夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない
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夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

792円 (税込)
396円 (税込) 12月31日まで

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好きなものは世の中にいっこでいい。大切なものに代えがあるのは、さみしいから。…第一話「明日も触らないね」よりこれまでにないマンガ表現を模索する絵柄や描写で、評論家や目利きの書店員から2010年代を牽引する逸材として注目を集める宮崎夏次系の最新作。今作では、人間のあらゆる種類の「さみしさ」を描いた短編九本が収録されている。

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夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    相変わらず巻数を経ても衰えないセンス。

    心の先を針の先で決してグサリとはいかずにちくちくと弄ばれる様な、そんな短編集。

    どの話も基本的に家庭に焦点が当たっている


    家庭ってやつは小さな社会の箱庭で、大抵決まったルーチンワークを淡々とこなして家族がそれぞれバランスを保っていたりする。

    根底には

    1
    2014年07月28日

    Posted by ブクログ

    銀河王ポチョムキン!全作いいが、さすがに表題の第2話はすごい。傑作集にはいってたのもやはりすごい。あれも。これも。

    0
    2023年05月01日

    購入済み

    宮崎夏次系さんの作品を読むと心がぎゅっとするような、それは空しくもあって、でも心地よくもあるんです。
    なんでしょうね。女性でいうハーレクイン、男性でいうハードボイルド小説を見ている感覚ですよね。
    でもこの気持ちは、単純なことではなく、いろんな気持ちが入り混じるんです。それがいいんですね。

    0
    2020年05月03日

    Posted by ブクログ

    市川春子の短編より分かりやすくて肌に合う
    「そういえば昔BSで流していた映画で アル中の男が酒瓶を隠すために アパートの外にロープで吊るしていたシーンがロマンチックだったなと思い出します」
    《あの子は 弱い者無しにこの家が成り立たない事 知ってるんだ》
    《僕は 好きなものはいっこでいいんだ 明日も会

    0
    2019年09月19日

    Posted by ブクログ

    好きなものは
    世の中にいっこでいい
    失くしたらおしまい
    そんな感じの

    明日も会いたいと思える
    そんな感じの


    「コロッケ、チンするとべちゃっとする
     あれ、ずっと嫌だったんだ」


    「嫌だったの、ずっと
     みんな大丈夫になっていくのが」


    「かつての彼女は、公園に落とし穴をつくったり、
     店頭

    0
    2018年09月01日

    Posted by ブクログ

    [混乱した覚醒状態で]夜な夜な幻想的に屋根の上にたたずむ少年との邂逅を描いた表題作や,醜い母親の存在を知った少年への救いを描いた「明日も触らないね」など,全9作の短編を収録した漫画作品。著者は,『変身のニュース』などで高い評価を得ている宮崎夏次系。

    漫画を多く手に取るわけではないのですが、映画や小

    0
    2017年07月24日

    Posted by ブクログ

    「嫌だったの ずっと
    ばーちゃんが死んでも
    キヨサダが死んでも
    みんな 大丈夫になってくのが

    ずっと それが ずっと
    嫌だったから
    僕 ずっと

    うまく 言えない」
    (リビングで)


    この漫画だいすきだ。

    0
    2016年04月02日

    Posted by ブクログ

    センス溢れる短編集 人間のリアルな痛みが描かれてて、読む時期を誤ったらダバダバ泣きそうな 「毎日」がおきににいり

    0
    2015年03月06日

    Posted by ブクログ

    大好き夏次系さん。やっぱりよかった。
    表題のと『リビングで』がお気に入り…。

    みんなと同じことができないといないことにされるから、やっぱりみんなと同じことするしかなくて、そんな世界で生きているおかあさん、おとうさん、わたし、みんなが、可笑しくて笑ったり、悲しかったり、わりとどうでもよかったり、わり

    0
    2014年11月12日

    Posted by ブクログ

    母親の顔が星型だったり、父親が犬になったり、校長が盆踊りしながら悶え死んだり。こんな奇天烈な経験はもちろんないのだけど。
    この痛み、苛立ちには既視感がある。
    このシュールさに何故か見憶えがある。
    例えば満員電車の中のケンカ。
    ぎゅうぎゅうに人が押し込まれている車内に揉めている人の声だけが不穏に響く。

    0
    2014年07月16日

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