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Posted by ブクログ
ドラマを観たのがきっかけ。「あ!原作あったんだ!」となり手に取った(気づくのが遅い)
自分も精神疾患持ち、中学生でパニック障害(今はコントロールできてる)に、今は気分変調症、PTSDもあり、仕事の多忙さで「バンっ!」と停電するように強い抑うつ状態になり休職中、作品の中にある「理解されない辛さ」はものすごく共感あるし、怪我や風邪みたいに右肩上がりに症状が治まらない。波がある、復職後の再発率が高いのも知ってる。
弱井先生の「うつは元の自分にもどれない。新しい自分を見つけなければならない。」すごく重く響いたし、でも少しホッとしたような気分もしている。自分にも少し光が見えたような感じがした。
精神疾患は「脳の病気」決して「たるんでる」わけでも「怠けてる」わけでも「甘い」わけでも「弱い」わけでもない。日本ではまだ精神科に通うことに偏見というか敷居が高い(?)みたいなことがある。お腹痛いときに内科に行くみたいな気軽さが広がってほしい。精神疾患持ちを腫れ物扱いするような考え方が変わってほしい。
1巻は自分のなってる疾患があったせいかすごく強く思う1冊だった。
精神科のヨワイ先生が、患者に向き合って治療していくストーリー、といえば単純ですが。こんなにタメになる情報がたくさん入っている作品もなかなかなく、色々と学べました。私も心療内科に行ったことがありますが、行ってなお、何一つ分かってなかったことにびっくり…。こういう知識って本当自分を守るためになるなって思うし、だからこそこういう漫画はもっと評価されて広まってほしい。
優しい先生
こんな精神科医院あるんですか。私も心を病みましたらかかりたいかな、と思いました。難点は社会復帰が簡単ではないことが多く、慎まし目の職業や、社会的役割に落ち着く、やはりshrinkですか、という感じが多めの点ですかね。これが社会的に良いと言われる印象なのですね、と勉強になります。
医龍のドラマほど悲しくはないですけど、患者側の夢をもう少しだけ見させてくださるとさらに満点の方も多いようですね。
スタッフの方が温かく可愛らしいくて、漫画を読んでいくうちに勝手に心が癒されると思います。お値段以上の価値がありますよね。
Posted by ブクログ
NHKで中村倫也さん主演でドラマ化されたのを観てとてもよかったので原作も読んでみたくなった。
精神科の病気の特徴や対処法がわかりやすく丁寧に描かれていてとても読みやすい。
1巻では、「パニック障害」「微笑みうつ」「大人の発達障害」について取り上げられている。
アメリカでは、精神科医のことをshrinkと呼んでいること。妄想で大きくなった患者の脳を小さく(shrink)してくれる仕事だから。心療内科はストレスなどで身体に不調(胃炎、下痢など)がある方を診る専門の病院で、精神科は心の症状を診るための病院であること。精神科には精神医療を専門に学んだ医師しかいないが、心療内科にはさまざまな診療科出身の医師がいるので一部の心療内科に精神疾患に詳しくない医師がいること。そして心の病を治せるのは精神科医だけあること。産業医の立場など初めて知ることが多く興味深く読むことができた。
心に残った言葉
・「昔から日本人にとって精神科は『特別なところ』ですからね」
・「自分とは関係ない」「そんなところに行くのは恥ずかしい」「たるんでるから精神が病む」......
そう思う気持ちが足を遠ざけさせて、悩んでも苦しんでも我慢する」
・「そして1人で死んでいくー」
・「日本は隠れ精神病大国です」
・「自律神経は、気持ちを奮い立たせて血圧を上げ『戦闘モード』にする交感神経と、精神を安定させリラックスモードにする副交感神経の2つによって保たれています」
「2つのうちどちらかが優位になればもう一方の働きは必ず弱くなる仕組みです」
「過労や徹夜、ストレスなどによってこの交感神経が過剰に働き、激しい動悸や頻脈、息苦しさといった症状を起こす病気、それがパニック障害です」
・「パニック障害は心が弱いからなる病気ではありませんよ。脳の誤作動です」
「心身が疲れすぎたという危険信号を受け取った脳が暴走しているだけです」
「『もう十分頑張ったから休んでね』って脳が北野さんに教えてくれているんです」
・「脳や心が疲れた時には、症状は必ず先に身体に出るんです」
「特に不眠と食欲不振」
・「抑うつ状態にもいろんなタイプがあるんです。自分の心が疲れていることを無視して、笑顔をつくって武装して他人とのあつれきを避けようとする......『微笑みうつ』と呼ばれる人たちもいます」
「表面では笑っているけれど、体の中では確実に苦しみが蓄積されていく......」
・「藤木さん、ここからは baby step でいきましょう」
「いきなり仕事に戻ったりするのではなく、小さな活動をひとつずつこなしていく方法です」
「朝まで眠れたら花マル、歯磨きしたら花マル
マルを貼るたび自分をほめてあげてください」
「『そんなこと』の積み重ねを自分の目で確認していくことが、自信の回復につながるんです」
・「うつになる人は、まじめで責任感が強い人が多い。交わした約束は簡単には破れない」
・「これからは新しい自分を見つけなくてはいけません」
・「『新しい自分』はいつかどこかに置き去りにしてきた本当の自分のことだったのかー」
・「発達障害は大人になってから突然発症するようなものではありません」
「発達の特性というのは持って生まれたものなので、遅くとも小学校までには周りが何らかの特徴に気づくはずなんです」
「当時のデータに何も残っていないということは、発達障害とは言えない可能性が高いですね」
・「人間の多くはさまざまな発達の特性を持って生まれてきます。特性の種類によって、他人との関わりを持つことが苦手だったり、掃除が苦手だったり、勉強が苦手だったりしますが、その程度は人によって違います」
「特性を持ちながら問題なく生活している人もいます。一方、大きな生きづらさを感じ、社会生活を送る上で特性が障害になっている人は『発達障害』と診断されます」
「発達の特性は生まれ持ってのものでその後なくなることはありません。治療する・できるという『病』ではなく、一緒に生きていく『個性』なんです」
「発達障害と診断されたら、何よりも大切なのは二次障害と呼ばれる精神症状や身体症状を予防することです。発達障害の人がストレスを放置することで、うつ病や適応障害など精神疾患を発症することがよくあるんです」
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