月子のレビュー一覧
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購入済み
精神科大切
ヨワイ先生みたいなドクターがたくさんいればいいのにって思いながらこの漫画を読んでたけど、身体疾患と精神疾患を別々にせざるを得ない状況がおかしい。医療者やってると精神疾患を含む患者に関わること多いけど、結局どう対応したらいいかわからないし、一人一人に割ける時間も足りないしわからないから怖い来ないでになる。
依存については毎度思うけど世間の目が厳しすぎる。それが法的に裁かれるべき。罰さられるべきになってるのが悪循環になってるってもう他国でわかってるのに続ける意味はなに?だれも救われない。
本当にこの作品がもっともっと広まってほしい。 -
Posted by ブクログ
ものすごく骨太な架空世界の歴史小説を読んだ気分。
主人公であり女公でもあるリディエが、賢く強いけれど、脆さを持ち合わせているのが非常に魅力的だった。
彼女には作中大勢の求婚者が現れるけど、こんなに有能で聡明で誇り高い、でもどこか少し危うい弱さを抱えた女性だったらそうなるよなぁ〜という納得がある。
支えてあげたいし側で守ってあげたくなる気持ちがすごくわかる。
魅力的なヒロインだけれど、下手に守ってくれる男が現れて恋をして愛を育んで云々、と言う安易なストーリーにならなかったのも素敵。
魅力的かつ能力もある男たちは現れるし、彼女を守ってくれるけれど、安易な形で愛だ恋だとならなかった。愛の形は人 -
Posted by ブクログ
最も大切なのは安全で安心できる環境を整えることです。
自身が自分の言葉で心の奥の苦しみを語れるようになれば、現実を自分を受け入れる覚悟を持てる時が必ず来るはずです。
心を飛ばしたの、そしたら苦しい怖いって感じなくなった。でも、嬉しい楽しいって気持ちも全部一緒になくなっちゃった。それからずっと私は私じゃなくなった。
どんな人になろうと作り上げてきたその日々は絶対に消えたりなんかしない。必死に頑張ってきた時間を信じるよ。
何より信じ続けてあげてください。
どの人格もあなたが前に進むことを選び続けたからこそ生まれた人です。
どんなに苦しくてもあなたは決して生きることを諦めなかった。その強さを知ってい -
Posted by ブクログ
病はいつだって突然で理不尽で不公平だ。
その中で日々決断を下す。
心に湧いた疑問を無視せずにちゃんと立ち止まって考えているじゃないか。やる気がないんじゃない。まだ目標が定まっていないだけだよ。
皆んなが当たり前と思うことを当たり前とせず、自分だけの答えを見つけようとする。
断片的なあいまいな知識じゃダメだ。理解するんだ。人に伝えるために。
1教えるためには10知らなきゃいけないんだな。アウトプットすることで知識がより頭に入る。
誰からだって何からだって、学べるかどうかは自分次第だ。
挑戦するからこそ失敗する。失敗はその理由を分析し、学ぶためのチャンスだ。挫折こそ糧になる。恐れずに失敗しなさい。 -
ネタバレ 購入済み
毎回楽しみ?にして読んでます。
今回は特に!
アンガーマネジメントって、聞きはするけど
実際のプロセスについては知らなかったので、
とっても参考になりました!
いまホントに怒ってる人多いよね…
電車でも歩いてても、ぶつかっても平気どころか、
わざわざか?ってくらい突き飛ばす勢いで向かってきたり
手を出してきたりする人の多いこと…!
なんでそんななの?って、ホント毎回疑問に思ってましたが、
これを読んだら怒りを溜め込んでる人たちの気持ちが少しわかる気が…
いや、ムリ、やっぱわからないわ笑
この話のように快復していく姿は小気味よかったけども、
現実ではね、関わりたくない!笑
でもさー、明日は我 -
匿名
良かった
詳しく症状の事説明してくれて話や絵も不快感あまりなくて好きです。
先生もほんわかに見えるもしっかりしててこんな先生いてくれたらなあと思います。
障害者や精神科の事変に伝える差別的な漫画が多数あり、不快な思いしてきたがこの漫画は丁寧に作られてて良かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新型コロナウイルスと心編
入学したばかりの大学生、コロナきっかけに脅迫性障害を発症した主婦、コロナ病棟で働く精神科看護師等の視点からコロナと心の問題を描く。
今もコロナ禍なのに、もう忘れかけていた社会の混乱、孤独、悩み、苦しみが描かれていた。
コロナになって浮き彫りになった精神科医療の問題や、自殺報道をするメディアの責任も描かれていて、社会的意義の大きい作品だと思った。
以下引用
ある著名人に関しては報道があった翌日から自殺者は急増 特に女性の自殺者は報道前・報道後2週間を比べると約5割増加した
「パパゲーノ効果」
絶望が伝染するように希望も伝染します
精神科の入院患者の新型コ -
Posted by ブクログ
ネタバレ精神障害者雇用の話。
精神障害者雇用の現状、課題、難しさ、向き合い方、全てが網羅されていて希望を感じる良い巻だった。障害者も担当者も、前提となる知識の上に、お互いの理解を積み重ね、向き合っていくしかない。障害者雇用枠を設けない外資系企業、健常者の社員と同じように分け隔てなく働くことが真のダイバーシティだとする企業への戸惑いが描かれていることに救いを見出してしまった。
ハイEE(Expressed Emotion)
批判的な言動を当事者にぶつけたり、過干渉を繰り返したりする。
「家族と同居することが治療の妨げになることがあるんですね」
「これからは8割の力で仕事しましょう」
精神障害者