殺しが起こるのか、それをどのように落とし込むのか、今後が気になる。

    巻末には読み切り『オカリちゃんちのお兄ちゃん』も収録されている。悲しく、優しく、美しい、夏次系節の短編。

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    2018年12月08日
  • アダムとイブの楽園追放されたけど…(1)

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    一応聖書の通りになってるから今後の展開もわかってる訳だけど、面白かった。
    アダムがいい奴で、理想のパパ。イブも強がりだけど本当は優しくて、素敵な夫婦ものになっている。
    でも聖書の中でアダムとイブの出番はそんなに長くないのに、タイトルは二人が主役みたいだし、どこまで描いてどう納めるのか気になる。
    次はカインのアベル殺しかなあ。楽しみ。

    「オカリちゃんちのお兄ちゃん」も良かった。

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    2018年11月23日
  • 培養肉くん 1

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    今回も夏次系全開の世界観でした。
    いつもよりのんびりした作風という印象。
    オチはよく分からなかったですが、雰囲気はとても好きです。

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    2018年11月21日
  • 培養肉くん 1

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    "「何十年もここに暮らしてきたのに
    地下があるなんて知らなかったのでしょう?
    誰か居たらどうするんです?」
    「誰か居たら…嬉しい!」
    「あなたは…分かりあえないものがいることに
    もっと恐怖を持つべきなのです」"

    宮崎夏次系さんの本の中でもこれはダントツに好き……!
    1話が短いのに話が進むごとに世界がみせる景色がぐるりぐるりと変わっていく。
    あまり意味のないSF味のする奇妙なだけの設定だと思っていたものが伏線でしたと牙を剥く瞬間にときめいてしぬ。
    最後のある意味大ショックなシーンがとても好き……。木下くんの表情が、場に似合わぬ優しげな表情が堪らなく好き……。この回で木下くん

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    2018年10月13日
  • なくてもよくて絶え間なくひかる

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    君に会いたくて遠回りした帰り道、紙パックのジュース、駐輪場の無駄話、学校までの坂道、顔だけ知ってる同級生、だらしない僕らの唾液、靴箱前の足跡、見てはいけない君の顔、バッシュのキュッキュッという音、担任の古い型の自動車、帰り道のCDショップ、初めての高速バス、ひとりきりの駅前のホテル、すべてが足りなくて、なにもかもが目の前に、腹を見せて死んでいたセミ、どしゃ降りの雨で濡れた制服。

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    2018年08月17日
  • アダムとイブの楽園追放されたけど…(1)

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    めちゃくちゃゆるい創世記の話
    イブがだいぶギャルでアダムがゆるい

    宮崎夏次系の長編にして新機軸

    相変わらず言葉選びの妙が光る

    この手のモチーフでは「聖☆おにいさん」が有名だけど、こっちはこっちでかなり面白い、いや面白かったです
    私は

    宮崎夏次系長編いけるじゃーんというのと編集の勝利なのか
    わかんないけど

    聖書になぞらえて今後も展開してくんだろうけど、反聖書というか、アダムとイブが神の言いつけや教えに抗ったり「こんなんでええんか」って言ってく現代アレンジのスタイルなので腑に落ちる

    わかるよ、イブ

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    2018年06月14日
  • アダムとイブの楽園追放されたけど…(1)

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    宮崎夏次系はこれまでもちょっとヒリヒリする物語のなかにクスッと弛緩させてくれるギャグを秀逸に描いてきたけれど、そのギャグ100%で描かれた感じ。くどさはあるけどこれも好き!

    聖書ギャグといえば「聖☆おにいさん」を思い浮かべるけど、あちらはあくまで現実世界にちょっと非常識を持ち込みながらも奇妙なバランス感覚で「生活」を描くものだった。こっちは完全なファンタジーで異空間。いかんなく夏次系のポエミックワールドが炸裂しています。

    巻末の書き下ろし短篇があるのも嬉しい。やっぱ夏次系はこういう短篇がむちゃくちゃいい。

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    2018年04月23日
  • 僕は問題ありません

