あざの耕平のレビュー一覧
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傲岸不遜で唯我独尊の自信家、新進気鋭の音楽家にして神曲楽士のダン・サリエルと愉快な仲間たちの話。
パレットの絵は山本ヤマトさんでしたがシリーズ化に伴い絵師がカズアキさんに変更。どっちも大好きなのでうれしいです!サリエルは線が細くなりなおいっそう嫌味なインテリぽく、モモはさらに丸く可愛く、コジはさらに猫らしく(?)なりました。
なんといってもサリエルのキャラがいい。
若き天才を自称する不遜なインテリだけど実は……音楽にかける情熱は人一倍、「音楽は大衆の為にあるべき」との信念のもと軽快で楽しい演奏を続けるも、自分の音楽は一過性の流行に過ぎず、芸術の高みには届かないというコンプレックスに葛藤する姿 -
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待望のダン・サリエルシリーズ第三弾。
今回は未曾有の大スランプに陥ったサリエルの苦悩と葛藤(という名の悪あがき)、アーティストなら避けて通れぬファンとの距離感を綴ったお話、アマディアの成長が窺えるお話の三編が収録されてます。どれも面白かった!
今巻はサリエルのデレ全開。傲岸不遜唯我独尊、俺様音楽家サリエルでも不調に苦しむ事がある。スランプから抜け出す為にイメチェンを繰り返すも上手く行かずドツボにはまっていく姿がユーモラスに描かれます。あの挿絵は反則だ……!
と、コメディっぽく描かれるのですが、互いを思い合うサリエルとモモの絆にじんわりくる。とことんまで追い詰められもうどうにもならなくなった時、 -
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ネタバレ評価:☆5
黒き血の兄弟と一人の少女が紡ぐ、血と絆の物語、ついに完結!
というわけで本編最終巻ですね。
読者からするとついにという感じですが、修行から戻ってきたジロー・ケインの猛攻が熱すぎる!
そして何が凄いってそこで味方陣営の無双にならず九龍の血統の強敵ぶりが損なわれていないことですね。
最後の最後まで何が起こるか分からずハラハラしながら読めました。
九龍の血統の、兄弟を想って命を散らせていく姿は辛かった・・・本当に仲の良い兄弟なんだよなぁ(ノд;)
ジロー何かは特にそうだけど、敵味方関係なく極限まで追い込まれた状態でも闘う姿には胸を打たれるものがある。
ミミコが戦場に赴くのにもちゃ -
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ネタバレ評価:☆5
「人と吸血鬼は共存することができると思いますか?」
淡々と激務をこなし、元気一杯だった頃の面影がなくなってしまったミミコの姿は、頼もしさ以上に切なさを感じて胸が締め付けられた。
涙を流してでも、自分で喝を入れて踏ん張るのは見てて辛い・・・まだ20にもなってない少女には荷が重いよなぁ。
不死者の宿命から変化ではなく維持を選ぶ各国の吸血鬼達も味方につけるミミコ、この『頑張り』が世界の行方を決めるのだろう。
毎度のことながら敵側の九龍の血統の作戦が周到で緊張感あっていいね。チョロい敵だと萎えるしw
血を吸われても真銀刀で手をぶっ刺し、手を切り落とすように命じる尾根崎会長がカッコよ