夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない
  • 完結

夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない

少年・青年マンガ
792円 (税込)

3pt

好きなものは世の中にいっこでいい。大切なものに代えがあるのは、さみしいから。…第一話「明日も触らないね」よりこれまでにないマンガ表現を模索する絵柄や描写で、評論家や目利きの書店員から2010年代を牽引する逸材として注目を集める宮崎夏次系の最新作。今作では、人間のあらゆる種類の「さみしさ」を描いた短編九本が収録されている。

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  • カテゴリ
    :
    少年・青年マンガ
  • ジャンル
    :
    青年マンガ
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    モーニング
  • タイトル
    :
    夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない
  • タイトルID
    :
    60009065
  • 電子版発売日
    :
    2018年04月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    60MB

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夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    相変わらず巻数を経ても衰えないセンス。

    心の先を針の先で決してグサリとはいかずにちくちくと弄ばれる様な、そんな短編集。

    どの話も基本的に家庭に焦点が当たっている


    家庭ってやつは小さな社会の箱庭で、大抵決まったルーチンワークを淡々とこなして家族がそれぞれバランスを保っていたりする。

    根底には勿論相手に対する思いやりだとかストレスなく暮らすためだっていう想いがある筈だけれど、それも長年の暮らしの中で風化して、いつしか本質が見えなくなり、そのバランスを保つ事だけに注力する様になってたりするもんだ

    そこには諦観や、希望や、不満が内在していたりするけれど、結局どうしようもない現実があるだけで、結局連綿とその活動を続けていくばかりだけど

    そんな風にして幾重にも重なった想いは、ちょっとしたアクションで簡単に決壊したりする

    「今まで話すべき話を私達はしてこなかった」

    後に分かるのはそんな当然過ぎるくらい当然の感想で、なんだか少し以前とは違った空気を感じるけれど、結局また同じ様な毎日を繰り返していたりする

    家庭ってやつは実に面倒で厄介で呆れる程下らなくて、でも自分にとっては世界の一部で、決して手放す事の出来ないもの。

    そこに溢れる諦観と希望の混在した一見整然としていてその実ぐちゃぐちゃに感情が混ざり合った実におかしな環境の中で、私たちが出来るのは結局そこで生き続ける事だけだ

    全然関係無いけどこの人の作品はなんでどれも秋の匂いがするんだろう
    医者のシャツの柄がえらい可愛い

    1
    2014年07月28日

    Posted by ブクログ

    銀河王ポチョムキン!全作いいが、さすがに表題の第2話はすごい。傑作集にはいってたのもやはりすごい。あれも。これも。

    0
    2023年05月01日

    購入済み

    宮崎夏次系さんの作品を読むと心がぎゅっとするような、それは空しくもあって、でも心地よくもあるんです。
    なんでしょうね。女性でいうハーレクイン、男性でいうハードボイルド小説を見ている感覚ですよね。
    でもこの気持ちは、単純なことではなく、いろんな気持ちが入り混じるんです。それがいいんですね。

    いつまでもこんな気持ちでいたい。この人の考えている事に深く入り込みたいです。

    私は「毎日」が一番好きですね。色んな解釈もあって、私を色んな気持ちにさせてくれます。

    0
    2020年05月03日

    Posted by ブクログ

    市川春子の短編より分かりやすくて肌に合う
    「そういえば昔BSで流していた映画で アル中の男が酒瓶を隠すために アパートの外にロープで吊るしていたシーンがロマンチックだったなと思い出します」
    《あの子は 弱い者無しにこの家が成り立たない事 知ってるんだ》
    《僕は 好きなものはいっこでいいんだ 明日も会いたいと思える そんな感じの》
    《隣人よ 耐えろ 私達は 生まれる場所を選べない……》
    《僕は おとーさんが変になって良かった 嫌だったの ずっと ばーちゃんが死んでもキヨサダが死んでも みんな大丈夫になってくのが》
    《祈ったらめっちゃ腹減りません?メニュー貰ってきますわ》
    《昔から 触れてはいけないものばかり好きになる 気づかなければ 幸せになれるものばかり 私は》
    《自分の弱さを 呪う 彼女が嘘をあきらめてからやっと》

    寂しさ、暴力性

    0
    2019年09月19日

    Posted by ブクログ

    好きなものは
    世の中にいっこでいい
    失くしたらおしまい
    そんな感じの

    明日も会いたいと思える
    そんな感じの


    「コロッケ、チンするとべちゃっとする
     あれ、ずっと嫌だったんだ」


    「嫌だったの、ずっと
     みんな大丈夫になっていくのが」


    「かつての彼女は、公園に落とし穴をつくったり、
     店頭のせんべいを割って歩いたり、暗く反社会的な人間でした」


    「些細なことに一喜一憂する、おめでた野郎だ」


    「なぜか彼女をふと殴りたくなる」


    「」

    0
    2018年09月01日

    Posted by ブクログ

    [混乱した覚醒状態で]夜な夜な幻想的に屋根の上にたたずむ少年との邂逅を描いた表題作や,醜い母親の存在を知った少年への救いを描いた「明日も触らないね」など,全9作の短編を収録した漫画作品。著者は,『変身のニュース』などで高い評価を得ている宮崎夏次系。

    漫画を多く手に取るわけではないのですが、映画や小説といった他の媒体では絶対に味わえないであろう感覚を堪能できる作品。現実と仮想の線引きが極めてぼやけた絶妙なバランスにより、読後も不思議な余韻に浸ることのできる一冊でした。

    やっぱり宮崎氏の作品は読んで間違いなし☆5つ

    0
    2017年07月24日

    Posted by ブクログ

    「嫌だったの ずっと
    ばーちゃんが死んでも
    キヨサダが死んでも
    みんな 大丈夫になってくのが

    ずっと それが ずっと
    嫌だったから
    僕 ずっと

    うまく 言えない」
    (リビングで)


    この漫画だいすきだ。

    0
    2016年04月02日

    Posted by ブクログ

    センス溢れる短編集 人間のリアルな痛みが描かれてて、読む時期を誤ったらダバダバ泣きそうな 「毎日」がおきににいり

    0
    2015年03月06日

    Posted by ブクログ

    大好き夏次系さん。やっぱりよかった。
    表題のと『リビングで』がお気に入り…。

    みんなと同じことができないといないことにされるから、やっぱりみんなと同じことするしかなくて、そんな世界で生きているおかあさん、おとうさん、わたし、みんなが、可笑しくて笑ったり、悲しかったり、わりとどうでもよかったり、わりと重要だったり、うまく言えないけど、夏次系さんの漫画を読むと、そうそう、そうなんだよね、と思う。

    0
    2014年11月12日

    Posted by ブクログ

    母親の顔が星型だったり、父親が犬になったり、校長が盆踊りしながら悶え死んだり。こんな奇天烈な経験はもちろんないのだけど。
    この痛み、苛立ちには既視感がある。
    このシュールさに何故か見憶えがある。
    例えば満員電車の中のケンカ。
    ぎゅうぎゅうに人が押し込まれている車内に揉めている人の声だけが不穏に響く。
    例えばある朝突然に空席になった会社のデスク。理由は知らない。誰も関心を持たない。そして淡々と日々の業務は続く。
    時々見かける女子高生の脚は大腿骨の形がわかりそうなぐらい細い。
    救われて欲しいと無闇に祈ったりします。

    0
    2014年07月16日

夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    少年・青年マンガ
  • ジャンル
    :
    青年マンガ
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    モーニング
  • タイトル
    :
    夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない
  • タイトルID
    :
    60009065
  • 電子版発売日
    :
    2018年04月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    60MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
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