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    短編集。孤独な人間の小さくて大切な繋がり、無価値な人間の僅かだけど大切な価値、存在意義。
    最後の二編は少し趣きが違い、ありきたりだけど詩的。抑制の取れた盛り上がりのある美しいシーンがいくつもあって、それだけでも読む価値がある。

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    2018年04月07日
  • 変身のニュース

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    極端な二項対立から現実的で一般的に幸せとされる解に落ち着く話が多いが、最後の二つの話は、ありきたりなのにも関わらず、絵柄と相まって絶妙に詩的な余韻を残す違った読み味となっている。レトロSF的な背景も曖昧で現実から微妙な遊離した世界感にマッチしている。

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    2018年04月07日
  • ホーリータウン

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    ネタバレ

    すごい…登場人物がページを越えて迷子になっているみたい。
    シュール、無秩序、ナンセンス、寂寥、センチメンタル、白昼夢、サイレント、サイレン。朝目覚めると置いてきぼりにした夢を見ているような気分。

    絆創膏少女と父親、ちくわ頭少女と眼鏡の話が好き。

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    2017年10月10日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    この人の作品は短編のほうが私には合ってるなと思った。一遍ごとの読後感のどうしようもなさというか、哀しさやるせなさが甘美。たびたび挟まれる人物アップのコマがすごくいい。『わるい子』が好き

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    2017年04月19日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    これは傑作ですね…! 少し前に読んだ長編作品よりも楽しめましたね。やはりこの著者は短編作品のが力を出せるのかも分からんですなぁ…。

    時たま心に刺さるセリフなどが登場人物の口から吐き出されるわけですけれども、もうたまらんですね…! この感じは…! というわけでアレですね、まだ読んでない短編作品もありますので、今後が楽しみな漫画家さんですなぁ…。

    というわけで、さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2015年11月25日
  • 夕方までに帰るよ(1)

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    デビュー作、単行本化めでたい。
    新鮮でした。絵も話も、なんというか普通「っぽい」主人公と思考回路で…

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    2015年10月11日
  • ホーリータウン

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    「つらいぞ 自分だけがつらいと思ってると」
    夏次系初の連作短編集。人と街の話。いつもみたいにそっけないんだけど気迫がすごくてむしろこれが初期の作品みたいな感じがする。大作じみている。
    不器用でざくざくしてる心のかたちに素手で触れてくる。
    今までの短編のほうが好きですが、これもよいです。

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    2015年10月09日
  • 変身のニュース

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    ネタバレ

    ハイセンスすぎてナンセンスに見える錯覚トリック(笑)ナンセンスではなくちゃんと意味が分かるけど、起承転、でいきなり幕が下げられてア~、てなる。

    迷路から出られなくなったらバズーカで風穴あければいいじゃない、みたいな斜め上いった発想。
    爽快、豪快、適当、繊細、なんか色々あてはまる。

    最終兵器坊と花頭人形の話が特に好き。

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    2015年05月20日
  • 僕は問題ありません

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    一見すると、サブカル臭がするわけのわからない作品のように見えるが、話の中心にあるのはわりと普遍的で王道なものなので、実は結構読みやすい作者だと思う。

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    2015年05月12日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    ふんわりとした絵柄と、唐突な設定で、わざと整合性とかご都合を誤魔化してるような作風である。
    誤魔化してるとは言っても悪い意味ではなく、一度マウントを取られたら、「この短編で一区切りつけよう」という選択をさせてくれない、非常に力がある短篇集だ。

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    2015年05月12日
  • 変身のニュース

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    デフォルメ化されたタッチで、かなりエッジの効いた短編を繰り出してくる。
    ふわふわとした絵柄から、突如ガッと勢いのあるコマが襲い掛かってくるコトがあり、読み手をいい意味で戸惑わせてくれる。
    読後感はビターだが爽やか。

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    2015年05月12日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    正直にいうと、読み終わった感想は「なにこれ?」。しかしながら読んでる最中はページをめくる手が止まらなかったのも事実だし、絵もポップで好きだった。言語化出来ない類の漫画。他の作品も読もうと思った。

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    2015年02月07日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    ふらっと入った本屋さんで寂しさがテーマ、みたいな紹介をされていたので衝動買い。可愛いけど暴力性を感じる。すき

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    2014年11月15日