宮崎夏次系のレビュー一覧

  • 変身のニュース

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    極端な二項対立から現実的で一般的に幸せとされる解に落ち着く話が多いが、最後の二つの話は、ありきたりなのにも関わらず、絵柄と相まって絶妙に詩的な余韻を残す違った読み味となっている。レトロSF的な背景も曖昧で現実から微妙な遊離した世界感にマッチしている。

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    2018年04月07日
  • ホーリータウン

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    ネタバレ

    すごい…登場人物がページを越えて迷子になっているみたい。
    シュール、無秩序、ナンセンス、寂寥、センチメンタル、白昼夢、サイレント、サイレン。朝目覚めると置いてきぼりにした夢を見ているような気分。

    絆創膏少女と父親、ちくわ頭少女と眼鏡の話が好き。

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    2017年10月10日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    この人の作品は短編のほうが私には合ってるなと思った。一遍ごとの読後感のどうしようもなさというか、哀しさやるせなさが甘美。たびたび挟まれる人物アップのコマがすごくいい。『わるい子』が好き

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    2017年04月19日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    これは傑作ですね…! 少し前に読んだ長編作品よりも楽しめましたね。やはりこの著者は短編作品のが力を出せるのかも分からんですなぁ…。

    時たま心に刺さるセリフなどが登場人物の口から吐き出されるわけですけれども、もうたまらんですね…! この感じは…! というわけでアレですね、まだ読んでない短編作品もありますので、今後が楽しみな漫画家さんですなぁ…。

    というわけで、さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2015年11月25日
  • 夕方までに帰るよ(1)

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    デビュー作、単行本化めでたい。
    新鮮でした。絵も話も、なんというか普通「っぽい」主人公と思考回路で…

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    2015年10月11日
  • ホーリータウン

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    「つらいぞ 自分だけがつらいと思ってると」
    夏次系初の連作短編集。人と街の話。いつもみたいにそっけないんだけど気迫がすごくてむしろこれが初期の作品みたいな感じがする。大作じみている。
    不器用でざくざくしてる心のかたちに素手で触れてくる。
    今までの短編のほうが好きですが、これもよいです。

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    2015年10月09日
  • 変身のニュース

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    ネタバレ

    ハイセンスすぎてナンセンスに見える錯覚トリック(笑)ナンセンスではなくちゃんと意味が分かるけど、起承転、でいきなり幕が下げられてア~、てなる。

    迷路から出られなくなったらバズーカで風穴あければいいじゃない、みたいな斜め上いった発想。
    爽快、豪快、適当、繊細、なんか色々あてはまる。

    最終兵器坊と花頭人形の話が特に好き。

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    2015年05月20日
  • 僕は問題ありません

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    一見すると、サブカル臭がするわけのわからない作品のように見えるが、話の中心にあるのはわりと普遍的で王道なものなので、実は結構読みやすい作者だと思う。

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    2015年05月12日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    ふんわりとした絵柄と、唐突な設定で、わざと整合性とかご都合を誤魔化してるような作風である。
    誤魔化してるとは言っても悪い意味ではなく、一度マウントを取られたら、「この短編で一区切りつけよう」という選択をさせてくれない、非常に力がある短篇集だ。

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    2015年05月12日
  • 変身のニュース

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    デフォルメ化されたタッチで、かなりエッジの効いた短編を繰り出してくる。
    ふわふわとした絵柄から、突如ガッと勢いのあるコマが襲い掛かってくるコトがあり、読み手をいい意味で戸惑わせてくれる。
    読後感はビターだが爽やか。

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    2015年05月12日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    正直にいうと、読み終わった感想は「なにこれ?」。しかしながら読んでる最中はページをめくる手が止まらなかったのも事実だし、絵もポップで好きだった。言語化出来ない類の漫画。他の作品も読もうと思った。

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    2015年02月07日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    ふらっと入った本屋さんで寂しさがテーマ、みたいな紹介をされていたので衝動買い。可愛いけど暴力性を感じる。すき

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    2014年11月15日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    同氏の「僕は問題ありません」よりも空気が不穏。前作と同じく登場人物がこじらせてるのはこじらせているが、すこし毛色が違う。「うまく話せない」のが、お互いに衝突し、その感情が突発的に噴出する話が多い気がした。その緊張を、すがすがしく解決するわけでもなく、そうだねーという感じで眺める。そういう作業をする本。

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    2014年11月04日
  • 僕は問題ありません

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    なんだかすごくPVというか、映像のイメージが湧いた作品集。
    一見わけ分からない話のようにも感じるけど、中心にあるのはシンプルなストーリーのような気がする。

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    2014年09月20日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    すごい閉塞感でやるせなくて苦しくなる。
    なんだか救いといえば救いみたいになってる話もあるのに、読後感はつらくて、それが、すごい重いとかあからさまに落ち込んだり泣いたりするようなものではなくて、なんとなく落ち込みそうなそわっとする種みたいなものを残される感じ。

    こわいものみたさというか、いやだって分かってるのにふと読み返したりしてしまう。

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    2014年07月08日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    「さみしさ」がつまった短編集で
    いろんなレイヤーの悲しさが胸に落ちてくるよう。
    すごい本を読んでいるなぁという思いと、
    二度は読みたくないなぁという思いとで。

    帯にも使われているけれど、
    「好きなものは世の中にいっこでいい。
    大切なものに代えがあるのは、
    さみしいから。」というモノローグがとても好きだ。

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    2014年06月12日
  • 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

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    帯によれば「さびしさ」がテーマの一冊。

    本書を読みつつ、「なるほどそう言われるとそうかもしれない」と思いつつも、「それでいれば『僕は問題ありません』とか『変身のニュース』もそうなのではないか」などとも。

    宮崎夏次系の作品ではいつも、奇っ怪な世界で奇っ怪な登場人物たちが彼らなりの「日常」を過ごしている。その登場人物たちはたがいにいつもほんの僅かな接点、すぐさま崩壊してしまいそうな前提、カタチの定まらない感情でもって互いに共感しあっている。

    そういう本質的には個々バラバラで、ニュアンスでのみ、曖昧な表現/非表現でしか繋がりを持つことのできない個人とその影を、真っ白な空白や薄いトーンと入道雲で

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    2014年05月31日
  • 僕は問題ありません

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    「はねる」が心に染みました。一番すきです。
    1つ1つ重いテーマでも、心情が、きらきらこぼれそうな瞳や、日常的な台詞で表現されていてすごく素敵な作品でした。
    また宮崎夏次系さん、読みたいです。

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    2014年04月13日
  • 僕は問題ありません

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    ネタバレ

    一人がさみしいときに読むと響いてくる。けして強い主人公達ではないけれど、読んだ後にちょっとだけ勇気をくれるような気がする。
    個人的に朝のバス停とはねるが好き

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    2014年03月10日
  • 変身のニュース

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    よかったです!!なんかとてもシュール…なのに面白いし、泣きそうになったりもする!ダンくんの心配は本当になぜか泣きそうでした、
    あとは成人ボム夏の日の、「僕の味気ない人生が三分間に短縮されとてもかがえなく凝縮していく」が心に響きました、1番そこがすきです。

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    2014年02月10日