あらすじ
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版！】発達障害の一種・自閉症スペクトラム障害の診断をくだされた才賀真美。周囲に馴染めず、なぜかいつも同僚を怒らせてしまい、生きづらさを感じ続けていた彼女に必要なこととは？ 「タフだから大丈夫！」20連勤の激務も平然とこなす体力自慢の谷山玄が、ふと感じた不調。無意識のストレスによる“うつ状態”だと言われるが、薬を飲むほど感情の起伏が激しく不安定になっていく。彼の真の病…そして、病の奥に隠された真の姿とは？ 精神科医・弱井が、人々の心の迷宮を優しく解き明かす――!!
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Posted by ブクログ
玄さんの「がんばらない戦い」。
自分も頑張りすぎるところがあるので、共感しました。
登場人物たちが立ち上がっていく姿は、勇気や元気をくれます。
次回3巻も、楽しみです。
匿名
大人の発達障害での、「ごめんなさい」と言うより「ありがとう」って言える職場素敵だなと思いました！
これは発達障害の人だけでなくこんな風に日々暮らせればいいのにな〜
しなやかで優しくて
弱い先生、すてきです。実はすごいエリートなのに小さな医院で診察をしている。しなやかで優しい。こんな人なら相談してみたい。なぜ出世コースから離脱したの？彼の価値基準はどう変わっていったの？たくさんの参考資料や機関の連絡先がある。この漫画が手引き書になってくれたらいいですね。
とっても情に厚い漫画。やがて順調に人生を進めてる人だけどその過程も辛さがあり、見る価値が存分にある。世の大半は精神障害について語りたくないこそよく学んで、それに苦しんでる人を見下さない必要がある。
障害受容
2巻で取り上げられてきる障害も、診断を受けるとまさか自分が？との思いになることが描かれている。だが、医者や周りの人の暖かな受け入れにより、患者自身も受け入れていく。障害受容は医者と患者側の相互の信頼関係が必要なことの気づきが得られた。
双極性障害
この巻では、とくにラーメン屋の玄さんのエピソードが胸に迫りました。双極性障害を患う知り合いがいますが、『ハイ』の時と『ロー』の時の上下差がすごい。
本人も周りも振り回されますね、病気と割り切っていても。弱井先生みたいに、親身になって、家族のように支えてくれる精神科の先生が日本に沢山増えるといいなと思いました。
優しくて温かい
読んでいてとても勉強になります。しかも先生が優しくて、守られているような温かい気持ちになります。心の病は誰しも可能性があって、知っておいた方がいいと思います。おすすめです。
当事者家族です。
絵も綺麗でとても読みやすくわかりやすかったです。解決策については、なかなかそううまくいかないのが困っている現状という当事者家族の感想です。この本によって、双極性障害その他の精神疾患の本当のことが世の中に広まれば良いと思います。
いい作品
私も精神疾患を持っていて、すごく勉強になりました。
1冊目にも書いてあった、精神科が偏見なく通えるようになればいいのになとほんとに思います。
私も偏見あった1人ですが、、笑
この漫画が広まって、すこしでも世の中に知ってくれる人が増えたらいいのにな、、。
Posted by ブクログ
今回は｢発達障害」｢双極性障害」について。
素人でもわかりやすい。
なにより、物語も絵も、優しい。
精神を病んだ経験のある、なし、に関わらず、知識として得ておけば、大切な誰かを救える手だてにもなるだろう。
大人の発達障害と、双極障害がテーマでありましたが、どちらも、患者本人の苦しみと、周りの人達の苦労がリアルに描かれていました。
病気であることは他と変わらないのに、精神病というと、何故か偏見に晒されてしまい、当事者もまた、病気を受け入れ認めるところから、治療が漸く始まるのだと、ひしひしと考えさせられます。社会が患者を追い込んでいく酷さの中、常に寄り添ってくれるヨワイ先生。。病気のことも分かりやすいうえに、とても温かい気持ちになるのでお薦めです。
道徳の本にしたい。
軽い気持ちで精神科に行けるような社会になって欲しい。
自殺は連鎖というか、身近にあると引っ張られるから本当に無くなって欲しい。
こういう本が道徳とかで紹介されればもっと有意義なのに。
本格的な内容。病気の人が苦しんでいる様子がリアルに描かれていて、読んでいて苦しくなります。こういう治療や助けが得られない人も多いのだろうなと考えてまた苦しくなります。
知らなかった自分と出会えるかも
精神的な病について、状況も心理も分かりやすく書かれています。説明が多いですが、物語なので頭に入りやすく、読みやすいです。
シリーズ作品レビュー
