宮崎夏次系はこれまでもちょっとヒリヒリする物語のなかにクスッと弛緩させてくれるギャグを秀逸に描いてきたけれど、そのギャグ100%で描かれた感じ。くどさはあるけどこれも好き!
聖書ギャグといえば「聖☆おにいさん」を思い浮かべるけど、あちらはあくまで現実世界にちょっと非常識を持ち込みながらも奇妙なバランス感覚で「生活」を描くものだった。こっちは完全なファンタジーで異空間。いかんなく夏次系のポエミックワールドが炸裂しています。
巻末の書き下ろし短篇があるのも嬉しい。やっぱ夏次系はこういう短篇がむちゃくちゃいい。