あらすじ
自分がどういう人間なのか確信が持てない不安から、常に虚しさと焦燥感を抱え、他人や自身を傷つけてしまうパーソナリティー障害。その診断を受けた小山内風花は、弱井の冷静な対応に苛立ち別のクリニックに通い始める。新しい医師の対応はまさしく彼女の求めていたもののように思えたが? 精神医療最大のタブーにも迫る!! 休日のクリニックの面々を描く番外編や新章・アルコール依存症編も収録!!
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Posted by ブクログ
またしても泣いた。心揺さぶられた。
人ってこうやって何歳からでも大人になれる。
心の成長を経験できる。
今生きづらくて苦しんでいる人にも読んでほしいな、って思う作品。
Posted by ブクログ
ヨワイ先生の落ち着いた話し方のおかげで、心の病気の説明も、スッと頭に入ってきます。
この漫画を読んで、初めて知れた症状もありました。
素人ながら、精神疾患について理解を深めていきたいと思いました。
次回6巻も楽しみです。
いろんな人に読んで欲しい
人それぞれ、悩んでることは違いますね。
病気のことだけでなく、それをとりまく社会関係も描かれており、ハッとさせられることも多いです。
ヨワイ先生のところにきた患者さんは、手探りながら病気と向き合い、最終的には笑顔の結末となる方が多いので、安心して読めます。
こんな先生がほんとにいたらいいのになあ。
精神の病気って、よく考えてみると、こんな面持ってる!とか、すごく身近なものなのではないでしょうか。この漫画を読むと、そう思えます。
癌とかなら同情されるのに、自殺まで追い詰められる程でも心の病は、偏見や差別にさらされることも多々。 認めたくないのは分かるけど、自分を知らなくては、病が進行していく。
関係ないと思わずに、アルコール依存症の話など、知識として入れておくといいな、と思いました。
ネクタイが気になる
パーソナリティ障害がめっちゃ当てはまりすぎて昔手放さなきゃいけなかったもの、無意識に考えない様にしてたものあの時自分は孤独になったと感じた時思い出すと泣けすぎてヤバイ。
でも、そんな時に目に付くのがヨワイ先生のネクタイw
あと、精神科が恋愛対象として見る人はダメですってのは本当にわかる。共依存しまくりだし、個としてなりたたなくなる。
Posted by ブクログ
パーソナリティー障害とアルコール依存症。
「いくつになっても何度でも人間は成長することができる」
「行動は常に感情とつながっている」
「人は自分の足で立てていない時ほど誰かを助けようとします」
アルコール依存症=否認の病
Posted by ブクログ
人はいくつからでも心を育て直すことができる。そのために必要なのはたった1人でもいい。信じられる大人がそばにいることです。
小さい子どもにとって親は「絶対的存在」ですが、本来は子どもと変わらない「ひとりの人間」です。
子どもが親の理不尽な行動に怒りを感じるのはとても健康的な必要な成長過程です。ただ、憎しみや恨みは痛みを軽くはしてくれません。
Posted by ブクログ
境界性人格障害のきちんとした治療について医療ドラマにした例はけっこう珍しいのではないか。病態からしてドラマの題材になりやすい疾患だが、「文学的」に消費されてしまうことが多く、きちんと治療する経過が描かれることはあまりないようだ。